【ZEIN Best Challengerに聞く!第2弾】新領域へ参入したプロジェクトに配属された若手社員

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この記事で分かること

・ZEINにとって新領域への参入
・0から1を生み出す仕事ができる
・失敗を恐れずに成長できる環境がある

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前回から4部作でお送りする「ZEIN Best Challengerに聞く!」シリーズは、当社で「大きなチャレンジ」に取り組んだ社員(ZEIN Best Challenger)にインタビューし、携わったプロジェクトの詳細と、プロジェクトに取り組むなかでどのような課題に直面したのか、そしてそれをどのように乗り越えたのかについて、まとめています。

今回は第2弾として、ZEINにとって新領域となる、「地域創生」に関するプロジェクトに携わった若手社員2名に、お話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください!

写真左:K.M
東京女子大学卒業。大学時代はアメリカに留学したりネパールの村に泊まり込みでボランティア活動を行ったりしていた。ほぼミルクなカフェラテと、夜道で虹色に光らせてもらっている犬が好き。人にはすぐにO型だと言われるがA型で、兄のいる妹だと言われるが長女。

写真右:H.A 
中央大学卒業。大学時代はバイトに明け暮れ、趣味の旅行を楽しんだ。今年は函館とソウルに行くことを計画中。購入したばかりのクロスバイクに乗って少し遠出することが休日の楽しみ。

ZEINにとって新領域への参入

お二人がそれぞれ参画されたプロジェクトについて教えてください。

Hさん:
私は総務省の実証プロジェクト推進案件に携わりました。
ローカル5Gを活用した風車ブレードの保守点検システムの確立を目指した実証実験のPMOとして参画し、総務省に提出する報告書の品質管理や実証実験のスケジュール管理、課題管理などの業務を行いました。

Kさん:

スマートシティ/自治体へのスマートシティ事業の企画提案
スマートインダストリー/大手製造会社への提案支援
カーボンニュートラル/新規事業計画立案

スマートシティとスマートファクトリーは、それぞれをテーマとした営業企画支援です。顧客企業の提供可能なソリューションからサービス企画案をまとめ、営業支援を行いました。スマートシティPJでは主にクライアントから自治体に向けた提案支援を、スマートファクトリーPJでは、クライアントから製造会社等に向けた提案支援を扱っていました。
次に、スマートインダストリーをテーマとした、大手製造会社への提案援助です。クライアントのIoT製品を利用して、業務効率を向上させる提案、及び製造業のDX化を進めました。
最後に、カーボンニュートラルをテーマとした、新規事業計画の立案です。クライアント側に十分な知見があり、すでにリサーチ済みの状態だったため、情報を整理して、ビジネスの新規事業計画を立案しました。

それぞれのプロジェクトのゴールは何でしたか?

Hさん:
総務省へ提出する報告書について求められた品質を担保することです。
総務省が求める基準を満たすよう実証実験を進める必要があるため、PMOとして進捗や課題を管理する必要がありました。

Kさん:
営業企画支援では、クライアントと並走しながら営業企画案を立案し、最終的には企画案を基にクライアントがより良いサービスやビジネスを創出できることを目的としていました。
クライアントの持つゴールや方向性を踏まえて仮説を立て、リサーチを行い、都度クライアントレビューをいただきながら企画案を立案・報告していました。案件のスコープ上、完成資料や企画案が実際に使用される場面に立ち会うことはできませんが、「こんな反応をもらいました」という報告を受けることができたのは嬉しかったです。

特にスマートシティPJに関しては、特定の自治体に向けた営業企画支援を行うこともありました。
自治体が公募するスマートシティ事業のコンペティションにクライアントが参加するにあたり、公募要領の整理から始まり、対象地域特有のニーズを調査・抽出したり、ビジネスモデルを考察したりと幅広くサポートさせていただきました。結果は伴いませんでしたが、結果分析までを丁寧に行ったことで、整理しきれていなかったナレッジをクライアント内に蓄積することができました。

カーボンニュートラルに関しては、新規事業のビジネスモデル立案がゴールでした。クライアントの持つ情報を整理した上に付加価値を付けてビジネスモデルを立案するという難易度の高い案件だったと感じています。

プロジェクトを進める中で、大変だったことは何ですか?

