新卒研修を終えて、今後の展望を語ります!

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この記事で分かること

・ZEINの新卒研修
・新卒研修での学び

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研修を通して得た学び

研修で得た学びについて教えてください。

Aさん
信頼関係の構築の難しさと相手に的確に伝えることの難しさを学びました。
前者に関しては、グループワークでの実践的な研修の中で感じました。この研修は、実際にあったプロジェクトがベースとなっています。そのため、かなり本物のプロジェクトワークに近いものであり、さまざまなステークホルダーとの利害関係が想定されていました。そうした状況で、お客様とどのように信頼関係を構築すべきか検討しました。複数者間での立ち回りの難しさを学ぶことができたと思います。
後者に関しては、資料作成の際に実感しました。前提知識の違う相手に対して、適切に情報を共有し、提案していくには相手の立場に立った丁寧な資料作成が大切であると学びました。

Bさん
華やかに見える仕事であっても、地道な努力によって結果に結びついているのだと学びました。
以前まで、漠然とコンサルタントという職業に対して、いわゆる華やかなイメージを持っていました。しかし、研修での提案資料の作成やリサーチ作業を通して、コツコツと積み上げることもコンサルタントとして必要だと感じました。見えない努力の存在を学び、私にとって良い意味でのギャップを感じることができました。

Cさん
チームとしての課題への取り組み方に学びがありました。
グループワークの多い新卒研修では、チームメンバー同士で協力して課題に取り組むことが求められます。それぞれの得意分野やキャパシティを考慮して作業を進める調整力を学ぶことができました。

Dさん
社会人としての基礎能力を学べたと思います。資料作りやロジカルシンキングなどコンサルタントに必要な知識や経験を総合的に3ヶ月間で身につけることができたと思います!

研修でのグループワークと学生時代に行ったグループワークにはどのような違いがありましたか?

Cさん
社会人のグループワークは与えられた目的がしっかりとあり、消化すること自体を目的にしていないことが明確な違いだと思います。

研修を通して苦労したことはありましたか?

Aさん
講師の方や先輩方からいただいたフィードバックをもとに、PDCAサイクルを回し、自覚のなかった弱みを無くしていく過程に苦労しました。

Bさん
チーム内の認識を合わせることに苦労しました。今まで学んできたことや背景がそれぞれ違うため、チーム内の知識に差がある場面が多かったです。そこから生まれる認識のずれによってプロジェクトが進まないということがありました。

Cさん
さまざまな人がいる中で、チームとして業務を行うことに慣れるまでに苦労しました。
もちろん、同じ会社のメンバーであっても、それぞれが異なる価値観や考え方を持っています。しかし、それが相乗効果となるよう、チームとして業務に取り組むことで成果を出すのがコンサルティングです。これを達成するためには、仲間と共に時間を過ごすことや同じ目標を立てることが求められます。自分だけではなく、周りの仲間と協働する大変さを感じました。

Dさん
グループワークのメンバー内で理解を統一させることです。
同じ情報を与えられたとき、どこまで理解できるのかは人によって異なります。したがって、チームメンバー内で共通認識を持つためにサポートし合うことが大切だと感じ、率先して理解度を高める手助けをしていました。自分に与えられた業務をこなすだけでなく、メンバーにも目を配ることに取り組みました。

研修中に意識していたことを教えてください。

Dさん
研修の目的は何であるのかを考えるように意識していました。講義の内容をインプットすることはもちろん、なぜこの講義が自分にとって必要なのかを考えることによって、知識の習得度が異なってくると思います。

Cさん
私は、学生時代との切り替えを意識していました。新卒研修では、丁寧な講義が行われるため、事前の知識が必要となることはありませんが、社会人としての責任を意識しながら研修に取り組んでいました。

