【新卒インタビュー】インターン出身の社員に聞く、入社の経緯とZEINの魅力

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この記事で分かること

・学生時代と就職活動
・ZEINにエントリーした理由
・入社後の印象

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プロフィール:齋藤 賢太(さいとう けんた)

創価大学経済学部を2021年3月に卒業。2019年12月にZEINへインターン生としてジョインし新卒採用業務に従事したのち、2021年4月に新卒入社。学生時代は、ベトナムへの長期留学や複数社での長期インターンを経験。趣味は、バイクとフットサル。ZEINではポーカー部に入部し、洞察力や判断力に磨きをかけている最中。

学生時代

どのような学生時代でしたか?

学生時代の大きな経験として、留学長期インターンシップの2つを挙げたいと思います。

留学は、成長著しい国の空気を肌で感じたいと思ったため、途上国であるベトナムを選択し、約1年間(2018年8月〜2019年6月)滞在しました。

現地で数多くの貴重な経験を積むなかで特に印象に残っているのは、仕事に対する価値観の違いを感じたことです。
海外では「転職は当たり前」という価値観があり、ヒト・モノ・カネという分野において、特にヒトの流動性が日本と比べて高い傾向にあります。海外の方から仕事に関する価値観などの様々な話を聞くことで、自分もビジネスにおける市場価値を高めたいと感じるようになり、成長志向が芽生えました

また、大学生活を通じて、複数社でのインターンシップを経験しました。
企画やリサーチ、営業など幅広い職種のインターンシップを通じて、だんだんと活動に没頭し、今役に立っているスキルや考え方の素地を培うことができたと思います。自分がIT業界を志したきっかけを与えてくれたのも、ベトナムで取り組んだ営業インターンでした。

これら2つは、自分の学生時代を象徴する大きな経験です。

留学先の寮でのお写真。一番左が齋藤さん。

就職活動

就職活動中はどのような業界を見ていましたか?

主にコンサルティング業界やIT業界、Webマーケティング業界を見ていました。理由としては、
技術トレンドの移り変わりが激しいという点があります。

私自身元々、様々な情報を仕入れることが好きで、会社の株価や日々のニュースのチェックは学生時代から行ってきました。自分の好きなことである最新のトレンドを仕入れるということを仕事に活かすことができると思い、変化の激しいこれらの業界に興味を持つようになりました。

その中でもコンサルティング業界に興味を持った経緯を教えてください。

学生時代のゼミ活動がきっかけです。ゼミは経済学と経営学のミックス分野である、ビジネスエコノミクスを専攻するゼミに所属していました。

そのゼミで活動するなかで、地方創生のビジネスプランコンテストへの出場や、小規模な工務店にビジネスプランの提案をするプロジェクトを行ったことがあります。当プロジェクトでは、工務店の課題認識→仮説検証→プラン提案といったコンサルティングに近い活動をしました。ビジネスプランの提案は非常に苦労しましたが、工務店の社長が自分たちの提案を実際に取り組んでくれたことに喜びを感じ、コンサルティング業界に興味を持つようになりました。

また、コンサルティング業界に身を置くことで、自分の求めるスキルが身に付くと感じています。
ドキュメンテーション能力やロジカルシンキング、コミュニケーション能力などの汎用性の高いスキルが他の業界よりも重要視されており、早期の段階で身に付けることができます。これらのスキルを早期から獲得することは、自分が思い描くキャリア形成に近づけると思ったことも、コンサルティング業界に興味を持ったきっかけの1つです。

コンサルティングファームが数多くある中で、ZEINにエントリーしたきっかけは何でしたか?

風通しが良い社風とマルチプルエンジニアを育成する環境が整っていると感じたことがきっかけです。

私は入社前からZEINでインターンとして働いていたのですが、当時からZEINには意見を言いやすい雰囲気があると感じていました。インターン生としてすでに何ヶ月も働いている人だけでなく、新しいメンバーに対しても同じように意見を求める場面が何度もあり、裁量権を持って仕事に取り組む雰囲気が整っています。半年ほどの活動を通じてインターンチームだけでなく、社内全体でこの雰囲気が共有されていることが分かり、段々とZEINに惹かれていきました。


