壁のないオフィスとは?代表の想いとともに紹介!

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この記事で分かること

・オフィスのコンセプト
・オフィス紹介
・代表取締役の想い

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オフィスのコンセプト

壁のないオフィス

コンセプトは「壁のないオフィス」です。

社員が心理的な壁を作らずにコミュニケーションを取ることで、「居心地が良いと感じることができる場所」を提供することを目標にオフィスを作り上げました。
もちろん物理的にも壁を減らしています。

コンセプトの背景

「新しい社員に、ZEINに馴染んでほしい」
「上下関係を気にせずに意見を言い合ってほしい」

以上、2点を会社へ浸透させるために、「壁のないオフィス」というコンセプトを決めました。

コロナ禍において、オンライン上でのコミュニケーションが増えていますが、コンサルティング業界はクライアントとのダイレクトコミュニケーションが残り続ける世界です。社員は、コミュニケーション力を磨き、高めていく必要があります。

「相手の表情を見て、考えを伝えること」
それは日々、相手と対峙し議論を繰り返すことでしか養うことはできません。
会社の理念に、「コミュニケーションを活発にすること」を掲げるのは簡単ですが、それを実際に行うのは社員自身であるため、それを促進する環境が必要です。
そこで、生の、活発なコミュニケーションを体現するために、「壁のないオフィス」というコンセプトを定めました。

「壁のないオフィス」の実現

コンセプトの実現要素

「用途に合わせて雰囲気を選択できる環境」
「社員全員が気持ちよく働ける環境」

この2つの要素が、コンセプトである「壁のないオフィス」を実現します。
施策としては、スペース・設備・インテリアの3施策から、「壁のないオフィス」の実現へ向けてアプローチしています。

【写真Lサイズ】図や表など細かな文字がある画像や、特に目立たせたい写真に使用します。

スペース

スペースについては、ワークスペース内の十分な座席数の確保と、カフェスペースの設置を行いました。これにより、社員数増加への対応と、働く場所の選択が可能になっています。
移転前のオフィスでは、社員数に対して座席数が不足していたため、移転後のオフィスは約3倍の面積に拡大し、座席数も増やしました。これにより、より多くの社員がワークスペースを活用できるようになりました。対面でのコミュニケーションが、移転前のオフィスと比較し、容易になり、意見を言い合える環境を実現できています。
社員の積極的なプロジェクトに対するコミットメントを促進し、より気持ちよく働ける環境へと進化しました。

【写真Lサイズ】図や表など細かな文字がある画像や、特に目立たせたい写真に使用します。

外との仕切りがガラスになっており、視覚的にも「壁のないオフィス」を実現しています。

また、ワークスペースとは別にカフェスペースを設置し、オフィスを様々な用途で利用することも可能になりました。
プロジェクトごとに雰囲気を変えて取り組みたい社員は、カフェスペースで業務に取り組むことも可能です。ソファーも設置しているため、リラックスして業務に取り組むことができます。
また、天井にはプロジェクターを設置しており、壁に画面を投影することができるため、内定式や入社式、ZEIN部の活動といったイベントも、カフェスペースで行われます。

【写真Lサイズ】図や表など細かな文字がある画像や、特に目立たせたい写真に使用します。

右側の壁に、画面を投影することができます。

設備

設備に関しては、移動式ホワイトボードと各席へのモニター、大きな冷蔵庫の設置や、女性用化粧室の拡大を行いました。

移動式ホワイトボード導入により、場所を問わず、ディスカッションができる環境を作りました。実際に、各プロジェクトにおいてホワイトボードが多用されており、ディスカッションが活性化されています。
モニターは、ワークスペースやカフェスペースの各座席に複数台設置されています。資料の投影や、大きい画面での作業など、様々な用途に使われています。

これらの設備によって、より幅広い選択肢から業務のスタイルを選ぶことができるようになりました

【写真Lサイズ】図や表など細かな文字がある画像や、特に目立たせたい写真に使用します。

少人数での議論に最適な画面の大きさです。

冷蔵庫は、移転前のオフィスに比べ、より大きなサイズのものを導入しました。
(コロナ禍であまり実現できていませんが、)仕事後にカフェスペースで食事をしたり、社員に家のような感覚で過ごしてもらったりするための食料や飲料を置いておくことができます。
オフィスを憩いの場としても使えるようにすることで、より社員が気持ちよく働ける環境を構築しています。

家庭用冷蔵庫の中で最も大きなサイズのものを設置しました!

