プロフィール:渡辺 藍(わたなべ あい)
2025年に上智大学外国語学部ドイツ語学科を卒業。大学3年次からZEINの長期インターンに参画し、新卒でZEINに入社。在学時は半年間のドイツ留学を経験。趣味はピアノ。
コンサルタントとは
コンサルタントの役割を教えてください。
コンサルタントは現場の最前線でプロジェクトを推進する役割だと考えています。また、プロジェクトの内容を最も深く理解する立場の一人として、クライアントとマネージャーの橋渡し役も担っています。
一方で、ZEINのコンサルタントには、それだけではなく、主体的に動くことも求められます。私が考える主体性とは、プロジェクトの目的や自分が担当するタスクの意味を理解した上で、「何をすべきか」を考えながら行動することです。もちろん、自分一人では判断できないことも多くあります。その場合は、必要に応じて周囲を巻き込みながら、業務が円滑に進むよう働きかけることも、主体的な行動の一つだと思います。
具体的な業務内容を教えてください。
具体的な業務内容はプロジェクトの内容やフェーズによって多岐にわたりますが、共通する業務として、会議資料や議事録の作成、お客様との各種調整、連絡対応などがあります。一方で、プロジェクトごとに異なる業務としては、要件定義やPoC※、開発などを経験してきました。
・PoC:新しいアイデアや技術、システムなどの実現可能性や効果を、本格的な開発・導入の前に小規模に検証するプロセスのこと
アナリストからプロモーションして変化したことはありますか。
コンサルタントにプロモーションしたことで業務の裁量が大きくなり、それに伴って責任も増したと考えています。
アナリストの頃は、与えられたタスクを指示に沿って着実に遂行することが主な役割でした。一方、コンサルタントになると、必要なタスクを洗い出し、工数を見積もった上でスケジュールを立て、期限までに遂行するところまで求められます。そのため、担当する業務だけでなく、プロジェクト全体を意識して行動する場面が増えました。
また、これまで以上に主体的に動こうという気持ちが強くなりました。私はZEINの成長できる環境に魅力を感じて入社したため、自分の裁量が広がることに対しての期待感も高まっていると感じています。
プロジェクトにおける役割
現在担当しているプロジェクトとご自身の役割を教えてください。
決済サービス代行会社において、ネットワークアクセス制御の全社導入プロジェクトを担当しています。現在は、パイロット導入と、その後の本格導入に向けた運用設計に取り組んでいます。
私はこのプロジェクトの中で、成果物の作成や会議資料の作成、クライアントとの連絡窓口や後輩の進捗管理を担っています。後輩に対しては、タスクを割り当て、それを期限内に遂行できるよう進捗を確認したり、困っている場合には課題を一緒に解決したりすることでサポートしています。
専門的な知識はどのようにキャッチアップしましたか。
プロジェクトで携わったソリューションに関しては、ベンダーが公開しているWebサイトや資料を読み込むとともに、実際に業務で触れながら知識をキャッチアップしていきました。
また、これまでセキュリティ関連の案件を担当することが多く、公的機関が公開しているガイドラインなどを読むことで、背景にある考え方についても学んでいきました。セキュリティ領域では、企業ごとに独自の考え方で対策を講じるというよりも、公的なガイドラインなどを参考に、必要な対策を検討する場面が多くあります。さまざまな機関から体系的な資料が公開されているため、知識のインプットに役立つ情報源が豊富で、特定の製品や個々の案件にとどまらない幅広い知見を身に付けることができると思います。
また、資格取得に向けた学習も有効です。実務では担当領域の知識に偏りやすいですが、資格学習を通じて周辺領域も学ぶことで、プロジェクトで得た実践的な知識を補完し、より幅広い視点で業務を捉えられるようにしています。

コンサルタントとして働く上で大切にしていること
業務に取り組む上で大切にしていることを教えてください。
「自分が関わることでどのような付加価値を生み出せるか」を常に考えながら業務に取り組んでいます。
案件を担当させていただく以上、求められたことをこなすだけではなく、期待を上回る価値を届けたいと考えています。そのため、クライアントと接する中で自分が感じたことや得た情報を踏まえ、「さらに何ができるか」を考え、プラスアルファの価値を加えることを意識しています。そして、その積み重ねによって、「この人と仕事がしたい」「別案件も任せたい」と思っていただけるコンサルタントになることが私の目標です。
また、付加価値を生み出すことは、クライアントに対してだけではなく、プロジェクトチームの社内メンバーに対しても意識しています。
仕事は一日の中でも多くの時間を占めるからこそ、チームのメンバーが気持ちよく働ける環境を作ることが大切だと考えています。そのため、日頃からメンバーと意識的にコミュニケーションをとり、立場に関係なく率直に意見できる関係性を築けるよう心がけています。この考え方は、一緒に仕事をしているマネージャーから学びました。日々のコミュニケーションを大切にし、メンバーが気持ちよく働ける環境づくりを意識されており、その姿勢を私も大切にしていきたいと思っています。
