コンサルタントを目指す就活生が抱く3つの疑問について、現役ITコンサルタントとして活躍するZEINの社員にインタビューをしました!
Q1. コンサルタントに学歴は必要?
A. 学歴だけで判断はされないが、一定の処理能力が必要。
学歴だけで判断されることはありませんが、コンサルタントは知的労働に分類される職業であるため、一定の処理能力が必要とされることは否めません。学力水準の高い大学(学部)やMBA取得者が就職にあたり有利であることは事実です。これは学歴というより、コンサルタントに求められる一定水準の教育を完了しているという実績として評価されます。
言わずもがなではありますが、学歴だけで採用されることは100%なく、本人の人間的な魅力やリーダーシップなど、その人そのものが持っている能力やスキルの方が評価割合のほとんどを占めます。
以上をまとめると以下の通りです。
・学歴だけで判断されることはない
・コンサルタントは一定の処理能力が必要
・その人が持っている能力やスキルの方が評価割合のほとんどを占める
▼コンサルタントに必要なスキルと向いている人についての詳しい記事はこちら

コンサルタントに必要なスキルと向いている人とは
https://recruit.zein.jp/newgrad/consulshukatsu/20190913-consultant-skills/
Q2. コンサル就活にジョブやインターン経験は必要?
A. 必ずしも必要ではない。
ジョブやインターンの経験は必ずしも必要ではありません。実際に理系の学生には研究一筋で学生生活を過ごしている方も多く、そのような方が採用されるケースも多くあります。つまり、コンサルタントとしての資質が評価されるため、ジョブやインターンの経験が必ず必要なわけではありません(選考条件に自社のジョブへの参加が必須な場合を除きます)。
企業は、多数の応募者から、自社で採用できる枠を上限として選定するため、他の応募者との比較になります。その際判断材料として、ジョブやインターンへの参加動機やそこで得たことなどは考慮されます。
しかし、判断するのは人間であるため、コミュニケーションがスムーズな方が良い印象を与えるケースが多く、ジョブやインターンはビジネスの世界と近づき、理解するためのサポートになるといえるでしょう。
以上をまとめると以下の通りです。
・ジョブやインターン経験はコンサルの就活に必ずしも必要ではない
・多数の応募者との比較の際に、ジョブやインターンへの参加動機、そこで得たことなどは考慮される
Q3. コンサルで必要な心構えは?
A. 最後までこだわること。
コンサルで必要な心構えは最後までこだわることです。
コンサルでは唯一の正解があるわけではないため、最後までこだわり、解決策を考え抜く姿勢が最も大切です。これはプロフェッショナリズムとも言えます。また、テクノロジーの進歩により、市場環境の変化のスピードがどんどん早くなっているため、新しいことを貪欲に吸収していく姿勢も大切です。これは恒常的な自己研鑽とも言えます。
他にも、コンサルタントはクライアントやチームメンバーといった人間が絡む仕事であるため、人の痛みを理解しようとする姿勢も必要であると言えます。
以上をまとめると以下の通りです。
・最後までこだわり、解決策を考え抜く姿勢が最も大切
・新しいことを貪欲に吸収していく姿勢や、人の痛みを理解しようとする姿勢も大切
いかがでしたでしょうか?皆様のコンサルタントに関する疑問が解消されていましたら幸いです。
<執筆:齋藤 賢太>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。