【新卒インタビュー】周囲の目標達成への力添えがモチベーションになる、そんな私がZEINに入社した理由

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この記事で分かること

・コンサルティング業界に興味を持ったきっかけ
・ZEINに入社を決めた理由
・ZEINの魅力

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プロフィール:伊藤 梨紗(いとう りさ)

関西学院大学法学部政治学科を2021年3月に卒業。奈良県出身で、就職を機に上京。趣味はダイビングと海外旅行。大学時代は、オーストラリアでダイビングライセンスを取得し、バックパックで東南アジアやインドに渡航。いつか世界一周したい。休みの日はSNSで探し出した美味しいお店に通っている。

学生時代について

どのような学生時代を過ごされましたか?

大学生時代を大きく前半後半に分けてお話しますね。

学生時代の前半では、水泳部のマネージャー活動や、アルバイトに励み長期休暇には海外旅行に行くというどこにでもいる普通の学生でした。しかし、ただ毎日が過ぎていくだけで自分のやりたいことや将来に向き合う時間が取れていないことに焦りを感じたため、生活の大部分を占めていた水泳部を退部し、環境を変えてみることにしました。

学生時代の後半では、留学と学生団体という経験を挙げることができます。
水泳部を退部した後に春休みを利用して、シドニーへ2ヶ月の留学に行きました。そんな留学の最中、語学学校やシェアハウスの友人達から、大学で学んでいることや将来の夢を聞かれても話せることがほとんどありませんでした。一方、海外の人は型にはまらず、様々な選択肢から自分なりの生き方を決めている人が多くいました。この違いを目の当たりにし、人生の選択肢の幅広さに衝撃を受けたことを覚えています。
この経験から自分自身もより多くの経験を積みたいと考え、帰国後は「旅」を広める学生団体での活動を始めました。

インドのバックパック旅でラクダに乗った際の写真

学生団体ではどのようなことを行っていましたか?

「旅で世界をもっと素敵に」というビジョンを掲げた学生団体で、日本全国9カ所に支部があり、海外にまつわるイベントやコンテストの運営、それらの参加者のコミュニティ作りを行っていました。また2月には2500人規模の大きなイベントも開催し、多くの人に「旅」というきっかけを与える活動を行っていました。

活動内容は前期と後期で大きく異なりました。前期では、700人ほどが参加する世界一周航空券をかけたコンテストの運営チームに所属していました。コンテストの企画から集客、審査や交流会の開催まですべて自分達で一から作り上げました。また、1年を通して支部内の会計管理にも携わっていました。

一方で後期になると、大規模イベントの運営のための組織体制に変わり、私はそのイベントの企画チームの責任者をさせていただきました。企画の中でも舞台企画チームの責任者を務め、チームビルディングや、企画全般のディレクションをしていました。

それまでチームを引っ張るという経験はなかったので、責任者への立候補は私の中で大きな挑戦でした。それでも、前半期におけるコンテスト運営や会計で成果を残し、ある程度大きな仕事を任せてもらえるようになったことで「最後の集大成であるイベント運営で責任のある重要な仕事をしたい」と思うようになり、挑戦を決意しました。「ここで手を挙げなければ、自分はこのまま一生挑戦できない」くらいの気持ちでしたね。
この経験で、自分が中心になって物事を動かすことや、本気になって取り組むことの楽しさを知ることができたと思います。

留学や学生団体での経験を通し、有名な大学への進学や有名な会社への就職などの世間一般で正解と言われる選択をするのではなく、自分の正解は自分で決めるという覚悟を持つようになりました。

学生団体時代の写真。皆さん笑顔が輝いていますね!

就職活動はどのように進められましたか?

学生団体の活動が忙しく、本格的に就職活動を始めたのは4年生の4月ごろでした。

当時の私は、必ずしも卒業後に就職することが正解であるとは思っていませんでした。留学の経験から、人生には幅広い選択肢があることを知ったため、卒業後の進路として長期留学やワーキングホリデーなどの道も視野に入れていたからです。それらの選択肢を吟味したうえで、就職をすることが自分の中でベストな選択肢になればそれを選択するくらいの気持ちでしたね。

その中でコンサルティング業界に興味を持ったきっかけとは?

自己分析や業界研究をしていく中で、他者への貢献がしたい自分の経験の幅を広げていきたい、という2点の思いがコンサルティング業界に合っていると感じたことがきっかけです。

前者については、大学生時代の経験が大きく影響しています。
水泳部のマネージャー時代には「選手の成長のために、自分はどう行動すれば良いのか」、学生団体時代には「イベントを成功させて仲間の喜んでいる姿を見るために、自分に何ができるのか」ということを真剣に考えていました。常に自分の行動が周囲の人達の力になれているかどうかを意識していたと思います。
そんな大学生活を振り返った結果として、周囲の目標達成の過程に力添えをすることが自分のモチベーションに繋がると気がつき、クライアントをサポートする立場であるコンサルティング業界を志望しました。

後者については、将来のキャリアビジョンへの影響という観点が関わっています。
これから社会人として多くの経験をする中で、自分自身の興味や環境が変化するにつれて、現時点で描いているキャリアビジョンも変わってしまうことがあると思います。しかし、一定の業界に限定することなくクライアントに接し、幅広い知識や経験を得ることができるコンサルタントであれば、そのような変化にも対応することが可能であると感じたこともコンサルティング業界を志望したきっかけの1つです。

