負けず嫌いな私が、大手製薬会社の内定を蹴ってZEINに入社した理由

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この記事で分かること

・学生時代の就活エピソード
・ZEINを選んだ決め手
・入社後の感想

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上田あゆ美(うえだあゆみ)
早稲田大学人間科学部健康福祉科学科を2020年3月に卒業。カウンセリング学ゼミに所属し、アルバイトはカルディやゴンチャなどの接客業をしていた。生まれも育ちも東京都で、ZEINへは電車で30分かけて通っている。最近は、研修の合間を縫って、アニメやゲームにはまっている。負けず嫌いな性格。

カウンセリングを学んだ学生時代

まずは学生時代について教えてください。

はい。早稲田大学で主に臨床心理や発達心理、カウンセリングと、それに必要な統計・データ分析を勉強していました。

その中でもカウンセリング学ゼミに所属し、卒論では、インターネットと現実でのコミュニケーションの質の違いに焦点を当てた題材を取り扱いました。なかなか馴染みのない学問かと思いますが、わかりやすく言えば、心療内科に勤務する心理カウンセラーを目指すような勉強をしていました。

大学院まで進み、臨床心理士の資格を取り、資格を生かした仕事に就くのが一般的なのですが、長い道のりだと感じたため断念し、他の業界へ就職する道を選びました。

就活はどのように進めたのでしょうか?

まず、3年の夏の8月くらいにインターンに参加し始めました。始めたばかりの頃は、メーカーや広告など、業界を絞らずに様々な企業を見ていました。

本格的に就活に力を入れ始めたのは、3年の冬の2月くらいです。インターンに参加することの多かった製薬業界に注力し、職種としてはMR(医薬品の営業職)を目指していました。というのも、学部で臨床心理を学んでいたため、学んだことに何かしら関連がある職種に就きたいと考えていたためです。

無事、大手の製薬会社から内々定を頂いたのですが、なんとなくで製薬会社と決めてしまったため、本当にこの仕事で良いのかという迷いはありました。

早い時期から経験を積んで、成長したい

大手の製薬会社から内々定をもらっているにも関わらず、ZEINの選考を受けようと思ったのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

特殊なケースではあるのですが、自分の親戚がZEINのグループ会社であるCarryzに勤めていて、その紹介でZEINを知りました。コンサルティング業界は、今まで見ていなかった業界でしたが、まずは話を聞きたいと思い、面談をお願いしました。

ZEINを選んだ決め手を教えてください!

大きく分けて、3つあります。

1点目は、社名の由来でもある、「社員全員(ゼイン)が一丸となってクライアントと自社にコミットする」というマインドに共感したからです。

内々定を頂いていた製薬会社は大規模な会社でした。インターンや選考を通して、大規模な会社は、社員同士の距離が大きくトップダウン型で、やりづらいなと感じることが多々ありました。

一方、ZEINは小規模で社員同士の距離が近く、チーム全員で仕事をするというマインドをとても大事にしています。チーム全員で仕事をし、距離の近い社員同士で試行錯誤を重ねる方が、より良いアウトプットや自身の成長にも繋がると思ったので、決め手の1つになりました。

2点目に、早い時期から経験を積んで、成長したいと考えたからです。

ZEINはまだ少人数の会社であるため、一人一人が持つ裁量も大きく、個人の実力が伸び、スピード感を持って成長するチャンスがあるというのは面談を通じて感じました。

一方、内々定を頂いていた製薬会社は、研修が1年間丸々あり、1年間研修を受けたとしてもその後のOJTでまた1年といったように、若いうちはとことん基礎の研修をやることになります。個人的には、2年間という時間を使って、基礎を学び、大きな成長が実感出来るのか?と考えるようになりました。
また、1社目以降のキャリアを考えてみたときに、製薬会社でMRとして働くとしたら、1社目以降もずっと製薬関連の仕事しかできないのでは、という危惧を感じていました。関わるのも病院や薬の卸売業者くらいなので、コネクションも他のビジネス領域までは広がりません。もし何か違うことがやりたいと思ったときに、選択肢がかなり狭まってしまうのではないかと考えました。

その分、コンサルタントは関わる業界、業種も広く、もし転職をしたいとなっても様々な可能性があるのではないかと考えました。また、ZEINでは早いうちから専門性(プログラミングなど)を磨けるため、市場で大きな武器になります。これらがZEINを選んだ理由の2つ目です。

最後に、知識も経験もない文系の自分がどこまでやっていけるかチャレンジしたいと考えたからです。

ZEINは、ITを用いたコンサルティングを行う会社ですが、私にはこれと言ったITスキルが全くありませんでした。また、コンサルタントに求められるロジカルシンキングも、仮説検証に慣れた理系の方のほうが得意だと思います。

私は負けず嫌いのところがあり、そのような理系の方(実際に同期のほとんどが理系です)に混じってもどれだけやれるのか試してみたい気持ちが大いにありました。

これら3つが決め手となり、ZEINへの入社を決意しました。

先輩社員との距離の近さと会社の一体感

現在は、研修期間だと聞いていますが、日々の研修はどのように感じていますか?

4、5月はビジネスやコンサルティングの基礎、6月はプログラミングの研修を主にやっているのですが、文系で尚且つ数学が得意ではない私でも、今のところ挫折することなく付いていけてます

研修の内容は、文字に起こしたらかなりスパルタだと思います。笑
しかし、簡単な質問にも丁寧に教えて下さるし、メンターとの面談が適宜あるので、それがかなり手助けになっています。

また、会社での研修以外に、自分でやっていることとして、その日の研修が終わったら退勤時の電車の中や自宅で、必ず研修の復習をするようにしています。さらに、リモートで研修をすることもあるのですが、自宅だとオンオフの切り替えが難しいので、業務が始まるときと終わるときに、スイッチとしてコーヒーを1杯飲むようにしています。自分なりに工夫して、日々の研修を受けています。

入社してみて分かったZEINの魅力を教えてください!

入社前は、ZEINの社員さんは基本前向きな姿勢で、どんどん前に進んでいくようなポジティブな印象を受けていました。

しかし、実際に社員さんの動きを見た感じ、ただただ勢いで前に進むだけじゃなくて、一つ一つの仕事に誠実に取り組み、その上で前に進んでいくような印象を受けています。プラス面でのギャップを感じていますね。

研修の際も一人一人の新入社員に事細かく指導して下さり、まさに社員全員(ゼイン)が一丸となることを感じているので、それがZEINの魅力だと思います。

最後にメッセージをお願いします。

そうですね。周りの声だったり、ネームバリューを気にせず自分自身としっかりと向き合って欲しいなと思います。

私自身、ネームバリューを気にしすぎて、深みにはまって考え込み、前に進めなくなった経験があります。もちろんネームバリューが大事なこともわかりますが、会社選びを1つの要因だけで断定してはいけないと思います。

また、就活で私が他の人と決定的に違うのは、親に一切進捗を共有しなかったことです。
親からの反応というのは、就活生がかなり気にしがちだと思います。

親からの一方的な意見だけを基に、会社選びをすることは良くないんじゃないかなぁと思います。

<執筆/撮影:Kenta Saito>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。