【役員インタビュー】ZEINと新興系コンサルティングファームの違いとは?

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この記事で分かること

・ZEINが考える「コンサルタントの仕事」
・プロジェクトの進め方
・今後の成長について
・ファーム選定に悩んでいる転職者へのメッセージ

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インタビューイー紹介

写真中央:志賀野 寛彦(しがの ともひこ)
ZEIN株式会社代表取締役CEO。1978年生まれ。 
新卒でアクセンチュアに入社後、フリーコンサルタント、独立系ITコンサルティング会社、EYアドバイザリー(現:EYストラテジー・アンド・コンサルティング/以下 EYSC)を経て、ZEINを設立。趣味はゴルフ、キャンプ、筋トレ、草野球。 

写真左:長田 瞬(おさだ しゅん)
ZEIN株式会社 取締役 マネージングディレクター。1981年生まれ。
新卒でアクセンチュアに入社後、ITベンチャー起業、不動産投資ファンド、EYSC、独立系ITコンサルティング会社を経て、ZEIN創業期より経営に参画。

写真右:川端 泰祐(かわばた たいすけ)
ZEIN株式会社 取締役 マネージングディレクター。1980年生まれ。
新卒で大手IT企業に入社後、ITベンチャー執行役員、EYSC、Protiviti、 独立系ITコンサルティング会社を経て、ZEIN創業期より経営に参画。 趣味はキャンプ、筋トレ、子ども・愛犬と遊ぶこと。 

役員が担当している領域や業務内容

志賀野:
私の役割は、組織づくりや社員育成を中心としたマネジメント領域が主であり、現場に出ることは少ないです。一方で、長田と川端は、各ユニット/セクションをコントロールしながら、プロジェクト推進を後方から支援する立場として、コンサルティングビジネス全体の推進を担っています。 
また、長田は人事領域のサポート、川端はコーポレートブランディング、情報管理事務局のリーダーとして、組織運営を横断的に支えています。 

ZEINの理念やカルチャー

志賀野:
「全員(ZEIN)で成し遂げ、全員で分かち合い、全員が幸せになれる会社を目指す」という会社創業時からの理念を、現在も変わらず大切にしています。この理念のもと、顧客志向をすべてのサービス・活動の根幹に据え、個人だけではなく、チーム全体で価値を生み出すという姿勢が、ZEINのカルチャーとして根付いています。 

ZEINが考える「コンサルタントの仕事」

ZEINでは、コンサルタントの役割をどう定義していますか?

川端:
ZEINのブランドメッセージである「Focus on Success」という言葉に、私たちの考え方が表れていると思います。この言葉にはクライアントの成功を実現するために課題を解き、ビジネス変革を起こし、その先の未来にまで責任を持つ、という想いが込められています。 
クライアントが認識している顕在的な課題だけではなく、複雑に絡み合った潜在的な課題まで紐解き、本当に解決すべき課題を見定めること。そして、実行・定着まで含めて責任を持ち、最後まで伴走することが、ZEINにおけるコンサルタントの役割だと考えています。 

何を持って「成果を出した」としていますか?

志賀野:
ZEINは、クライアントと密にコミュニケーションを取りながら意見交換やヒアリングを通じて課題を深く理解し、クライアントにとって本当に必要な価値を提供することを大切にしています。単に言われたことを実行するのではなく、課題の本質を捉えた上であるべき姿を描き、実現まで責任を持つこと。それがZEINの強みだと考えています。 

川端:
そのため、私たちはシステムを導入すること自体を成果とは捉えていません。重要なのは、クライアントの業務や意思決定、現場の動きが本当に変わったかどうかです。戦略を立てることやシステムを導入するだけでなく、クライアントと共に描いた戦略に基づいて現場が動き出して初めて、「成果を出した」と言えるのだと思います。 

他の新興系コンサルティングファームと比べ、ZEINの強みは何ですか?

