文化系と体育会系。コンサルで活躍しやすいのはどっち?

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この記事で分かること

・学生時代の振り返り
・入社理由
・業務に生きている学生時代の経験

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皆さんはコンサルタントに対してどのような印象をお持ちでしょうか。知的な文化系のイメージや、タフな体育会系のイメージなど、様々な印象をお持ちかもしれません。そこで、文化系と体育会系の異なる経歴を持つ2名の社員に、学生時代を振り返るインタビューを行いました。

インタビュイー紹介

文化系代表 写真左:越智 一樹 (おち いつき)
香川大学経済学部経営システム学科で金融論や経営論を学ぶ。ゼミではマーケティングを専攻。週5〜6日のペースで塾講師をしていた。「目標に向かって努力している人を助けたい」という思いから、授業前に予習をしたり、質問にくる生徒の時間外対応も行っていた。趣味は美容。

体育会系代表 写真右:小林 優佑 (こばやし ゆうすけ)
2014年横浜国立大学工学部建設学科卒業。大学院に進学後、行政書士の資格を取得し、2017年3月に司法書士事務所入社。そこでは、不動産の売買に伴う所有権移転登記や抵当権設定・抹消登記の申請業務、相続人調査や遺産分割協議書の作成、相続登記申請等の業務に従事。書類作成を中心とした定型業務に従事する中で、AIやRPAといった新しい技術に興味を持ち、IT業界へのキャリアチェンジを決意。半年ほどITエンジニアスクールでJava言語によるシステム開発を学び、2018年12月に司法書士の事務所を退職。その後、2019年4月にZEINに入社。

学生生活について

学生時代はどのような生活を送っていましたか?

越智:
塾講師のアルバイトに力を入れて取り組んでいました。進学を希望する高校生にとって、「理解できたことが増える」ことは、「望む未来に近づけてあげられる」ことだと思っていたので、それがモチベーションとなり、週5〜6日のペースで出勤していましたね。アルバイト以外だと、NPO法人の大学支部に2つ所属していて、どちらの組織も恵まれない子どもたちの支援を目的に活動していました。

小林:
大学では体育会のサッカー部に所属しており、週に5〜6回ほど、朝から晩まで練習をしていました。控えのメンバーに回ることが多かったですが、自身の成長・チームへの影響を考えて練習では全く手を抜きませんでした。怪我をしても練習に来て、ボール拾いや声出しなど、自分の役割を全うしていたため、後輩からは慕われていたと思います。

コンサルティング業界の志望理由

コンサルティング業界を志望した理由を教えてください

越智:
2点あります。

1点目は、社会人としての基礎力を養える環境に身を置けると思ったためです。
私が思う社会人の基礎力とは、伝わりやすい資料を素早く作るドキュメンテーション能力や、簡潔で伝わりやすい話ができる能力など、多くの業界で求められる能力です。コンサルタントは、スピーディーかつ高品質なアウトプット(成果)を求められるため、そのような基礎力を求められる場面が比較的多い仕事であり、より多くの経験が積めると考えたためこの業界を選択しました。

2点目は、視野を広げて自分のやりたいことを見つけるためです。
私は就職活動という限られた期間で、社会人としてやりたいことを見つけられませんでした。そして、就職活動をしている中で思ったことは、社会には自分の知らない多様な業種業態がある、ということです。その点、コンサルティング業界には様々な業界出身の方がいるうえ、クライアントの業種も多岐にわたります。そのような環境に身を置いて仕事をしていくと、自分自身の視野が広がり、いつか自分のやりたいことも見つけられるのではないかと考えたことからこの業界を選択しました。

小林:
私は修士2年の頃に1年間休学し、その後、大学院を中退して1社目の会社へ就職しました。そこで2年間の勤務を経て、中途でZEINに入社しました。コンサルティング業界では大きな責任が伴うほか、より高いレベルへの挑戦を続けることで自身を成長させることができると考えたことが、志望したきっかけです。転職をする際に、同い年の人達よりも社会人としての経験が少なかったため、誰よりも速い成長速度で能力を高めなければ自身の価値を上げることができないと考えていました。

ZEINの志望理由

数あるコンサルティング企業の中でも、なぜZEINを選んだのでしょうか?

