大学院時代の就活を振り返る。ZEINを選んだ決め手は?

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この記事で分かること

・研究内容にとらわれない就活
・大学院の就活と学部の就活の違い
・業務に活きている大学院での経験

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プロフィール:谷口 加奈子(たにぐち かなこ)

熊本大学大学院建築学専攻を2022年3月に卒業。熊本出身で、就職を機に上京。大学時代は、ミャンマーの都市開発について研究。趣味は、カレー屋さん巡り、ドライブ。お休みの日は都内を散策している。今一番やってみたいことは都内ドライブ。

研究内容にとらわれない就活

大学院に行こうと思ったきっかけを教えてください。

住宅の設計に興味があったことから学部で建築学を学び、もっと自分のスキルを身に着けたい、研究を頑張りたいという思いから大学院に進むことを決めました。

大学院での就活について教えてください。

修士1年の夏ごろからインターン参加に向けて就活を始めました。

最初は自分の専門領域であった建築業界をメインに就活をしていましたが、3月の就活解禁時期に他業界を見る機会が増えたことで、ITコンサルティング業界に興味を持ちました。

その後、ITコンサルティング業界の就活を始め、5月に内定をもらいました。

なぜ建築業からITコンサルタントを目指すようになったのですか?

将来的に地元である熊本を活性化したいという思いがあり、建築業界を希望していました。

しかし、建築によるダイレクトな都市開発ではなく、その地域の企業や団体などを支援することによって活性化を行いたいと思い、コンサルタントに興味を持ちました。

ITに院生時代に触れていたことや、業界横断に必須のスキルだと考えていたことから、ITコンサルタントを目指しました。

研究と就活の両立

大学院と学部の就活にはどのような違いがありましたか?

院生になると、講義に加えて、研究や学部生の講義サポートなど、学部生のころと比べてやらなければならないことが増え、就活の時間が取りづらかったです。そのため、スケジュール管理を徹底する必要があり、難しさを感じることも多くありました。

しかし、研究室の先輩の情報を聞けることや、コネクションを使えることがメリットだったと思います。

大学院生の就活のポイントを教えてください。

研究において、社会人の方や他大学の方とのかかわりが多くあるので、それを活かして情報収集をすることだと思います。

また、忙しい中でも就活に取り組む時間をあらかじめ決めて、就活の時間を確保するスケジュール管理を行うことも重要だと思います。

業務に活きる大学院での経験

ZEINに就職を決めた理由は何ですか。

ZEINのカルチャーに強く共感できたからです。元々上下の関係が近く成長する機会が機会に恵まれたベンチャーの会社を探していた折に、Wantedlyを通じてZEINと出会いました。

会社が掲げている「社員で一丸となって頑張る」という目標や、カジュアル面談や面接の際に一人一人に丁寧に向き合ってくれることに惹かれ、ZEINに就職を決めました。

ZEINでの業務について教えてください。

電子帳簿保存法の法対応に向けたシステム導入支援を行っています。具体的には、要件定義から運用まで幅広く対応しています。様々な業務を担うことに難しさを感じることもありますが、クライアントの要望に対して、それを達成できる案を提示できたときにやりがいを感じます。

ZEINでの業務と大学院での研究が結びついたと感じることは何ですか。

院生時代に仮説検証を通じて培った仮説思考業務で活かせていると思います。

また、研究で3Dモデリングや地理情報システムを用いていたため、データの仕事を抵抗なく行うことができています。たとえば、自分の使っているシステムの調査や実証に活かせていると感じています。

ZEIN JOURNALをご覧の皆さまへ

研究内容が直接的に就職に結び付かなくても、大学院の研究で培った考え方や研究で関わった方々との関係、その際に使うコミュニケーション能力などはどの業界でも必ず役に立つと思います。そのため、研究内容だけに囚われ過ぎず、視野を広げてみるのもいいかもしれません。

<執筆/撮影:繁 さくら>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。