長田:
新興系コンサルティングファームとZEINでは、ビジネスの考え方そのものに違いがあります。 

新興系コンサルティングファームが主な課題として捉えているのは、「IT人材の不足」です。 
DXが加速度的に進む中で、ITに関する専門性を持つ人材や、プロジェクトを推進できるコンサルタント人材が不足している企業は数多く存在しています。そうした企業に対して、プロフェッショナル人材を提供することが、新興系コンサルティングファームのビジネスモデルです。 

一方でZEINが主な課題として捉えているのは、企業が抱える「経営課題や業務課題」です。 
ZEINは、それらの課題に対してコンサルティングを行い、企業ごとに最適なソリューションを提供しています。支援領域も、業務改革やテクノロジー導入、データ活用、セキュリティ対策など、多岐にわたります。また、単に提案を行うだけではなく、実行・定着まで含めてクライアントの成功に責任を持ち、最後まで伴走することがZEINのビジネスモデルです。 

また、会社としての成長の考え方にも違いがあります。 

新興系コンサルティングファームが、コンサルタントを多く採用することで提供可能なリソースを拡大していくのに対し、ZEINは、提供できるソリューションの幅そのものを広げています
具体的には、ソフトウェア企業とのアライアンスや、自社での新たなソリューション企画を通じて、最新テクノロジーを積極的に取り入れながら、多様な経営課題に対応できる体制を構築しています。 
だからこそZEINは、業務改革、IT戦略・構想、データ活用、AI活用、セキュリティ、運用統制など、幅広いソリューションを提供できることを強みとしています。 

ZEINだからこそ提供できるクライアントへの付加価値は何ですか?

志賀野:
大きく2つあると考えています。
1つ目は、企業が抱える業務課題やシステム課題、経営課題に対して、戦略や企画構想といった上流工程から、ITを活用した実現・定着まで、一気通貫で支援できる点です。 
2つ目は、クライアントが抱える課題に対して、様々なチームが協力して多様なアプローチやソリューションの提供ができる点です。会社が一体となってクライアントに臨むというスタンスは、横の連携が強いZEINならではの強みだと思います。

川端:
ZEINでは、ビジネスとテクノロジーの両面を理解した人材育成を重視しています。実際にZEINでは、コンサルタントとしての視点と、エンジニアとしての技術力を併せ持つ“スキルミックス”の人材育成を行っており、ビジネスと現場実装の両方を理解したうえでクライアント支援ができる点も、大きな特徴だと考えています。 

長田:
分業制が主流である大手企業とは異なり、ZEINでは戦略立案などの上流工程から、システム導入・運用といった下流工程までを一気通貫で担当できる点が特徴です。そのため、各工程間で認識のズレが生じにくく、クライアントに対してより質の高い、一貫性のある提案や支援を実現することができます。

プロジェクトの進め方

プロジェクトを立ち上げるときに重視していることは何ですか?

志賀野:
アサインの際はケイパビリティを重視して、そのプロジェクトに必要なソリューションの知見や経験を持ったメンバーを選びます。一方で、単にスキルだけを見るのではなく、アサインされる側のモチベーションや適性、希望するキャリアパスも考慮しています。 そうした両面を踏まえて体制を組むことで、プロジェクト全体の成果につながるように工夫しています。 

川端:
プロジェクトを進めるうえでは、クライアントが本当に実現したいビジネスゴールを、参画メンバー全員が正しく認識することが重要だと考えています。クライアントから提示される要望は、あくまで表面的な課題であるケースも少なくありません。そのため、「なぜこのプロジェクトが立ち上がったのか」「誰が困っているのか」「本当は何を実現したいのか」といった背景まで踏み込み、裏側にある真の課題を理解することが重要です。 

役員はプロジェクトにどの程度関与しますか?

志賀野:
私たちは基本的に後方支援に徹し、社員一人ひとりに大きな裁量を与えています。コンサルタントの醍醐味は、前線でクライアントの信頼を勝ち得て、自らの力で成果を生み出していくことだと考えています。仕事を任されて、プロジェクトの責任を負っているという立場があるからこそ、クライアントからも一人前のコンサルタントとして信頼されるのだと思います。
裁量権を与えることはチャレンジでもありますが、社員にコンサルタントとしての醍醐味を経験してもらい、リスク管理の感覚を身につけてもらうことは、成長のために非常に重要だと考えています。 

川端:
プロジェクトの進め方や提案方針については、役員が直接現場に細かく指示を出すのではなく、まずマネージャーに方針を共有し、その後の推進はマネージャーを中心に担ってもらっています。そのうえで、現場の状況や課題について共有を受け、必要に応じてフィードバックやサポートを行う形で連携しています。 

長田:
営業同行や、提案書レビューなどには役員も関与しています。実際のプロジェクト推進については現場メンバーに任せていますが、トラブル対応や重要な役員会議への参加など、必要な場面で役員が前面に立つ体制を取っています。日々の業務では、社員一人ひとりが裁量を持って主体的にクライアントと向き合える環境を大切にしています。

新興系コンサルティングファームと比べ、プロジェクトの進め方に違いはありますか?