Hさん:
ローカル5Gの知識を身につけることや、各自治体の法令を確認することも大変でしたが、特に苦労したことが大きく2つあります。
1つ目は、洋上風力発電は国が進めているプロジェクトだったため、総務省や経済産業省などが出している情報を収集し、細部まで把握する必要があったことです。情報を集めるにあたり、実際に総務省や経済産業省に出向いて、ヒアリングを行ったり、ローカル5Gと洋上風力発電に詳しい東京大学の先生にインタビューを行ったりしました。コンサルタントとしての通常業務と比べると、珍しい経験ができたと思います。
2つ目は、ステークホルダーとの認識の擦り合わせです。当プロジェクトには多くの企業が関わっていたため、それぞれのゴールが全体としてのゴールにどう繋がっているのか、コミュニケーションを頻繁に取りながら確認していく必要がありました。

Kさん:
まず、入社1年目の案件だったため、案件内容のキャッチアップに限らず、そもそも仕事の仕方についてなど学ぶことが多く毎日遅くまで仕事をしていた記憶があります。笑
案件特性としては、地方創生領域に携わる社内メンバーがいないに等しい状況だったため、社内で情報収集を行ったり相談したりすることは難しかったです。
また、営業企画立案やビジネスモデル策定にあたり、リサーチ作業量が膨大でした。週の半分以上はリサーチ作業を行っていて、リサーチ内容を上長に報告して仮説を立てて、、という作業は慣れるまで時間がかかりました。ただ、個人的にリサーチ作業や資料作成が苦ではない性格のため楽しく作業できていました。

0から1を生み出す仕事ができる

今回のような地域創生に関わる案件と、現在参画しているシステム系の案件との違いを教えてください。

Kさん:
まずは、国や自治体が関わっていることです。
1つの企業内で完結することではないため、規模が大きく、複数の企業が関わります。

そして、システムと大きく異なるのは、「戦略」に近い内容だったということです。
現状私が関わってきたシステム系の案件では、クライアントの課題が顕在化していて、その課題をシステム導入によって解決することがゴールです。
しかし、私が携わった地域創生の案件は、課題を見つけて、正解を探す仕事でした。クライアントにも私たちにも明確なゴールがなく、正解を仮定して戦略を組み、クライアントに提案していました。

お二人は今後も地域創生に関わるプロジェクトに携わりたいですか?

Hさん:
ZEINにそのような案件が来た場合、携わりたいと考えています。
地域創生も含め、あらゆるテーマの案件で活躍できるよう、配属先のチームで着実に経験を積んでいきたいです。

Kさん:
機会があればぜひ携わりたいです。内容に限らず配属された案件で力を出すのは前提として、チャンスがあれば今後は戦略系や地域創生系事業の場数を踏んでいきたいと思っています。

失敗を恐れずに挑戦できる環境がある

ZEIN JOURNALをご覧の皆さまへ。

Hさん:
どのような内容のプロジェクトに参画したとしても、目の前にある課題を一つ一つ解決することで、コンサルタントとして着実に成長することができます。また、社員をサポートする環境が整っているため、失敗を恐れずにチャレンジできることがZEINの強みだと思います。

Kさん:
ZEINは、若手社員がたくさん挑戦できる環境が整っています。
実際に、私はプロジェクトに配属された2週間後には、クライアントへの資料説明を任されました。早い段階で実践の場を与えてくれるため、主体的に業務に取り組む人は、成長するチャンスをつかむことができる良い職場だと感じています。

<執筆/撮影:大西 萌>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。