ZEINに入社した理由

ZEINにエントリーした理由を教えて下さい。

Wantedlyの募集記事を読んで、自分の就職活動の軸にマッチしていると感じたからです。就職活動の軸とは、先程述べたようなクライアント企業に並走して課題を解決するという事業内容と、それに加えて早期の段階から自分の実力を高められる環境という2点を挙げていました。

まず、「早期の段階から」という部分については、妊娠・出産という女性特有のライフイベントが関係しています。例えば、30歳の時に産休・育休などで5年ほど休み復帰した際、周りの同僚が35歳だとしたら単純計算で、私が30歳時点で同じ立場にいなくては戦えません。
このように、仕事とプライベートの両立という観点から、20代でどれだけ成長できるかということを重要視しています。

また、「実力を高められる環境」については、会社の規模感という点に着目していました。
ベンチャー企業のような成長フェーズの段階で社員数がまだ少ない環境では、一人一人の担当領域や責任の範囲が広くなり、事業や組織の全体を見ることに繋がるので、スピード感を持って自分の実力を高められると考えたからです。

事業内容成長環境という2つの軸を鑑み、自分に合っていると感じたためZEINにエントリーすることを決めました。

ZEINのどのような部分に魅力を感じていますか?

魅力に感じる点は2つあります。

1つ目は、エンジニアとコンサルタントという両方のスキルを身に付けることができる点です。

ZEINは「IT×コンサルティング」というハイブリッド人材の育成に力を入れています。そのため、エンジニアとコンサルタントのスキルを部署ごとに分けておらず、新卒研修の時期からこの2つの分野をどちらも学ぶことのできる教育体制が整えられています。
今後も確実に必要となってくるITのスキルと、私が掲げる「他者貢献をしたい」という思いに必要なコンサルティングのスキルをかけ合わせている体制に魅力を感じました。

2つ目は、様々なバックグラウンドを持った優秀な社員の方々との距離感が近いという点です。

ZEINでは新卒研修に力を入れているため、現場の第一線で活躍している方々が研修の講師を担当して下さり、多くの社員さんから実践的な学びを得ることができます。また、研修だけでなくプロジェクト配属後もトップクラスの社員の方々と近い距離感で仕事に取り組むことができるので、非常に貴重な環境だと思います。

ZEINに入社してから

研修の感想を教えて下さい。

非常に濃い内容で、手厚い研修だと感じています。

ZEINの研修は2種類あります。1つは4月から取り組んできたコンサル研修、もう1つは現在取り組んでいるIT研修です。コンサル研修の内容としては、①資料作成などのスキル、②ケーススタディ、③プロジェクトワーク(採用パンフレットの作成)の3つです。IT研修では、システムの基礎知識を座学で学びつつ、演習を加えるという内容で、新システムを構築するシステム案件にチームで取り組んでおり、私はRPAを使った業務効率化に取り組んでいます。

※RPA:Robotic Process Automationの略語。バックオフィス業務などをはじめとする定常的な業務を、ロボットが代行する取り組み、およびその概念のこと。

これらの研修を通して驚いたことは、細部まで厳しくフィードバックをいただけたことです。研修を担当する社員の方は、私達が作成した成果物だけでなく、個人の思考の癖などについても言及してくれます。一人一人を観察した手厚いフィードバックには嬉しく感じる反面、早く成長して会社に貢献できる人材にならなくてはという気持ちになります。

特に印象に残っているのは、研修中に言われた「一生懸命やったという報告よりも相手がどう感じるか、相手に納得してもらえるかを考えて伝えるという視点が何よりも大事」という言葉です。これから続く研修でもこの言葉を意識して、アウトプットの質を高めたいです。

入社後のギャップはありましたか?

同期との繋がりが強いということが、良い意味でのギャップでした。

コンサルタントはプロジェクトごとに仕事を行うので、同期との関係が希薄になるイメージが入社前はありました。しかし実際は、研修期間が長く同期と過ごす時間が多かったように感じます。ランチも全員で一緒に食べるなど、同期間の仲は非常に良いです。研修期間中に築いた良好な関係は、プロジェクトに配属された後も継続したいですね。

コンサルタントとして今後の目標を教えて下さい。

得意分野や個性を見つけ、「この仕事は彼女に任せたい」と言っていただけるようなコンサルタントになることが目標です。そのためにも、まずはチームやプロジェクト内での自分の役割を認識し、代替のきかない存在になりたいです。

現時点では、ITやコンサルタントといった分野は未経験ですので、日々の勉強や先輩からの吸収などを1つずつ積み重ねて成長したいと思います。
先輩社員から頂いた言葉として「コンサルタントの仕事は9割が辛く厳しい。しかし、クライアントから感謝してもらえる嬉しさや喜びがやりがいになっている」というものがあります。そのやりがいを自分も感じられるようになるために、高い視座で仕事に取り組むことを意識し、いち早く新人という枠を抜け出したいです。

また、長期的な目標として、先ほど述べたように「ライフイベントに差し掛かっても選択肢の持っている自立した女性」を目指しています。そのためにも、自分の選んだ道を自分自身の力で正解にしていくという覚悟を持って実力を高め、自分の理想のキャリアや働き方を見つけていきたいと思っています!

<執筆/撮影:須澤 弘貴>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。