【新卒インタビュー】成長企業で自分自身も成長する。入社の決め手は、自分の貢献を実感できる環境

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この記事で分かること

・どのような学生時代を過ごしたか
・就職活動のコツ
・ZEINを選んだ理由

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プロフィール:齋藤 慎弥(さいとう しんや)

学習院大学国際社会科学部国際社会科学科を2021年3月に卒業。大学2年時には浅草のレストランでキッチンのバイトをし、3年時からはIT企業で長期インターンシップをしていた。趣味はお笑いを見ることで、大学生のときにはひとりで劇場を回るほどに没頭。

様々な経験を積んだ学生時代

どのような学生時代を過ごされましたか?

高校時代は、ボート部に所属していました。5人1チームで人力のボートを動かすのですが、私はその内の1名が行う操縦士という役割を担っていました。実は、操縦士としてチームを全国5位に導いた経験もあります。

大学時代は、学習院大学国際社会科学部に在籍し、英語でビジネスを学んで国際的に活躍できるビジネスパーソンになることを目指して勉強していました。ゼミではマーケティングを学んでおり、大学の所在地である目白をPRするためのマーケティング施策を考え、地域の出版社に提案するという活動や、第一次産業とITの組み合わせに着目し、通信企業と共同でITを活用して第一次産業を活性化させるための施策を考えるという活動をしていました。

学業以外では、大きく2つの活動に注力していました。

1つは、サークル活動です。約100名の学生が所属し、オープンキャンパスを企画・運営する団体で、多くの高校生や保護者の方たちに対して大学を紹介する活動をしていました。この経験は、対人の仕事が多いコンサルティングの仕事に特に活きていると感じています。

もう1つは、IT企業のインターンシップです。社内業務の自動化を担当し、成果として新しいシステムを一から開発した経験が挙げられます。具体的には、社員が1時間かけて行っていた業務を、5分で行えるものに短縮させることができました。このシステム開発を通じて、テクノロジーがビジネスに与える影響力を実感しました。

齋藤さんは、ご自身の人柄をどのように捉えていますか?

性格の特徴としては、次の3つが挙げられます。

1つ目は、負けず嫌いなところです。学生時代は一貫して成績が良くないと気が済まず、またスポーツをするときは勝敗にこだわっていた経験から、そのように感じます。2つ目は、おせっかいなところです。困っている人を見ると助けずにはいられなかったり、学生時代はよく友人に勉強を教えていたりしていた経緯から、自分は「他人に尽くすことに喜びを感じる」のだなと思うようになりました。3つ目は、好奇心旺盛なところです。新しいものに触れるとわくわくしたり、気になったことはすぐに解決したくなるところから、そう思うようになりました。実際に、本を読んで新しい知識を得たり、講義でわからないことがあったらすぐに先生に質問しに行ったりしていました。

これらの性格は、就職先としてコンサルティングファームを選ぶにあたっての「カギ」になったと考えます。

自分の性格や興味を重視した就職活動

もともとどのような業界に興味がありましたか?

大学の専攻とIT企業でのインターンシップでの経験から、IT業界全般に興味がありました。大学ではビジネスを学んでいたこともあり、大学卒業後に自分も現代のビジネスに携わっていくうえで、「ITの進歩を切り離すことはできない」と感じていました。

今後の社会においてITがいかにしてビジネスを成長させていくのかというところに関心を持ち、ITに関する学習も自発的に行っていました。また、IT企業でのインターンシップを通して企業や社会に与えるテクノロジーの影響の大きさを肌で感じたため、将来的にはITに携わり、自分が企業や社会を成長させたいと考えるようになりました。

最終的になぜコンサルティング業界を選んだのでしょうか?

選んだ理由は、先ほど述べた自分の性格の3つの特徴と関連しています。

1つ目に、「自分の能力で価値を生み出していく」というコンサルタントの仕事が、負けず嫌いの自分に合っていると思ったからです。コンサルタントは商材を扱ってクライアントに貢献するのではなく、自身の頭を振り絞ることで価値を生み出していく職業です。自分の成長がクライアント、そしてチームに大きく影響すると考えます。周囲よりも研鑽を重ねて自分を成長させることに貪欲な自分の性格が、「人」の成長が企業の成長に直接的に繋がるコンサルティング業界と非常に合うと考えました。

2つ目に、コンサルタントに求められる「クライアントの成長に寄与すること」が、おせっかいな性格の自分に向いていると感じたからです。クライアントへのコミットを主なビジネスモデルとするコンサルティングと、「努力している人を支えたい」という私の想いが一致していると感じました。

3つ目に、幅広い業界と関わることができるためです。様々な業界と関わることができる仕事であれば、好奇心旺盛な自分も常に意欲を持って業務にあたることができると考えました。働きながら多くの知識をインプットし続けることができるのはコンサルタントの特権です。そのような環境は好奇心旺盛な私にとって最適だと感じました。

