プロフィール:渡辺 藍(わたなべ あい)
2023年7月からZEINのインターンに参画し、2025年4月に新卒でZEINに入社。大学では半年間のドイツ留学を経験。趣味は18年間続けているピアノ。
学生時代について
学生時代に力を入れていたことを教えてください。
学生時代に注力したことは主に3つあります。
1つ目は語学です。大学入学時点で、大学2年生の秋にドイツ語圏への留学が決まっていたため、それまでにドイツ語の中級レベルに到達することを目指して学習しました。加えて、将来を見据え英語の学習にも励みました。具体的には、1年生の夏にカナダの大学にオンライン留学し、3年の秋にスイスのスタディツアーに参加しました。また、日本にいる間も語学資格の勉強をしており、継続的に力を入れて学習していました。
2つ目はサークルです。2年生の秋まで起業系のサークルに所属していました。このサークルは私の入学時に設立され、設立当初は起業家を招いた講演会を中心に活動していました。その後は実践的な活動が増え、学生起業家と共にドリンクの開発・販売をするプロジェクトに参画していました。
3つ目はZEINの長期インターンです。大学3年生の夏から始め、主に記事執筆やインターン生の採用業務を行いました。昨年からはインターンチームのリーダーとして活動し、各インターン生の業務の進捗管理やインターンを統括している役員や社員との橋渡し役を担っていました。
インターンへの参加
インターンに参加した背景を教えてください。
もともと公務員志望でしたが、大学生活や留学などを通して民間企業にも関心を持つようになりました。そこで、企業で働く経験を積み、社会人に求められるスキルを学びたいと思い、インターンに参加しようと決めました。その際、より実践的な経験を得るために短期ではなく長期でインターンを探していました。
インターン先としてZEINを選んだ理由はなんですか?
ZEINを選んだ理由は大きく2つあります。
1つ目はコンサルタントの近くで働けることです。当時、コンサルタントに対し、クライアントが抱える課題を解決するという仕事柄、高いビジネススキルを有している職業というイメージを持っていました。そこで、コンサルタントの近くで働くことにより社会人に必要なスキルをより高いレベルで学べるのではないかと思い、コンサルティングファームで働こうと思うようになりました。
2つ目は、求人サイトや会社ホームページに掲載されている記事を拝見し、入社前後のギャップが小さく、自分の求めるスキルが身に付きそうだと感じたためです。求人を探す側にとっての不安要素の一つに、ネットの情報と実際の働き方とのギャップがあると思います。ZEINのインターンについてはさまざまな媒体に豊富に記事があり、詳しい業務内容からインターンで得られたスキルなど広く深く情報を得ることができたため、安心感を持って応募することができました。
インターンを通してどのような点で成長したと感じましたか?
より深く物事を考えるようになりました。インターンでは「なぜそうするのか?」と問われる機会が多く、常に理由を持って行動することが求められました。そのため、自分の意見に責任を持ち、根拠を意識して発言する習慣が身についた結果、論理的に考える力が鍛えられました。
また、仕事に対する目的意識を学ぶことができました。最初に任されたプロジェクトで企画書を作成しましたが、原案は通らず、そのフィードバックとして「目的意識の見直し」が指摘されました。この経験から仕事をするうえで「何のためにやるのか」を明確にし、それを常に意識する重要性を実感しました。意識の維持は非常に大変でしたが、習慣から見直すことで身につけることができました。
このように論理的思考や目的意識といったスキルだけではなく、当初の目的であった社会人に求められるスキルも知ることができ、単なるアルバイトとは異なり、「働く」ことの本質を知る貴重な経験となりました。就活においても、社会人生活に対するイメージの解像度が非常に高かったことはアドバンテージになりました。学生のうちに社会人の視点を学び、同世代より早く成長したいという方にはZEINのインターンはおすすめです。
就職活動について
就活の軸はどのようなものがありましたか?
私は段階的に就活の軸を増やしていき、結果として大きく2つの軸をつくりました。
1つ目は自分に興味があり、やってみたいと思える仕事かどうかです。仕事は、高校や大学時代に学業に充てていた時間を費やすものになるため、全く興味のない仕事では続かないと思っていました。
2つ目が成長機会の豊富さです。自分が興味を抱いているものや面白いと感じるものを分析していくと、成長機会や刺激の多さが共通していることに気づきました。そこで、「より早く、大きく成長できる環境があるか」を新たな軸に加えました。
ZEINに入社する決め手はなんですか?
決め手は「人」でした。
インターンを通じて、社員の皆さんが年次に関係なく業務に主体的に取り組み、クライアントに対してこだわり抜いてコミットしている姿を間近で見ることができました。その姿勢に強く魅力を感じ、「このような方たちと一緒に働きたい」と思うようになりました。
特に、記事業務での社員インタビューやインターン統括役員・社員との関わりを通して、その風土を実感しました。これは実際にインターンに参加しなければ分からなかったことだと思います。

今後の目標
現在の状況について教えてください。
現在、4月の入社に向けて内定者研修に取り組んでいます。研修では、簿記2級と基本情報技術者試験の資格取得や言語化能力の向上を目的とした文章要約、またタイピングスキルの向上などに励んでいます。
入社1年目のアナリストの段階では、はじめに議事録の作成などを中心に行うため、相手に分かりやすく伝えるスキルを高める取り組みが多く行われています。
入社後の目標は何ですか?
入社後の最初の目標は、1年目で基本的な業務を身に着けて、2年目でコンサルタントに昇格することです。
アナリストからコンサルタントへ、コンサルタントからシニアコンサルタントへとステップアップするためには、常に1つ上のタイトルの目線で業務に取り組むことが必要だと考えています。そのため、まずはコンサルタントに求められる基礎的なスキルを迅速に身に付け、そのうえでより主体的に動くことをアナリストのうちから意識していきたいと思います。
また、長期的なキャリアプランについては目の前の業務を疎かにしないよう、あえて具体的には決めていません。しかし、できるだけ早いスピードで昇格し、自身の成長を通して会社に貢献したいです。
ZEIN JOURNALをご覧の皆さまへ。
時間の許すかぎり考え抜いて、納得感を持って選択してほしいと思っています。そして一度決めたら、決めた自分を信じて前に進んでください。
「自分の力を試したい」、「試行錯誤しながら成長したい」という思いを持っている方はコンサル業界に向いているのではないかなと思います。
ZEINは上長の方々と距離が近く、業務のスキル面だけでなく、「人としての学び」を得られる機会も多くあります。また、若手のうちから主体的に行動し、自分から働きかければチャンスをもらえる環境もあるため、同世代よりも早く、大きく成長したい方にはおすすめです。
<執筆/撮影:山崎 誠英>
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