越智:
2点あります。

1点目は、ZEINの記事を読んだ際に、温かい会社だというイメージを持ったためです。多くのコンサルティング企業と同様に「クライアントへの貢献」にフォーカスすることはもちろんのこと、ZEINでは「全員が一丸になる」という理念があり、メンバーで価値観を分かち合う社風に心惹かれました。また思いやりのある優しい人が多い職場を希望していたため、その点でも魅力的でした。

2点目は、「今後さらに成長する」という可能性を感じたためです。私が応募した時は新卒1期生の募集だったため、企業の文化を作っていくというフェーズに携わり、会社とともに成長していきたいという想いからZEINを選びました。

小林さん:
私が中途入社した当時は社員数が30人ほどで、一人ひとりに与えられる裁量が大きいという点でZEINに関心を持ちました。実際に面談で代表取締役の志賀野さんと話し、「この人についていきたい」と感じたことが決め手となり、入社を決意しました。私の考えを伝えた際に、最後まで話を聞き、否定することなく受け止めていただいたことが非常に嬉しかったです。後に他の社員の方々と話してみても、「この会社なら安心して働ける」と思いました。

現在の業務に関して

現在はどのような業務に携わっていますか?

越智:
現在は4月からZEINに参画した新卒を対象とするIT研修の講師を務めています。
IT研修では、システムの開発・導入を行ういわゆるシステム導入案件の進め方や関連ドキュメントの作成方法、およびJavaというプログラム言語を用いたシステム開発の手法等を教えています。これまで携わってきた案件だと、クライアント企業の既存業務の効率化を実現する新システム開発・導入などに携わることが多かったですね。どの案件でも個人作業をしている時間は多いものの、プロジェクトメンバーが進捗状況の確認や悩みがないか等気軽に声をかけてくれるので、チームとしてプロジェクトに取り組んでいるという実感があります。

小林:
私は製造業のクライアントに対して、Boxの利用拡大支援を行っています。ユーザへのトレーニング、業務改善ワークショップのファシリテートを行うことでBoxへの理解度を向上させ、生産性の向上やリモートワークの促進を図っています。

※Box:世界トップシェアを誇る法人向けクラウドストレージサービス

携わっているプロジェクトはご自身で希望して配属されるのですか?

越智:
携わりたいプロジェクトに配属されるかはタイミング次第としか言えませんが、会社としては個人の希望は叶えようとかなり配慮してもらっている印象はあります。実際に私は上長との面談の際、携わりたい業務について伝えたところ、プロジェクトの調整をかけていただいた経験もあります。

小林:
事前に希望を伝えていれば、優先的に配属される形になると思います。

学生時代の経験が、今どのように生きているか

学生時代での経験は、現在の業務でどのように生かされていると考えていますか?

越智:
伝え方の工夫をするという点で、塾講師のアルバイト経験は生かされていると思います。現在行っている業務では、専門的な分野をクライアントに伝えるために「どのように説明すればわかりやすいか?」「どのような資料を作れば見やすいか?」ということを常に考えて取り組んでいます。

小林:
チーム内での振る舞い方に、サッカー部での経験が生かされていると思います。チームとして成果を残すために、円滑にコミュニケーションを取り、意見を言い合える環境を作ることを意識しています。
また、辛い時でも楽しむ気持ちを忘れないことや、自分自身を鼓舞する方法なども学生時代に学んでいたため、現在に生かされていると思います。

ZEINの魅力

ZEINでは「社員全員が一丸となってクライアントと自社の成長にコミットする」というミッションがありますが、これを体現できているのは何故だと思いますか?

越智:
他人を尊重する社風があることや仕事に対して社員全員が真摯に向き合っていることから一丸になることができていると思います。業務に関して意見を交わしていても、他人の意見を否定せずに寄り添ってくれるため、より良い成果を出すことが可能になっていると感じます。アドバイスをいただいた際に、自分のやり方や考え方に固執せず、素直に受け止めることができる社員が多いこともZEINの魅力だと思います。

小林:
自己中心的な人がいないことが一丸になれる理由だと思います。クライアントの利益を第一、その次にZEINのことを考える人が集まっているのが魅力的です。
また個人の成長が会社の成長につながるという考えを社員が共通して持っているので、常に向上心を持って業務にあたることができるのは素晴らしいと思います。


今回インタビューした2名は、異なるバックグラウンドでありながらZEINの「人」に対して共通の魅力を感じ、それぞれの持ち味を生かして活躍していました。ZEINには、多様なメンバーが活躍できる土壌があります。チームメンバーと切磋琢磨しながら、自身の成長・会社の成長という2つの醍醐味を味わいたい方、エントリーをお待ちしています!

<執筆/撮影:白濵 恭太朗>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。