また、ZEINはマルチプルエンジニアという、ビジネスマンとしての基礎となるコンサルティングスキルとエンジニアリングスキルを兼ね備えた人材を育成する環境が整っています。これら2つの要素が揃った会社は中々見つからず、非常に魅力に感じました。自分がコンサルティングだけでなくITという分野にも着目していた理由に、先程述べたベトナムでのインターンと帰国後の営業インターンという経験を挙げることができます。

ベトナムでの営業インターンは日本に本社がある会社との交渉がメインであったため、日本特有の判子ベースで承認をもらうプロセスに時間がかかる場面や、そのプロセスの煩雑さが原因で契約を結ぶことができなかった場面があり、非常にもどかしい経験をしました。帰国後、電子契約SaaSの営業インターンに参画したことも、この非効率な場面を改善したいと思ったからです。SaaS関連のサービスを取り扱ったことで、プロセスが簡略化されることを目の当たりにし、ITがもたらすインパクトの大きさを痛感しました。

※SaaS:Software as a Serviceの略称。インターネット上(クラウド上)のアプリケーションをユーザーが利用できるサービスのこと。

ZEINに入社してみて

新卒研修を終え、感想を教えてください。

非常にハードな内容でしたね。研修は、座学の後に実践という流れで進んだのですが、学んだ内容を活かせていないと感じる場面が何度もありました。

具体的には、ケーススタディでの非常に苦労した経験です。ケーススタディは、社員が実際に扱ったプロジェクトの簡易版にチームで取り組みます。論理構成を整えた上で、丁寧にスライドの作成や発表の準備を取り組んだにも関わらず、発表を行うと想像以上のフィードバックをいただきました。それらのフィードバックを通じて学びと実践の違いだけでなく、自分自身に対する悔しさを感じました。自分の全力が、現役のコンサルタントには全く通じなかったためです。

研修を通じて社員の方に対する憧れが強くなり、現在は早く追いつきたいという気持ちで溢れています。

インターン時代から現在にかけて、ZEINに対する印象の変化はありますか?

社員同士の距離が想像以上に近かった点にギャップを感じました。

インターン生時代は社員の方と関わる機会が多くはなく、コンサルティングファーム特有のドライな雰囲気を持った方が多いと思っていました。しかし、研修を通じて社員の方と関わる機会が増えると、実際には気さくな方が多い印象を受けました。

さらに、ZEINは大手のコンサルティングファームと比較して社員数が少ないため、他の会社では関わることができない役職の方と近い距離で接することができます。このような方々から日々的確なフィードバックやアドバイスをいただけるため、自身の成長速度が速まると思います。実際に、自分も日々の研修を通じて貴重なアドバイスを何度もいただき、研修前と比較して自身を遥かにアップデートさせることができたと感じています。

コンサルタントとしての目標を教えてください!

シニアコンサルタントになることが当面の目標です。

ZEINでは大手コンサルティングファームと同様のタイトルが用意されており、タイトルが上がることは自分の市場価値の証明だと思っています。自分の市場価値を高めるために、インプットとアウトプットのサイクルを繰り返していち早く成長していきたいです。

また、その目標を達成するためにも、現在は上司に認められることを第一優先に取り組んでいます。直属の上司に認められることが、会社からの評価にも繋がると考えているためです。上司から高い評価を得るために、指示の意図を適切に汲み取った上で、アウトプットの質とスピードを上げていきたいと思います。

目標に向かって邁進し、「この領域は齋藤に任せたい」と言ってもらえるようなコンサルタントになりたいです。

インターン時代のお写真。右が齋藤さん。

就職活動は、まずは軸を定めてみること

ZEIN JOURNALをご覧の皆さまへ。

就職活動では、まずは軸を定めて、その軸に沿ったアクションを取ってみてください。

就活を進める中で、考え方の軸が定まっていない学生は数多くいると思います。ただ、軸が定まった状態でないと、アクションに踏み出すことは困難です。自分も大学に入学した当初は、やりたいことが決まっていませんでした。しかし、読書や勉強を通じて様々な世界に興味を持ったことで、留学や複数社での長期インターンシップというアクションに踏み出すことができたと思います。

学生生活を少しでも有意義なものにするためにも、早期の段階から軸を定めてアクションを取ってみてください。たとえ結果が伴わなかったとしても、軸が定まっている状態でしたら必ず良い経験になると思います。学生の皆さん、頑張ってください!

<執筆/撮影:須澤 弘貴>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。