女性用化粧室に関しては、移転前より面積を大幅に拡張しました。
移転前のオフィスで、「より良い環境作り」のためのアンケートを行った際、女性用化粧室を広くしてほしいとの要望がありました。また、男性と女性の人員の配置を均等にしていきたいというZEINとしての目標もあります。
そこで、女性にもより働きやすい環境を提供するために、化粧室を重点的に改善しました。
オフィス全体の大きさは3倍に拡大しましたが、女性用化粧室の大きさは5倍になっており、パウダールームも併設されています。

【写真Lサイズ】図や表など細かな文字がある画像や、特に目立たせたい写真に使用します。

女性用パウダールーム

インテリア

ワークスペースやカフェスペース、会議室の至る所に、植物が飾られています。
壁をなくしていくと、仕事をする場と安らぎの場が一緒くたになる傾向があります。緑色を至るところに設置することで、同じ場所にいながら、仕事への集中と、休憩の時間の瞬時の切り替えを可能にしています。
造花の中に本物の植物もあり、落ち着いて業務に取り組むことのできる雰囲気があります。

【写真Lサイズ】図や表など細かな文字がある画像や、特に目立たせたい写真に使用します。

代表取締役から見たオフィス

【写真Lサイズ】図や表など細かな文字がある画像や、特に目立たせたい写真に使用します。

志賀野 寛彦(しがの ともひこ)
ZEIN株式会社代表取締役CEO。1978年4月23日生まれ。
新卒でアクセンチュアに入社後、フリーコンサルタント、独立系ITコンサルティング会社、EYアドバイザリー(現:EYストラテジー・アンド・コンサルティング)を経て、ZEINを設立。
趣味はゴルフ、キャンプ、筋トレ、草野球。

オフィスを移転した理由を教えてください。

「会社の成長」がオフィスを移転した理由です。
社員数の増加という意味での成長と、それを表現する方法としての成長の2つを大切にしています。

まず、会社の成長に伴い、オフィスのキャパシティを拡大する必要がありました。
移転前のオフィスを決定したときと比較して、社員数が約2倍に達するまで会社規模が成長していますし、新卒採用も活発に進めています。「社員全員が気持ちよく働くことができる環境」を維持するためには、より広いスペースを確保する必要がありました。
このような、「物理的な会社の成長」がオフィスを移転した1番の理由です。

また、「会社の成長」を表現する方法としても、オフィスを移転する必要があると考えていました。
もちろん、売上や社員数といった数字から、会社の成長を情報として意識することは可能です。しかし、成長を「体感」できるものは定量的な情報とは異なります。
私は、その成長を体感できるものの一つがオフィスの移転や拡張だと常に考えているため、オフィスの移転を決意したという側面もあります。

「会社の成長を体感する」とは、具体的にどのようにオフィスに現れているのでしょうか?

実は、オフィスの至る所に設置されている植物にも成長の意味が込められています。
植物が大きく育つ様子は会社の成長を体現していると考えており、会社の成長をイメージできるように植物を設置しています。

植物の成長に必要なものは、水だけではありません。
植物を成長させ続けるためには、鉢を大きくする必要があります。植物は、成長に伴い、根がどんどん大きくなり、葉や茎も大きくなっていきます。根が成長しなければ、葉や茎などの見える部分の成長も鈍化するため、鉢を大きくする必要があるのです。

この特徴は会社の成長と一致しています。
社員だけを増やし続けていていると、植物と同様に会社の成長が鈍化するでしょう。
社員数に対して、オフィスが大きすぎるくらいでないと、社員の成長を継続できないと考えています。広い場所で仕事をするからこそ、社員も手足を伸ばしてのびのびと業務に取り組むことができます。
そのために、「社員にとっての鉢」であるオフィスを拡大する必要があるのです。

実は、オフィスの中に太くて大きな木を植えたいとも考えていました!

オフィスを移転して良かったと思うことはありますか?

社員からの評判若手の成長という点において、移転して良かったと感じています。

まず、単純にオフィスがより綺麗で快適になったことから、社員全員から好評を得ています。

若手の成長に関しては、会社の変化に対応できていることが挙げられます。
新卒採用を活発化させてきているため、最近では若手の社員も増えてきました。それに伴い、先輩社員が複数人の若手に指導することが増えてきており、適切に指導できる環境が必要となります。
新しいオフィスは広くオープンな環境であるため、誰かが困っていたらすぐに助けることができますし、議論している様子も確認することが可能です。
広く開けた環境を、若手の成長に活かすことができていると肌で感じています。

最後に、オフィスにかける想いを教えてください!

オフィスを、社員にとって居心地の良い場所にしていきたいという想いは、創業当時から今まで変わっていません。会社の成長を目で見て、体感できることが社員のモチベーションに繋がると信じているため、これからも、社員には居心地の良いオフィスを提供し続けたいと思います!

<執筆/撮影:渡辺 藍>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。