コンサルタントに対してのイメージの変化

Aさん
入社する前は、コンサルティングファームで働く方の人物像が漠然としたものでした。しかし、ZEINで働くコンサルタントを目の当たりにして、傾聴力やインプット、アウトプットに長けている優秀な方というイメージを掴むことができました。

Bさん
人に対するイメージの変化がありました。
コンサルタントは、論理的でドライな人が多いと思っていましたが、実際はすごく温かいです。
考えをアドバイスしていただく際に、論理的で淡白な説明だけではなく、しっかりと私目線でも理解できるように、順序立てて教えてくださいました。このことからから社員一人一人に向き合ってくれてると感じました。

Cさん
想像より、働き方が自由だなと思いました。
コンサルティング業界は忙しいイメージがあり、仕事とプライベートの両立が難しいと考えていました。しかし、実際は、仕事とプライベートのオンオフが明確であり、平日でも自分の時間が取りやすいと思いました。

Dさん
残業の少なさに驚きました。入社前は、コンサル業界は残業が多いという印象を持っていました。
アサインされるプロジェクトにもよると思いますが、現時点では、定時で帰宅できることが多いです。また、Aさんと同じ意見でZEINには尊敬できる方が多く、今では目標や、やりがいにつながっています。

先ほど優秀という言葉を使っていましたが、社会人にとってどのような点が優秀になるのでしょうか?

Aさん
レスポンスの速さや、インプットからアウトプットまでの速さだと思います。

Dさん
優秀な人は情報処理速度が速く、アウトプットに時間をかけている人が多いと思いました。

Cさん
情報処理が早い人同士や、そうでない場合でも話を調節できる人が優秀だと思います。

Dさん
Cさんが言っているように個人の認識レベル(業務理解度)に合わせた話し方、タスクの振り方など、優秀な人の多くは人を理解するのが早いと感じます。

相手に合わせた話し方はコンサルタントという職業に通じるものなのでしょうか?

Dさん
そうですね。コンサルタントは、プロジェクト毎にお客様をゼロから理解することから業務を始めます。
そうしたことから、人を理解する能力が養われていると思います。
あえて言うならば「人の専門家」じゃないでしょうか。

各々が目指す理想のコンサルタント

Aさん
現在携わっているプロジェクトでは、お客様の社内システム導入に関するものを扱っていますが、今後は企画フェーズから携わってみたいです。お客様がスムーズに業務ができるようになるには、どのようなシステムが必要であるのか、という視点からもプロジェクトに参画してみたいと考えています。

Bさん
今後は下流工程のプロジェクトに参加してみたいです。現在はITの戦略立案などの上流工程の仕事をしており、全体のイメージを掴めていないので、一通り上から下まで経験してみたいです。

Cさん
ZEINでしかできないような業務に携わりたいです。会社組織に属しているからこそ、経験できる自治体の案件など自分一人ではできないような仕事に関わりたいです。

Dさん
ITによるソリューションの提示だけでなく、お客様が抱える課題を根本的に解決できるような総合的な提案をしてみたいです。してみたいです。また、現在は指示を受けて作業をする立場ですが、主体的に周りを引っ張っていくような存在になっていきたいです。

どのようなコンサルタントになりたいですか?もしくは入社一年目の目標はありますか?

Aさん
先輩や後輩からも話しやすい懐の深いコンサルタントになりたいです!

Bさん
入社一年目の目標はお客様や、職場の人から、一人のコンサルタントとして認識されるような存在になりたいです。今は研修が終わったばかりで、どれほど活躍できるのか分かりませんが、一年後にはチームメンバーの一人として認めてもらえるような存在になりたいです。

Cさん
先輩方との信頼関係を築きながら、コンサルタントとしての実力をつけ、自分が携わりたいプロジェクトに率先してアサインしてもらえるようになりたいです。

Dさん
社内外問わず、「Dさんだからこういったプロジェクを任せたい!」と思われるようなコンサルタントになりたいと思います。

<執筆/撮影:伊藤 蒼司>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。