ーコンサルタントは若手のうちから、年次の高い方クライアントの方と関わる機会も多いと思います。渡辺さんは信頼を獲得するために、どのようなことを大切にしていますか。
入社2年目で、コンサルタントという立場の自分にとっては「誠実さ」が一番大切だと考えています。わからないことがあった場合は、取り繕わず、持ち帰って確認する旨を伝え、確実に回答する。これは一見、とても小さなことのように思えますが、このような丁寧な受け答えを一つひとつ積み重ねていくことが、信頼につながると感じています。
業務の中でやりがいを感じる瞬間について教えてください。
特にやりがいを感じる場面は3つあります。
1つ目は、クライアントから感謝の言葉をいただいた時。
2つ目は、上長から「頑張っているね」と声をかけてもらった時。
そして3つ目は、後輩の成長を感じた時です。
特に、入社してから半年で、初めてコンサルタントとして参画したプロジェクトでは、苦労しながら作成した資料について、クライアントからお褒めの言葉や感謝の言葉をいただいたことが記憶に残っています。
プロジェクトの中で苦労した経験と、どのように乗り越えたかについて教えてください。
初めてコンサルタントとして参画したプロジェクトでは、タスクをスケジュール通り進めることに苦労しました。当時は、目の前にあるすべてのタスクに同じように力を割いてしまい、重要度や期限に応じて優先順位をつけることが十分にできていませんでした。また複数のベンダーとの調整が必要なプロジェクトだったこともあり、当初予定していたスケジュールから遅れが生じてしまいました。
そこで上長に相談し、まずはタスクを整理した上で、実現可能なスケジュールへと引き直しました。その際、「すべてのタスクを同じように進めるのではなく、重要度や期限を踏まえて優先順位を明確にすると良い」とアドバイスをいただきました。それを実践したことで、再設定したスケジュールでは期限通りにプロジェクトを進めることができました。
活躍するコンサルタントに共通する力は何だと思いますか。
プロジェクトの本質を捉え、その中で自分に何が求められているのかを理解する力だと思います。
周囲の活躍しているコンサルタントを見ていると、目の前のタスクだけではなく、プロジェクト全体を見ながら「今、何を優先すべきか」を判断しています。例えば、多少遅れても後から挽回できるタスクがある一方で、ここだけは遅らせてはいけないという重要なポイントもあります。そうした違いを見極め、必要なところに力をかけられる点に、コンサルタントとしての力を感じます。
私自身も、目の前のタスクだけを見るのではなく、「このプロジェクトで本当に求められていることは何か」「どこを優先すべきなのか」を考えながら動けるコンサルタントになりたいと考えています。
ZEINの環境で魅力的だと感じている点について教えてください。
大きく2つあります。
1つ目は「人」です。インターン生時代から感じていた社員の人柄の良さや、社内の雰囲気の良さは、入社してからも変わらず大きな魅力だと感じています。この雰囲気の良さはきっと、社員一人ひとりが楽しみながら仕事をしているからこそ、生まれているのだと思います。前向きに仕事へ向き合う人が多い環境で働けることは、私にとって大きな魅力です。
2つ目は、幅広い経験をしながら、自分の専門性を見つけることができる点です。ZEINではシニアコンサルタント以下はワンプール制を採用しており、特定の業界に限定されず、様々なプロジェクトに携わることができます。
また、ZEINは上流から下流まで一気通貫で支援しているため、アサインのタイミングによっては、異なるフェーズを経験できるという点も特徴です。私自身、入社当初は専門性を磨きたい分野が明確に決まっていませんでしたが、幅広い領域を経験する中で、自分が興味のある分野を見つけることができました。また、大手ファームと比べてプロジェクトの希望も通りやすいため、興味を持ったプロジェクトにチャレンジできる機会が多いことも魅力だと感じています。

専門性を身につけて自分の強みを発揮したい
今後の目標を教えてください。
次のタイトルである、シニアコンサルタントに昇進することを目標としています。また、これまで複数のプロジェクトを経験する中で、特に「セキュリティ分野」に関心を持ちました。そのため、今後も様々な案件を経験する中で専門性を身につけ、自分の強みにしていきたいと考えています。
ZEIN JOURNALをご覧の皆さまへ。
目の前のミッションに対して、「どうしたら達成できるか」「どうすれば期待を越えられるか」を考え、工夫していく過程を楽しめる方には、コンサルタントという仕事が合っていると思います。また、仕事の規模に関わらず、一つひとつの業務を自分ごととして捉え、主体的に行動できる方が成長しやすい環境だと感じています。
実際に働く中で感じるのは、ZEINには普段は落ち着いていながらも、仕事に対して熱い思いを持っている人が多いということです。そのため、仕事に対する熱量があり、「これをやりたい」という強い意思を持って挑戦できる方には、とてもマッチする環境だと思います。
<執筆/撮影:伊藤 早織/伊藤 蒼司>
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