【入社エントリ】金融システムエンジニアからITコンサルタントへの転身

  • エンジニア出身
  • コンサル未経験
  • 中途
  • インタビュー

この記事で分かること

・ZEINに参画した経緯
・組織の魅力や、業務のやりがい

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プロフィール:遠洞 竜生(えんどう たつお)

2006年4月に大手SIerに入社。地方金融機関を中心にバンキング勘定の金利リスク管理パッケージの適用を長年担当後、有価証券システムや大手金融機関向けシステム開発部署のマネジメントを経て、2023年12月ZEIN参画。現在はID管理業務のコンサルティングに従事。
最近の趣味は書道で、引退後の教室開設を目指して上級段位取得に奮闘中。

第2次成長期を迎えるZEINに魅力を感じた

ZEINに入社するまでの経歴について教えてください。

2006年4月に大手SIerに入社し、そこから約18年間勤務しました。入社後は、地方銀行や信用金庫などをクライアントとし、銀行の資産負債を統合管理するALMシステムの開発・適用に従事しました。
その後、有価証券システム開発業務の組織長を務めたり、7000人月のプロジェクトでマネジメントなどの業務を経験しました。

転職を考えた理由について教えてください。

主に2点あります。

1点目は、日本を豊かにし、選択肢のある未来を次代に送りたいという想いがあるためです。
私には息子がいるのですが、ふと息子が就職する将来を考えた際に「このままの日本では、十分な選択肢を持った人生を歩めないのではないか」という不安を感じることが増えました。
すぐ日本で仕事がなくなるわけではないでしょうが、日本だろうが世界だろうが望んだ場所で望んだ仕事を選べる未来を息子や次代に作ってあげたいという思いがありました。

2点目は、例えば個でも戦っていけるくらいの力をつけるべく、より成長性の高い環境に身を置きたいと考えたためです。
大企業に長年勤めるなかで、自身の成長度合いが鈍化しているように感じていました。
10年後、20年後も今と同様に、クライアントひいては社会に価値を提供できる人材でありたいという想いから、より成長できる環境を求め、転職を考えるようになりました。

数多ある企業のなかで、ZEINに入社した理由を教えてください。

ZEINを選んだ理由は、安定と成長のバランスが取れているためです。
まず安定という面について、ベンチャーのITコンサルティング企業の多くは、創業から2-3年のアーリーフェーズにいますが、ZEINは創業から6年経過しており、基盤が出来上がっています。
そして成長という面について、ZEINは今後事業領域を増やし、第2次成長期を迎えるというタイミングであるため、「成長率の高い企業で働きたい」という想いと合致していると思いました。
また、自身の専門領域である金融分野において、企業に貢献できるという点にも魅力を感じたため、入社を決断しました。

クライアントと同じ目線に立って、課題解決を行うことができる

現在担当している業務について教えてください。

大手法律事務所をクライアントとして、2人のメンバーとともに、ID管理のシステム刷新プロジェクトの要件定義を担当しています。

そのなかで、やりがいを感じる場面はありますか?

クライアントと同じ目線に立って、課題解決を行うところにやりがいを感じています。
前職のSIベンダーでは、クライアントの要望に基づいて、システムを構築することが主な業務でした。
一方で、ITコンサルティングでは、クライアント企業の一員として、課題の特定から解決まで、より柔軟にアプローチすることができています。

職場の雰囲気はいかがですか?

中途入社の社員をすぐに受け入れてくれるような、暖かい雰囲気を感じました。
多くの社員が変化に対して柔軟に対応できる度量を持っており、中途入社の私にもフランクに話しかけてくれたため、とても助けられました。

今後の目標を教えてください。

マネジメント面とマインド面でそれぞれ目標があります。

まずは私はマネジメントの責務として、計数の達成と人材育成の2つを重要に考えています。
計数に関して、ZEINでは「前期比130%の売上成長率を保ち、設立10年目には250名体制を整える」という目標があるため、これに寄与をする。
また、社会・会社・組織の持続的成長の源泉は「ヒト」です。しっかりと人材を育成し、かつ主体的に自らも学び繋いでいくという流れを作っていきたいです。

次に、マインドとしては危機意識・仲間意識・当事者意識の3つを大事にしています。
現状に満足せず(危機意識)、個の力を集結させ相乗効果を発揮し合えるチームづくりを行い(仲間意識)、社員全員が社会・企業の成長や数字に関わっているという意識(当事者意識)を持てるような会社にしていきたいです。

ZEIN JOURNALをご覧の皆さまへ。

これだけITが浸透してきた世の中ですが、次から次に進化発展するITを必要としている企業はまだまだたくさんあります。
それらテクノロジーを活用し、顧客や社会を成長させることを通じて未来を創っていきたいと思う方は、ITコンサルティング業界でその力を発揮できます。
そのなかでも、ベンチャー特有の刺激的な感覚や、成長を感じたい方は、ZEINに興味を持っていただければ幸いです。

<執筆/撮影:白濵 恭太朗>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。