「第一志望の面接、絶対に通りたい…!!」このような時、どう準備しますか?
本記事では、先輩就活生が実践し成功した方法かつ、ほとんどの就活生がやっていない方法をご紹介します。採用担当者に「この子欲しい…!」と高確率で思われる独自の方法を、本記事では「面接の必殺技」と呼称しています。ぜひ参考にしてみてください。
Chapter.1 面接の必殺技とは
面接の必殺技は、自分の提案資料を作って持って行くことです。
「面接の本質=自分という人材の提案営業」と考えます。提案資料が「ある営業」と「ない営業」では、相手の判断材料に大きな差が生まれます。企業に対して十分な判断材料を提供し、意思決定をしてもらうといった戦略です。他の就活生がやらないことをやって、積極的に差別化を図りましょう!
Chapter.2 事前準備
まずは自分の過去・現在・未来を一本化して記載することが大切です。
過去:自分の今までの人生経験やハイライト(=経歴や楽しかったことなど)
現在:今どのようなことができてどのような価値観を持っているのか(=強み弱み・性格や価値観など)
未来:将来どうなるために、応募したのか(=志望動機・将来の目標など)
なぜ、過去・現在・未来の3つが一本化してあることが大切なのでしょうか。それは、面接官は時系列に沿っている方が初対面の相手について理解しやすいためです。そのため、私が提案資料を作成したときのテーマは、「私という人間の魅力を時系列に沿って知ってもらう」でした。
▼面接の事前準備についての詳しい記事はこちら

面接は事前準備がカギ!自分の”過去・現在・未来”のストーリーを整理しよう!
https://recruit.zein.jp/newgrad/consulshukatsu/20191031-interview/
Chapter.3 先輩就活生の事例紹介
先輩就活生が実践した内容をご紹介します。
▼準備した資料の概要
・形式 :Power Point
・枚数 :約30枚(各項目につき約4~5枚)
・発表時間:約15~20分
・テーマ :私という人間の魅力を時系列に沿って知ってもらう
・作成時間:約10時間
▼資料の構成
①自己紹介 :誕生日や出身などの簡単な経歴や趣味を説明
②人生のハイライト :小学生・中学生・高校生・大学生の4つに分けて説明
③インターンの活動報告:どこで・どのようなことに取り組み・どのような実績を出したのか説明
④私の強み :強みを3つに厳選して説明
⑤志望動機 :なぜここに応募したのかを説明
⑥私を採用するメリット:メリットを3つに厳選して説明
▼面接の流れ
①お互いに初めに簡単な挨拶や雑談をする
②面接担当者の自己紹介を聞く
③面接担当者に「それでは自己紹介をお願いします」と言われる
④「提案資料を作ってきたので、PCを使いながら行っても良いでしょうか」と伝えPCを出す
⑤驚く面接担当者にプレゼンを始める
実際に面接担当者にプレゼンできる時間は約15~20分くらいでしょうか。少々長いように思われるかもしれませんが、面接官が聞きたいような箇所は、あらかじめ資料内に記載しておくため、プレゼンテーション後の質問は数ラリーで終わります。
このように考えると、資料なしで説明をしたときと資料を持参した時のトータル時間はあまり変わらないと思います。ここで、最も大切なことは、相手の理解度に合わせてスライドを進めることです。常に相手の表情を見て、「もう次のスライドにいって大丈夫かな」と思ったら進めるイメージです。
このように提案資料を持参し、プレゼンテーションをする就活生は他にいないため、面接官に強く印象を残すことができます。また、自分の中で「これで完璧だ」と自信を持てる提案資料を作ると、緊張せず面接に臨むことができます。
<執筆:濱岡 聖朗>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。