数あるコンサルティングファームの中でも、ZEINを選んだ決め手を教えてください。

理由は2つあります。

1つ目は、自分が企業の成長に貢献できると思ったからです。ZEINには優秀な社員が多くいるため、高いレベルの仕事をそばで見習うことで、自分自身の成長に繋げることができます。また、自分が成長することはもちろんですが、設立4年目を迎えたZEINも成長段階の企業であるため、自分の働きが企業の成長に貢献できる環境であるとも考えています。実際に、IT企業のインターンシップで社内業務の自動化をしたとき、企業に貢献できたことに喜びを感じた経験から、「自分が企業を成長させていける」という気概を持って仕事ができる点に惹かれました。

2つ目は、社員の人の良さと、全体として一致団結した雰囲気に惹かれたためです。社員の人の良さに関しては、新卒採用の面接を行っているところを見かけた際に、面接官を務める社員が学生一人ひとりと真摯に向き合う姿を見たことがきっかけです。学生を品定めするような様子は全く無く、むしろ学生側の意図を汲み取ってくれるような話しやすい面接で、ZEINは良い企業であると確信しました。雰囲気に関しては、「社員全員(ゼイン)が一丸となってクライアントと自社の成長にコミットする」というミッションにもある通り、社員の団結力が強固であると感じました。団結力が強ければ、個々人の能力の合計ではなく、掛け算で大きな力を発揮できると考えています。

入社前後の心境の変化

実際に入社してみて、ZEINにどのような印象を持っていますか?

面接で感じたことやWantedlyの記事から得た「チームメンバーの成長を大切にする」という価値観が、社内強く根付いていると感じました。研修を行うなかで、社員が新卒の成長に真摯に向き合ってくれていると感じます。例えば、ITに関する理解が難しい内容は丁寧に教えてくれましたし、一方で私が失敗したときには厳しく鞭を入れ直してくれることもありました。

このような指導の根底に、「新卒に成長してほしい!」という想いがあることを、自分でも感じ取ることができます。チームやメンバーの成長を大切にする社風が表れているため、自分もその想いに応えたいと感じます。

では、入社前の印象と異なる点があれば教えてください。

入社前の印象と異なるところは、長時間働くこともありますが、社員同士で気遣いあいながら仕事をしている点です。入社前に抱いていたイメージは、コンサルタントは長時間勤務も厭わないバイタリティーが必要とされるような、厳しい職場環境を想定していました。しかし、実際に終業時刻が遅くなってしまったときに、社員の方から「しっかりタイムマネジメントをして、健全な勤務時間で帰りなさい」とご指摘を受けました。もちろん、業務のタイムマネジメントの必要性を説いてくれたという側面もあると思いますが、私自身この言葉が新卒への気遣いだったとも考えており、この優しさには良い意味でコンサルティング会社への印象を裏切られましたね。

入社して2ヶ月が経過したいま、率直なお気持ちを教えてください。

コンサルタントとして働くうえでの日々の勉強の必要性を痛感しました。この2か月間の研修内容は充実していた分、難易度も非常に高く、「いかに良い成果を残せるか」で頭が一杯になっていました。研修中に頭を使って最善策を導き出すことも大切ですが、その研修が始まる前から日常的に予習をしてしっかりとスタートラインに立つことが、良い成果を残すことに結びつくと感じました。仕事のスタートラインに立てるように日々勉強することは、クライアントやチームに貢献するうえで必要不可欠だと思います。

自分の「武器」を手に入れたい

今後、携わりたいプロジェクトはありますか?

まだ明確に定まっているわけではないため、まずはさまざまなプロジェクトに携わることで、興味の惹かれるものや、自分に向いていると感じるものを冷静に判断したいです。その点、研修では様々なプロジェクトに触れる機会があり、その度に「これにも携わってみたい!」と感じ、選択肢が増えています。

長期的な目標について教えてください。

1つの分野に特化したコンサルタントになりたいと考えています。負けず嫌いな性格とも関連しますが、何かの分野で1番になることが自分の信念です。先述した「様々なプロジェクトに携わりたい」という想いと矛盾してしまうかもしれませんが、長期的には自分の「武器」を手に入れたいと強く思っています。

もちろん、自分の知的好奇心を満たしたいとは考えていますが、それよりもチームへの貢献や他のメンバーに勝つことを重視しています。理想としては、数年間かけてあらゆるプロジェクト経験するなかで私が活躍できる分野を見極め、ZEINの成長に貢献できるような武器を身に付けたいと考えています。

ZEIN JOURNALをご覧の皆さまへ。

「視野を広く持つ」「誰のために頑張りたいのかを考える」の2つを心に留めて、就職活動に取り組んでいただけたらと思います。

前者に関しては、就活を成功させるためには、ある程度の余裕をもつ必要があると考えているからです。就活が終わらないという焦りは誰しもが経験することだと思いますが、「就職活動をする1年間で残りの人生が決まる訳ではない」という余裕を持ち、落ち着いて取り組んでほしいと思います。焦りがちなときこそ、選択肢を広げて人生を長期的に考えると、精神的な余裕を持つことができると思います。

後者に関しては、就職活動をするうえで「何になりたいのか」を明確にしがちだと思いますが、「誰のためになら頑張れるか」という視点で将来を見つめることも効果的ではないかと考えます。視点を変えてみることで自分のやりたいことが見つかる場合もありますし、就職活動に対するモチベーションが段違いに上がることもあります。なかなか自分のために頑張れないという方は、このような考えを持つことも良いかもしれません。

<執筆/撮影:向井 達哉>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。