【24卒座談会】1年間の振り返りと2年目に向けた目標 

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この記事で分かること

・入社1年目の振り返り
・入社して分かったZEINの魅力
・2年目に向けての目標
・学生へのメッセージ

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インタビュイー紹介

Aさん(画面中央右)
2022年3月に公立大学法人高崎経済大学を中退、同年4月に早稲田大学大学院会計研究科に飛び入学。2024年3月に修了後、ZEINに新卒入社。学生時代にカッコつけるために購入したBMWを乗り回しているうちに、BMWの沼にハマってしまった。最近、新型車を手放した上で20年落ちのオンボロBMW(読み:ネオクラシックカー)を購入してしまい、故障に悩まされている。誰かマフラー譲ってください。

Bさん(画面中央左)
2024年に高知工科大学環境理工学群を卒業。学生時代は半導体などの材料について研究していた。社会人になりダイエットのため、週4回ジムに通っている。フルマラソンを完走したい。

Cさん(画面左端)
2023年3月に早稲田大学文化構想学部を卒業し、新卒でZEINに入社。大学時代は茅葺き屋根に関する研究を行っていた。現在も茅葺きのフォーラムに参加したり、茅場の野焼きを見学するなど、引き続き茅葺きに関する知見を深めている。

Dさん(画面右端)
2024年3月に高崎経済大学経済学部経済学科を卒業し、新卒でZEINに入社。学生時代は労働経済学について研究していた。最近は、趣味の御朱印集めとカフェ巡りのため、週末になると都内をぶらぶらしている。今年は念願である伊勢神宮の御朱印を手に入れるため、今から旅行の計画を立てている。

1年を振り返って

入社してからこれまでに携わったプロジェクトについて教えてください。

Aさん:
入社して最初のプロジェクトでは大手機械メーカーにおける運用改善プロジェクト、その後、 大手決済事業者の情報システム刷新プロジェクトに参画し、現在は金融機関におけるサービス統合支援に携わっています。

Bさん:
入社から現在まで、一般社団法人における会計システム刷新プロジェクトに参画しています。主に会計データの移行と、会計システムに連携するアプリの開発を行っていて、その中でも私は開発の部分に携わっています。

Cさん:
入社から現在まで一般社団法人の会計システム刷新プロジェクトを行っています。主に会計データの移行と、会計システムに連携するアプリの開発を行っていて、その中でも私は開発の部分に携わっています。

Dさん:
入社して最初のプロジェクトでは、不動産管理会社におけるM365※導入プロジェクトに参画しました。今年の4月から現在までは、大手化学繊維会社のIT資産管理システムの導入プロジェクトに参画し、運用手順書の作成を担当しています。

※M365
Microsoft 365 の略称。Microsoftが提供するクラウドベースのサブスクリプションサービス

入社当初の1日のスケジュールについて教えてください。

入社当初(研修後)のスケジュールは以下の画像の通りになります。

入社時と今の自分を比べて、どのような点が成長したと感じますか?

Aさん:
プロジェクトの全体感を掴めるようになった点です。
配属当初は任された仕事をこなすことで精一杯でしたが、今ではプロジェクトのゴールから逆算して、いつまでにどういった作業を進めないといけなのか、プロジェクト全体を俯瞰して進めることができるようになりました。

Bさん:
成長した点は大きく2つあります。

1つ目は、ITの知識が身についた点です。
会議資料の作成、情報収集に加え、自主的なインプットや、わからない部分を上長に積極的に確認することで、知識を得ることができました。加えて、知識を業務に活かすアウトプットの重要性も実感しました。学生時代は学んで終わりになることが多かったのですが、実務を通じて知識が自分のものとして定着していく感覚があり、大きな成長を感じています。

2つ目は、人前で話すスキルが身についた点です。
現在のプロジェクトではクライアントへの説明を担当しており、どのように伝えれば相手に理解・納得してもらえるかを意識して話すようになりました。そうした経験を重ねる中で、コミュニケーション力やプレゼンテーション力が自然と鍛えられたと感じています。

Cさん:
プロジェクト内でできることや理解できる範囲が広がり、アウトプットの質やスピードが向上しました。その結果、以前より主体的に動けるようになったと感じています。配属当初は、クライアントと上長の会話についていくのに精一杯で、会議の議事録を取るのにも苦労していましたが、今では内容を把握できるようになり、議事録作成のスピードが向上し、上長からのフィードバックも減ってきました。最近では、会議のアジェンダに、自分の業務を進めるうえで必要だと感じたトピックを組み込むことで、自発的に発言する機会を増やしています。

