就活が上手くいかないとお悩みの方に向けて、「企業から望まれる就活生の特徴」を知ることで、上手くいかない原因と、改善方法を探っていきたいと思います!
なぜ就活が上手くいかないのか?
もしそのようにお悩みであれば、それは企業から「この就活生に入社して欲しい」と思われる人材になれていない可能性があります。とはいえ、過剰に落ち込む必要はありません!
風邪をひいた時に、「風邪をひいている」という現状に対して落ち込むのではなく、「薬を飲もう」「早めに寝よう」などの改善アクションを取る人が大半だと思います。それと同様に、「自分の現状を把握し、改善点を特定した上できちんと改善アクションを取ること」が重要です。
自分には何が足りないのかを考えるために、まずは「企業から望まれる就活生の特徴」を知ることから始めましょう。
企業から望まれる就活生の特徴
では、企業側はどんな就活生に「入社してほしい」と望んでいるのでしょうか?
業界・職種により、人材要件は大きく異なりますが、共通している要件が1つあります。
それは、「入社後に活躍が期待できる人材」です。
企業は、就活生に対して入社後の活躍を期待して、新卒採用を行っている。このことをしっかりと頭に入れておきましょう。
上記を踏まえた上で、企業から望まれる就活生の特徴をご紹介します。
① 入社後の活躍イメージが明確にある
② 企業と学校の区別がついている
特徴① 入社後の活躍イメージが明確にある
これは、言い換えると「内定をもらうことがゴールになっていない」ということです。
これは面接の場でしっかりと面接官に伝わります。
一例として、以下の2名に面接を行います。
就活生A:ゴール設定が内定になっている就活生
就活生B:ゴール設定が入社後の活躍になっている就活生
面接では以下の質問を行いました。
「入社後、どんな業務をしたいですか?」「5年後どうなっていたいですか?」
就活生Aは、数秒悩んでから、新卒社員が社会人として貢献できることを無難に答えます。
一方で就活生Bは、悩むことなく「同期をぶっちぎりたいです」「史上最速で役員になりたいです」と即答します。
この回答の差は、実はとても大きいです。
企業から「多少の壁(=逆境)にぶつかっても、超えてくれそうだ」「目標達成のために自己研鑽を惜しまなそうだ」「与えられた仕事をこなすのではなく、自らアグレッシブに仕事を取りに来てくれそうだ」と、期待感を持ってもらえるのではないでしょうか。
上記の回答は一例ですが、「自分がどう活躍していくのか」を具体的にイメージできた人こそが、しっかりとこの面接で結果を出せると思います。
特徴②「企業と学校の区別がついている」については、後編の記事で詳しく解説いたします。
後編でまたお会いしましょう!
▼後編はこちら

企業から望まれる就活生の特徴(後編)
https://recruit.zein.jp/newgrad/consulshukatsu/20200312-mensetsu-interview/
<執筆/撮影:濱岡 聖朗>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。