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フワっと言葉使ってない?面接で好まれる話し方を意識して結果を出そう!

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この記事で分かること

フワっと言葉とは?
面接シミュレーション1「人の役に立つ仕事がしたい」
面接シミュレーション2「成長できる環境・成長したい」
面接シミュレーション3「コミュニケーション能力が強み」

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自己分析を行い、面接でしっかり話せているのに、インターン・選考に通らないのはなぜ?
誰かの役に立ちたい!成長したい!って使っちゃいけない言葉なの?

そのお悩みは『フワッと言葉』を使っているせいかもしれません。今回は面接でしっかりと結果を残したい!という就活生に向けて、『就活生が使いがちなフワッと言葉』をテーマに面接をシミュレーションしながら説明いたします。

フワっと言葉とは?

表現が抽象的で、具体的にイメージすることが出来ない言葉

以上のような言葉を、コンサル就活情報では「フワッと言葉」と称しています。
次章では、面接シミュレーションを通して、フワッと言葉の一例をご紹介します。

面接シミュレーション1「人の役に立つ仕事がしたい」

「人の役に立つ仕事がしたい」。業界問わず、就活生が使いがちな言葉です。人の役に立ちたい、というのは素晴らしい考えではあるのですが、実はフワッと言葉になっています。そもそも、人の役に立たない仕事というのはありません。つまり、この言葉をそのまま使ってしまうと、どんな仕事にも当てはまってしまうのです。
『人の役に立つ仕事がしたい』という言葉を使う際は、以下の点を深掘りしてみましょう。

そもそも人の役に立つとは、どのような状態を指すのか
・なぜ、人の役に立ちたいと思うのか
・どのような形で人の役に立ちたいのか
・自分が貢献できることは何か(=自分の強みをどう活かせるか

これらを深掘りすることで、採用担当者があなたの将来像や考えをイメージしやすくなります。
自分の中で、『人の役に立つこと』をより具体的に言語化できるようにしましょう。

面接シミュレーション2「成長できる環境・成長したい」

「成長できる環境・成長したい」これらは自分の成長意欲をアピール出来そうですが、実は注意が必要な言葉です。
その理由は、大きく分けて以下の2点になります。

①企業に成長環境を求めるというのは、自分本意的な考えである

企業が求めているのは、自分を成長させたい人ではなく、企業を成長させることができる人です。つまり、企業に成長環境を求める=「その環境で(自分が)成長したい」という、自分本意的な考えを持っていると評価される可能性が高いです。

②成長というのは、あくまでも手段である

成長というのは、手段であり、目的ではありません。何か自分の中での目的があり、それに辿り着くまでの過程=成長というわけです。ただ成長したい、というのは、何を目的にしているのかが曖昧で、抽象的な表現になっています。以上から、面接で『成長したいです!』というように話すと、手段が目的化してしまっている状態だと評価されてしまう可能性があります。
『成長できる環境/成長したい』という言葉を使う際は、以下の点を深掘りしてみましょう。

・そもそも自分にとっての成長とは何なのか
・どのような目的があるのか
・目的を達成するために、どんな環境で何を身につける必要があるのか
・その企業が適していると思った理由は何か

成長したいと思うこと、それ自体は大変素敵な考えです。
その想いをしっかりと伝えるために、自分の中で深掘りしておくことが重要です。

面接シミュレーション3「コミュニケーション能力が強み」

「コミュニケーション能力」実はこの言葉もフワッと言葉の1つです。なぜなら、『コミュニケーション能力』は人によって理解が分かれる言葉であるためです。特に、学生と社会人の考えるコミュニケーション能力は異なります。また、コミュニケーション能力については、採用担当者は面接中に判断できる点でもあります。それよりも、あなたらしさが分かる強みについてアピールする方が、魅力が伝わりやすいかもしれません。
もし、「コミュニケーション能力」という言葉を使う際は、以下の点を深掘りしてみましょう。

・自分のコミュニケーション能力とは何か(Ex.伝える力・聞く力・理解する力等)
・どういった場面で能力が発揮されたか(≒具体的なエピソード)
・その能力を仕事でどのように活かすことができるか

コミュニケーション能力はビジネスで求められる能力の1つです。その能力を惜しみなく伝えるために、どのように仕事で活かせるのか、入社後の活躍イメージを持ってもらうことが重要です。


いかがでしたか?「面接でしっかり話せているのに、思うように結果がついてこないな…」と感じる方は、自分の言葉がフワッと言葉になっていないか、確認してみましょう!皆さまの就活がうまくいくことを願っております!

<執筆:濱岡 聖朗>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。