Dさん:
自分のタスクに対して、スケジュール感を持って進められるようになった点です。
1年目はレビューを受ける機会が多く、早めにアウトプットを出す必要がありました。そのため、複数のレビュー対応や納期を考慮しながらスケジュールを立て、実行するという流れを繰り返す中で、自然とスケジュール管理の力が身についてきました。

続いて、この1年間で最も大変だったことについて教えてください。

Aさん:
1番大変だったのは、先輩社員との認識のすり合わせです。
先輩方は知識や経験が豊富な分、新卒で入社した自分と比べて会話のレベルが高く、自分にとってはまだ当たり前ではないことも多くありました。わからないことはその都度確認するようにしていましたが、どこまでが前提知識なのかを見極めるのが難しく、認識を揃えることに苦労しました。

Bさん:
1番大変だったのは、業務や知識のキャッチアップです。
業務を進める中で、ITインフラに関する知識や、インフラ内で使用するサービスの使い方を習得する必要がありました。プロジェクトによっては、キャッチアップ資料が60〜70件に及ぶこともあり、すべてを1度に覚えるのは難しかったため、業務を通じて少しずつ理解を深めていきました。

Cさん:
私も同じく、業務や知識のキャッチアップが1番大変でした。
現在のプロジェクトが会計システムの刷新ということもあり、経理や税務、インボイス制度などの幅広い専門知識が求められました。入社前に簿記2級を取得したものの、実務とのギャップに戸惑うことも多くありました。また、新卒入社ということもあり、社内の承認フローや開発ルール、資料の形式など、基本的な業務の進め方にも慣れるまでに時間がかかりましたが、1つずつ理解を深めながら対応してきました。

Dさん:
1番大変だったのは、クライアントが求めるアウトプットのイメージを正確に捉えることです。
導入予定のシステムの仕様や制限に関して、「なぜこの機能が使えないのか」「以前のシステムではできていたのに」といった意見をいただくこともあり、クライアントとの認識をすり合わせる場面がありました。また、マニュアルに対するフィードバックには抽象的な内容もあり、そうした意見を具体的な改善案に落とし込むことに難しさを感じることもありました。

そのような中でも、クライアントと丁寧に認識をすり合わせながら、最終的に納得いただけるアウトプットを作り上げることにやりがいを感じています。

入社して感じたZEINの魅力

1年間働いて感じた、ZEINの魅力を教えてください

Aさん:
相談しやすい環境があることが魅力だと感じました。
コンサルタントの仕事は必要な専門知識も多く、業務量も多いため、どこかで壁にぶつかる場面はあると思います。私自身も悩む場面がありましたが、その際にメンターの方に気軽に相談できたことで、すぐに前向きな気持ちを取り戻すことができました。こうしたフォロー体制がしっかり整っている職場は貴重だと感じています。

Bさん:
成長環境が整っている点に魅力を感じています。
入社後、実力がついてきたタイミングで、それに見合った業務を任せてもらえるだけでなく、1つ上のタイトルの役割を担う機会もあり、常に成長を後押ししてもらえていると感じます。また、後輩のタイトルアップを積極的に促そうとする姿勢からも、育成を大切にする風土が伝わってきます。

Cさん:
私も同じく、成長環境が整っている点が魅力に感じました。
入社当初から与えられる裁量が大きく、初めてのことも多い中、都度調べたり質問したりしながら進めることで、基礎的なスキルや知識が自然と身についてきました。また、成果物に対しては上長から丁寧かつ的確なフィードバックをいただけるため、良い点と改善点の両方を学ぶことができ、自分にとって非常に学びの多い環境だと思います。

Dさん:
社員の人柄の良さが魅力に感じました。
入社当時から今に至るまで、プロジェクトに参画した際、知識が追いつかず迷う場面もありますが、どんな些細な質問にも真摯に向き合ってくれる方が多く、忙しい中でも丁寧に対応してくださいます。後輩を育てようという気持ちが伝わってきて、とても働きやすいと感じています。

※メンター
新卒社員を対象に、入社2~3年目の若手社員が指導役兼相談相手として新卒社員をサポートする制度

入社前と入社後でギャップはありましたか?

