コンサルタントを目指す就活生が抱く3つの疑問について、現役ITコンサルタントとして活躍するZEINの社員にインタビューをしました!
Q1. 大した志望動機もない「とりあえず」のコンサル入社ってあり?
A. ありですが、高い志や向上心がない人は入社してからが大変です。
「とりあえずコンサル入社」は結論から言うとありです。
コンサルでは他の業界でも通用するベーシックなビジネススキルが身につくので、志望動機が明確ではなくてもコンサルを目指してみるというのは間違っていません。しかし、コンサルという職業は日々新しいテクノロジーや方法論を吸収していくことを要求されます。加えて、コンサル会社では基本的に地頭がよく、向上心も強い人が大多数を占め、そういった人と仕事をしていかなければなりません。よって、高い志がないと入社してから大変になります。
また、起業したいから「とりあえずコンサル入社」というケースも少なからずあります。起業するためにはキャッシュフロー※やバランスシート※などのファイナンス的な知識や考え方が必要ですが、コンサルでそういったことが身につくかというとそうではありません。そのため、起業したいから「とりあえずコンサル入社」するというのもあまりいいとは言えないでしょう。
※キャッシュフロー:事業におけるお金の流れ。
※バランスシート:簿記用語の貸借対照表のこと。財務諸表のひとつ。
Q2. コンサルに向いているのはどんな人?
A. 突き詰めて考えたり、問題意識を持ったりすることができる人です。
まずはQ1でも述べたように、高い志や向上心を持ち、新しいものを受け入れていく力がある人がコンサルに向いています。
それに加えて、突き詰めて考えたり、問題意識を持ったりすることができる人が向いているでしょう。書いてあることや言われたことを鵜呑みにせずに、自分の頭で考えることが必要なので、言われたことに従うだけの人はコンサルにはあまり向いていません。また、コンサルには毎日決まったルーティーンがないので、そういった変化の多い環境に適応できる人がコンサルに向いているともいえます。
Q3. チームメンバーに欲しい人ってどんな人?
A. 下記の3つを兼ね備えた人が欲しいです。
①素直でなんでも吸収しようとする人
②相手意識を持つことができる人
③自己批判できて自分から状況に対応しようとする人
Q2と同様に素直で、なんでも吸収しようと思っている人、またチームなので独りよがりではなく、相手意識を持ちながらコミュニケーションを取れる人が求められます。
ただ、会社やチームは多様性があって成立するものなので、個々のパーソナリティがあるということも重要です。加えて、自己批判できる人もチームに求められるでしょう。自己批判できる人とは、何か問題が起こった際にもう少し自分にできることはあったのではないかとオーナーシップを持って考えることができる人のことです。よって、自己批判できて、自分から状況に対応しようとする人がチームには求められます。
いかがだったでしょうか?ZEINではMeetupイベントやカジュアル面談も実施しているので、コンサルについて何か気になることや聞いてみたいことがあればお気軽にオフィスにお越しください!
<執筆:斎藤 賢太 >
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