入社3年目、新卒時代からの成長を振り返る

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この記事で分かること

・入社3年目で感じる自身の成長
・「信頼される人材」とは

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クライアントのために自分にできる最大限を

▼入社1年目について

入社1年目の業務を教えてください。

不動産のクラウドファンディングのシステム開発プロジェクトに、PMO(Project Management Office)の役割で参画していました。このプロジェクトでは、クライアント担当者(PdM)の方と緻密にコミュニケーションを取りながら業務を進めることができました。

やりがいを感じた瞬間はありますか?

私の立ち回りに対してクライアントから高評価をいただけたときが嬉しかったです。私は、1年目だからとは関係なく、1人のコンサルタントとしてクライアントにコミットし、貢献することを意識していたので、実際にクライアントから直接フィードバックを頂けて、とても嬉しかったのを覚えています。

▼入社3年目について

3年目である現在の業務を教えてください。

仮想通貨取引所の情報システム部の支援プロジェクトに参画しています。役割としては、システム開発(主に口座開設システム)の管理者として立ち回っています。具体的な業務内容については、要件整理~リリースまでの各フェーズの推進やステークホルダーからのシステムに関するお問い合わせ対応など幅広い業務を担当しています。このプロジェクトには昨年の5月に参画し、現在も継続して携わっています。

クライアントと良好な関係を構築する上で、重視していることは何ですか?

クライアント先に常駐している環境を活かし、密なコミュニケーションを取ることを重視しています。具体的には、普段はSlackを使用した文字ベースのコミュニケーションがメインなのですが、Slack以外に直接話す機会を作ることを意識しています。直接話すことで、ミスコミュニケーションが起こりにくくなることはもちろん、クライアントから認知してもらうことが出来ます。また、丁寧な対応を積み重ねることでさらに強固な信頼関係を構築することが出来ていると感じています。

印象に残っているハプニングを教えてください。

普段より要件の整理からリリースまでの期間が短かった案件で発生した出来事が印象に残っています。具体的には、開発もおおむね完了しつつあった段階で、要件の変更が発生しました。しかし、この案件は様々な都合によりリリース日が延期出来ないことが分かっていたので、なんとか間に合わせるために責任者として、大きく2つのアクションを取りました。

1つ目は、状況を整理し関係者の認識を揃えるために、クライアントの関係部署と開発者を巻き込んだミーティングを実施しました。2つ目は、普段以上にクライアント及び開発者と密にコミュニケーションを取ることを意識し、変更要件に対応する上で発生した論点を直ぐに潰すことができるよう立ち回りました。この2つのアクションにより、なんとかリリース期日に間に合わせることができました。また、この件でリリースまで円滑に進めることが出来たのは、普段の業務からクライアント及び開発者と良好な関係性を築けていたことが功を奏したと思っています。

成長を感じた瞬間はありますか?

成長を感じる部分は大きく3点あります。

1点目は、周囲を巻き込みながら、リーダーシップを発揮できるようになった点です。現在のプロジェクトではシステム開発の管理者として立ち回っているため、自分自身で今は何が必要かを都度考えて行動し、開発者やクライアントを巻き込んで案件を推進する必要があるので、リーダーシップを発揮しながら日々の業務に取り組むことができるようになったと思います。

2点目は、多くの経験を積む中で、仕事に対する責任感が培われた点です。1年目はどちらかというとサポート業務を行うことが多かったですが、3年目は、自分が先頭に立ち、多くの関係者と連携しながらプロジェクトを遂行しています。問題が起きないように細部まで徹底的に確認し、システムをリリースした後のことまで意識できるようになりました。

3点目は、コミュニケーションスキルが向上した点です。1年目のプロジェクトでは、主に特定のクライアント担当者とコミュニケーションを行っていました。ただ現在は、複数部署の様々な立場の方とコミュニケーションを取っているため、相手の立場や状況に応じたコミュニケーションを意識出来るようになり、実際に日々の業務の中で実践出来ていると思います。

1年目の自分に向けて、どのようにアドバイスをしますか?

「失敗することをそこまで恐れないで」と伝えたいです。自分は、失敗をしないように慎重に行動する性格です。しかし、実際に業務をしていく上で、(特に1年目は)失敗はつきもので、自分にとっては大きなミスだと思っていても、周りから見ればそこまで大きな失敗ではないため、失敗を恐れず安心してチャレンジしてほしいとアドバイスをしますかね。

信頼される人材は、素直で責任感がある

どんな人と働きたいですか?

「素直」と「責任感」の2つを持ち合わせている人です。
まず、「素直」については、周りからの指摘を素直に受け入れ、次のアクションに活かせる人です。実際に素直な人ほど成長するスピードは早いと思っています。
次の「責任感」については、自分の仕事に責任感を持って取り組める人です。具体的には、任せられた仕事について、最後まで当事者意識を持ち行動できる人です。もちろん、1年目は分からないことも多いと思うので、任せられたタスクをこなすために周りの人を頼るのは良いことですが、最終的に「仕事の品質を担保するのは自分」という意識が重要だと考えています。

入社するまでにやっておいた方が良いことはありますか?

個人的にはあまりないと考えています。学生は学生として、その時期にしか出来ないことがあると思うので、時間を大事にした方が良いと思っています。強いて言うなら、世の中に沢山出版されているコンサル本に一通り目を通しておいても良いかと思いますが、実際に業務をしてみないとイメージが湧かないこともあると思います。なので、まずは残りの学生生活をぜひ謳歌して下さい。

目指しているコンサルタント像を教えてください。

クライアントに、「この人がプロジェクトにいてほしい」と思われる人になることです。これまでプロジェクトでの経験で培ったリーダーシップやコミュニケーションスキルを活かし、クライアントが必要としていることにコミットし、必要とされる人材を目指しています。今後は、既存のシステムから新システムに移行するような大きな案件をリードし、プロジェクトを成功に導き、クライアントに貢献したいです。

ZEIN JOURNALをご覧の皆さまへ。

ZEINは創業メンバーを始めとし、優秀な人が多いです。また、コンサルタントとして、クライアントの課題解決のために貢献したいという強い思いを持った人が多いので、その思いに共感できる人には最適な環境だと思います。また、会社としては、社内的な様々な施策を行い、会社として更に成長するために変化するフェーズに突入していて、今後も規模は大きくなっていくと思うので、会社と共に自分も成長したいと思っている人には最適な環境です。ぜひチャレンジしてみて下さい!

<執筆/撮影:渡辺 藍>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。