Aさん:
コンサルタントの仕事は、想像以上に地道な努力が求められる仕事だと感じました。
世間では華やかなイメージを持たれがちですが、実際は小さな業務の積み重ねが多く、地道に進めることが大切だと実感しました。派手さよりも丁寧さや粘り強さが求められる仕事であり、その分、成果が出たときの達成感も大きいと感じています。

Bさん:
入社前に想像していたよりも、人と人との距離が近い職場だと感じました。
ZEINは若い社員が多いこともあり、普段からフランクに会話しやすい雰囲気があります。また、半年に1度行われる社長面談では、プロジェクトに関する意見や要望だけでなく、私生活に関することまでカジュアルに相談できる場となっており、風通しの良さを感じます。

Cさん:
コンサルタントは激務というイメージがありましたが、実際は思っていた以上に自由度の高い働き方ができると感じました。
やるべきことをしっかりこなしていれば、ある程度自分の裁量でスケジュールを調整できます。また、忙しい時期と落ち着いている時期のメリハリもあり、プライベートの時間も確保できるため、自分にはとても合っていると感じています。

Dさん:
コンサルタントという仕事に、良い意味でギャップを感じました。
世間では「激務だけど華やか」というイメージがあるかもしれませんが、実際にはお客様へのプレゼンのような表舞台の業務だけでなく、細かい作業や地道な準備など、幅広い業務を積み重ねて成果をつくる仕事だと実感しました。

2年目に向けての目標

2年目に向けての目標を教えてください。

Aさん:
クライアントに「ありがとう」と言ってもらえるようなコンサルタントを目指しています。
業務をこなすことは当然のことですが、そのうえで感謝の言葉をいただけるというのは、期待以上の価値を提供できた証だと感じています。また、私個人に対して直接言葉をいただけるということは、クライアントにとって認知され、信頼される存在になれているということでもあると思います。今後も1人のキーマンとして期待されるよう、より貢献度の高いコンサルタントを目指していきたいです。

Bさん:
2年目は、業務の効率化とスピードアップを目標にしています。
ITに関する知識をさらに身につけることで、日々のリサーチにかかる時間を削減したいと考えています。また、ドキュメンテーションスキルを高め、PowerPointの資料作成スピードも向上させ、より生産性の高い働き方を目指したいです。

Cさん:
2年目の目標は、自分の考えや意見を積極的に伝えていくことです。
これまでは、上長に対して事実確認や現状の報告にとどまり、その先の判断を委ねる場面が多くありました。今後は、状況を報告するだけでなく、自分なりの改善策や提案もあわせて伝えられるようになりたいと考えています。主体的に考え、行動・発言できるよう意識して取り組んでいきたいです。

Dさん:
人をうまくマネジメントできるようになりたいと考えています。
自分のタスクに関しては、スピード感や作業量を把握した上で、自分の裁量で調整しながら対応してきました。しかし、パートナー企業の方に仕事を依頼する際は、相手の状況や他の業務との兼ね合いもあるため、同じような進め方はできません。
納期を見据えて、いつ・どのような形で依頼すべきかを考え、相手にとっても進めやすい形で調整できるようになりたいです。

学生へのメッセージ

ZEIN JOURNALをご覧の皆さまへ。

Aさん:
前向きに取り組む姿勢がある人は、とても向いていると思います。
業務の中では初めて挑戦することや、うまくいかないこともありますが、それでも前向きに取り組んでいける人は、しっかり成長していける環境だと思います。

Bさん:
主体的に考えて動ける人は向いていると思います。
実際に入社すると、わからないことがあってもただ質問するのではなく、自分なりの仮説を立てたうえで相談する姿勢が求められる場面も多くあります。完璧な答えでなくても、自分で考えてから行動できる人は、より早く成長できる環境だと思います。

Cさん:
さまざまなことに興味を持って、学ぶことを楽しめる人は向いていると思います。
日々の業務では新しい知識や情報をキャッチアップする場面が多いので、好奇心を持ってインプットを続けられると、より楽しく働けると思います。

Dさん:
ITに詳しくなくても、「やってみたい」という気持ちがあればぜひ挑戦してほしい思います。
会社全体を見ても学生時代からITに触れていた人ばかりではなく、入社してから知識を身につけている人もいます。最初はとっつきにくく感じても、研修や経験のある上長から、丁寧に教えてもらえる環境があるので、前向きにチャレンジできる人にはぴったりの環境だと思います。

<執筆/撮影:伊藤 蒼司>
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