長田:
新興系コンサルティングファームでは営業チームとデリバリーチームで分かれており、営業側がプロジェクト全体のオーナーシップを持っているケースも多くあります。その場合、実際に現場でデリバリーを行うコンサルタントと、クライアントとの関係性や意思決定に距離が生まれてしまうこともあります。一方でZEINでは、営業からデリバリーまでを同じコンサルタントが全て一貫して担っています。そのため、クライアントの課題や期待値を深く理解したうえで、提案から実行まで責任を持ってプロジェクトを推進できる点が大きな特徴です。 

川端:
ZEINは単なるリソース提供ではなく、ソリューション提供を重視しています。だからこそ、クライアントの成功を実現するために、チームや自身の役割を越えて行動することもあります。与えられた仕事をただこなすのではなく、チーム全員でアウトプットにコミットしながら、クライアントにとって本当に必要な価値を追求している点も、ZEINらしい特徴だと思います。 

今後の成長について

今後3~5年で会社としてどのポジションを目指していますか?

志賀野:
今後は、総合系コンサルティングファームとして事業・組織の両面を拡大しながら、大手コンサルティングファームに次ぐポジションを築いていきたいと考えています。国内ブティックファームとしてしっかり認知される立ち位置を目指しています。

新興系コンサルティングファームが増える中、どう差別化を維持していきますか?

長田:
ZEINでは、ソリューションの幅を拡充していくことで差別化を図っていきたいと考えています。 
具体的には、ソフトウェアという武器を増やしていくことに加え、自社で企画する新規サービスや、対応できるインダストリー領域も広げていきたいと思っています。クライアントの課題に対して最適なソリューションを提供できる体制を強化していくことが、ZEINらしい差別化につながると考えています。 

どんな人材に入社してほしいと考えていますか?

志賀野:
大きく3つあります。
1つ目は、「Focus on Success」を体現してくれる人です。クライアントの潜在的な課題を理解し、自分が持つ力を最大限に発揮しながら、クライアントの真の成長のために最後までやり抜くことができる人に入社してほしいと思います。
2つ目は、チームで取り組むことや、全員で成し遂げるといったZEINのカルチャーに共感してくれる人です。ZEINは、人材派遣型ではなく、クライアントへ「サービス価値」を提供する組織を目指しています。そのため、必要なリソースやケイパビリティを社内で育てていくことに共感できる人と、一緒に働きたいと考えています。
3つ目は、ZEINの成長を一緒に推進してくれる人です。今後、会社として新たなサービスを企画していくことや、ソリューションをさらに充実させていくこと、そしてユニットやセクションをリードする立場に挑戦したいという意欲を持った人を歓迎しています。 

ファーム選定に悩んでいる転職者へのメッセージ

志賀野:
これまで自身が培ってきた経験やスキルを、スピード感を持って柔軟に発揮できる環境がZEINにはあります。特に、大手企業で「もっと裁量を持って挑戦したい」「自分のやりたいことを実現したい」と感じている方にとっては、非常にチャレンジしがいのある環境だと思います。
また、役員との距離が近く、会社づくりにも直接関わることができる点も、ZEINの魅力の1つです。

川端:
ZEINは、今後5年間で社員数・売上ともに3倍規模へ成長することを目標に掲げており、現在まさに成長フェーズにあります。そのため、社員一人ひとりの行動や挑戦が、会社の成長や組織づくりに大きな影響を与える環境です。大手コンサルティングファームと比較しても、個人が会社に与えるインパクトは非常に大きく、そこにZEINならではの面白さがあると感じています。 

長田:
ZEINには、他チームが持つ経験やスキルを組み合わせながら、より多角的にクライアント企業の変革を支援できる環境があります。そのため、コンサルタントとして成長したい方はもちろん、チームで価値を生み出しながら、本気でクライアントに向き合いたい方にぜひ来ていただきたいと思っています。 

<執筆/撮影:星野 光輝/ 伊藤 蒼司>
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