プロフィール:澤田 和平(さわだ かずへい)
北海道大学獣医学部卒業後、新卒で大阪市役所に入庁。保健所にて飲食店の許認可業務、食虫毒対応業務などを担当。2020年4月、ZEINに参画。最近の休日は「名探偵コナン」を鑑賞して、洞察力に磨きを掛けている。
ZEINに入社した経緯
獣医学部出身、元公務員という異色の経歴を持つそうですが、前職について教えてください
以前は、大阪市の公務員として働いていました。保健所に勤務し、主に飲食店の許認可や食中毒の予防から発生時の対応など、食の衛生に関わる領域を担当しておりました。動物と関わらないので意外かもしれませんが、獣医師免許が必要な仕事なんですよ。
転職しようと考えた理由はなんですか
より成長できる環境で働きたいと思ったことが大きな理由です。
公務員の仕事は1年目に覚えたことを2年目、3年目と堅実にこなす業務が多いため、どうしても新しいことに挑戦できる機会が少なくなってしまいます。キャリアを積む中で新しい技術や知識、経験が身につかず、自己成長できないことに漠然と将来の不安がありました。しかし、私のモットーは「日々挑戦」であるため、日々新しいことに挑戦し、成長できる環境に身を置きたく、転職を決心しました。
なぜコンサルティング業界を選んだのでしょうか
コンサルティング業界は環境の変化が速いと考えたからです。
コンサルタントの仕事はプロジェクト単位で動きます。プロジェクトには数年かかる長期案件から、数ヶ月で終わる短期案件もありますが、いずれの案件でも、新しい体制の構築や知識の習得が必要になります。案件ごとにキャッチアップするのは大変ですが、プロジェクトの成功に向けて、計画・実行し、次のプロジェクトに向けて改善するPDCAの経験を沢山積めることは、自己成長に繋がると考えました。
このように、自己成長のためにPDCAを素早く回す経験を積めるコンサルティング業界は、まさに私の理想でした。
数あるコンサルティングファームの中から、ZEINを選んだ理由とは
理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、ZEINの「社員全員(ゼイン)が一丸となってクライアントと自社の成長にコミットする」という企業理念に惹かれたことです。後で詳しくお話しますが、私はメンバー全員での成功を重要視しているため、ZEINの理念に自然と共感でき、入社する決め手となりました。
2つ目は優秀な社員が在籍していると感じたことです。私はWantedlyを中心に転職先を探す中で、ZEINのページには読みやすくて論理的な記事が数多くあったため、「絶対に社員の方々は優秀だ」と感じたことを覚えています。また、実際に応募してからも、カジュアル面談や最終面談を通して丁寧に対応して頂き、一点の曇りもないこの会社と一緒に成長したいと思いました。
優秀な方々に囲まれた環境に身を置くことで、日々刺激を受けられるため、自然と成長意欲が湧きます。この環境は、他社にはない魅力だと思います!
現在の業務
どのようなプロジェクトに携わっていますか
現在は、小売業者の経営者を対象としたITリテラシーの研修用資料を作成しています。
成長を実感することはありますか
入社当初と比較して、ドキュメンテーション能力が向上しました。プロジェクトの中では、多くの判断を下すために、インプットとなる資料を多く作成する必要があります。資料が分かり辛いと、判断に想定外の時間を要したり、誤った判断をしたりする可能性があるため、プロジェクトの失敗に繋がります。今は一目見て、相手に伝わる資料の作成を心掛けています。
また、伝え方もかなり上達したと思います。業務の中でクライアント向けにアプリケーションの説明会を開いたり、会議の進行役をさせて頂いたりする機会もありました。最初は上手く説明できず、相手を困惑させることもありましたが、経験を積むうちに、話の構成などを工夫して相手に分かりやすく伝えられるようになりました。
いずれも、業務の中で論理的思考力が磨かれた結果が、成長に繋がったと思っています。
まさに求めていた成長環境ですね! では、入社前に「優秀な社員が在籍している」と感じていたことに関して、一緒に働いた印象を教えてください
ZEINにいる先輩方はリーダーシップが優れています。
プロジェクトにはチームを引っ張る力が必要です。知識や経験の違うメンバーがいる中では、当然、意見の食い違いが生じることがあります。そのような状況でも、全員の意見を汲み取って、決断を下し、チームを動かす器量がなければ、プロジェクトは前に進まなくなります。
ZEINには、どのような状況でもリーダーシップを発揮できる社員が数多く在籍しています。プロジェクトが行き詰まってしまう場面でも、ZEINの先輩方は、今まで培った知識や経験を活かして、新しい観点を提供し、積極的にプロジェクトを推し進めている姿を何度も目にしました。
また、ZEINの先輩方はメンバーに安心感や信頼感を与えてくれるという印象があります。ある先輩社員は何事にも動じない強さがあり、頼りがいのある方です。私はその先輩社員の器の大きさを尊敬しており、将来、同じように部下から頼られる社員になりたいと考えています。
今後の目標
現在のプロジェクトにおける、チーム目標・個人目標をそれぞれ教えてください
チームの目標はプロジェクトを成功させることです。プロジェクトはクライアント第一であるので、プロジェクトの成功は何にも代えられません。
また、個人の目標は最高のチームを作ることです。
最高のチームとは、プロジェクトの中でメンバーがそれぞれ目標に向かって努力できるチームだと考えています。メンバー1人1人が成長することで、チームとしても最高の結果が得られ、結果としてクライアントの満足に繋がるというWin-Winの関係を築くことができます。
つまり、個人の目標を達成することで、チームの目標も達成することができると私は考えています。また、最高のチームを作るためには、トップダウンではなく、ボトムアップで自由に意見できる雰囲気を作ることが大切だと私は考えています。
現在、私が最高のチームを作るために実践していることは、まず上司が求めていることにコミットすることです。
プロジェクトでは、お互い良く知らないメンバーがチームになることがあります。そういった緊張感のある状況では、下のメンバーが自由に意見できる雰囲気にはなりません。緊張を無くすにはお互いの信頼関係が大切です。下のメンバーが上司の指示を的確にこなし、時には上司の気付いていないことをカバーできるとお互いの信頼関係が深まり、最高のチームに近づくと考えています。
次に挑戦したいことはありますか
実は、大きな挑戦というのは、まだ考えていません。ただ、将来的には、自分がリーダーとして引っ張っていくチームを作りたいと考えています。そのためには、目の前の課題を1つ1つ突破していくことが大切です。
チームを支えるメンバーとして、どのように立ち振る舞えばチームが最高のパフォーマンスを発揮できるかということのノウハウを、課題を1つ1つこなすことで磨いています。最終的にリーダーになった時にそのノウハウをチームに還元できたら良いなと考えています。大きな挑戦に向けて、今は目の前の壁を1つ1つ攻略して、会社の中での信頼を厚くしたいと考えています。
それに向けて、まずはマネジャーに昇進して、自らがプロジェクトを引っ張る経験を積みたいです。
経験に勝る学びはありません。リーダーシップには、チームを牽引する馬力も大切ですが、ただ引っ張るだけではメンバーの気持ちがチームから離れることがあります。メンバーの気持ちや不安、不満を慮って、引っ張ることだけではなく、時に後ろから押してやれるバランス感覚を養うために、早く多くの経験を積みたいと考えています。プロジェクトが成功するだけではなく、チームのメンバー全員が生き生きと仕事に取組み、自己実現を達成するって素敵じゃないですか?
就活生に伝えたいこと
ZEINではリーダーシップの鍛錬とコンサルタントとしての経験の蓄積ができます。
ZEINで働いていると素晴らしいリーダーシップを持った方々の仕事を間近で観察することができます。また、私の上司はプロジェクトの中で、多くの経験を積めるように、タスクをごそっと任せてくれることがあります。もちろんフォローはありますが、自然とリーダーシップを発揮しなくてはならなくなるので、学ぶことがとても多いです。
更に、ZEINで取り扱う業務には中小規模の案件が多く、一人当たりに割り当てられる業務が多種多様です。そのため、様々な経験を積むことができ、自然とコンサルタントとしての能力も向上します。
変化を楽しめる人、挑戦することが好きな人はこの環境を最大限に活かすことができるため、ZEINに向いていると思います。是非、一度お話を聞きに来てください!
<執筆/撮影:向井 達哉>
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