プロフィール:小林茂幹(こばやしもとき)
2021年3月、駒澤大学経営学部経営学科卒業。高校、大学と野球部に所属し、投手を任されていた。趣味は筋トレだが、最近はカフェにもはまっている。コメをおいしく食べることだけは誰にも負けない。通勤には1時間半掛けており有意義に使っている。
野球一筋の学生時代
どのような学生時代でしたか?
小学4年生から大学を卒業するまでの13年間、ずっと野球をしていました。高校時代は特に野球以外の思い出は無いと言ってもいいくらい野球に没頭し、大学でも準硬式野球部に所属して学生生活の大半を部活動に費やしました。
その他には、友人の父親の会社で土木系のアルバイトをしていました。その事業の一例として、風車の建設予定地の風量や風向きを観測するために60mほどの鉄塔を建設し、センサーを設置する作業を行っていました。 学生ではあまり経験が出来ないようなアルバイトだったので、就活でのエピソードトークとしてよく使っていました。
お忙しい学生生活だったと思いますが、学業面はいかがでしたか?
毎年春と秋は野球部のリーグ戦で忙しく、授業を公欠する機会も多かったのですが、単位は真面目に取得していました。
また、経営学部のゼミに所属し、原価計算論を学んでいました。具体的にはチームに分かれて仕入れ値を元に、広告費や販売価格を設定し、最終的な売り上げを競うといったビジネスゲームのような方法で実践的な学びを得ていました。
そのような学生時代を過ごし、ご自身でどのような性格が形成されたと考えますか?
間違いなく、諦めない性格が形成されたと思います。
高校時代に所属していた野球部では投手を任されていましたが、入部当初は球速が遅く、試合で勝つことができませんでした。そこで、球速を30km/h上げるという高い目標を掲げ、そのための練習メニューを作成し取り組みました。最終的には目標を達成することができ、そのおかげで球速が武器になり、試合でも勝てるようになりました。
この経験から、高い目標を掲げ諦めることなく挑戦する力が付き、それに伴って自身の性格も形成されたと思います。どのようなことにおいても、諦めるという選択肢は自分の中にはありません。
「軸」を持った就職活動
就職活動はどのように進めましたか?
部活を3年生の秋で引退し、リクルーターの方が部活全体に付いてくださったため、初めはその方を頼りに少しずつ進めていきました。しかし、引退直後は中々スイッチが切り替わらなかったこともあり、本格的に就職活動を始めたのは3年生の2月からになりました。
就職活動中に持っていた「軸」について教えてください。
就職活動の軸は主に2つありました。
1つ目は、成長できる環境であるかという点です。負けず嫌いな性格で、周りの同世代に負けないように着実に成長していきたいという思いを強く持っていたためです、また、この先何十年も働いていく中で、成長も無しに怠惰に過ごすことは自分の中では考えられませんでした。
2つ目は、ITを使って課題解決に繋げられるかという点です。学生時代にプログラミングを活用してデータ分析を効率化した経験が関係しています。手作業で膨大な時間をかけて行っていたデータ分析を、プログラミングを活用して自動化したことで、大幅な作業時間の削減に繋がりました。プログラミングの効率性や実際に自分でコードを書いてシステムを運用できたことに大きな感動を覚え、企業の課題もITを用いて解決したいと思うようになりました。
では、特にどのような業界を志望していましたか?
コンサルティング業界とIT業界です。コンサルティング業界は成長できる環境がある点、IT業界はITを使って課題解決に繋げられる点に置いて、自分の就職活動の軸と合致していました。
また、人材業界も自己成長できる環境にあるとリクルーターの方から伺っていたため、選考を受けました。
ZEINに入社を決めた理由
ZEINにエントリーしたきっかけを教えてください。
Wantedlyで募集記事を読んだ際、自分の就職活動の軸に当てはまると思ったことがきっかけです。成長できる環境であるか、ITを使って課題解決に繋げられるかという2つの軸は、ITを用いてコンサルティングを行っているZEINであれば体現できると思いました。
具体的に言い換えると、ITエンジニアとしてプログラミングのコードを書く仕事も行いたい一方、クライアントとも積極的に関わりたいと思っていた私にとって、ITエンジニアとコンサルタントの仕事を分けていないZEINは大変魅力的であり、エントリーしました。
最終的に、ZEINに入社を決意された理由を教えてください。
主に3つあります。①ITとコンサルティングを区別していない点、②優秀な先輩社員の方々に囲まれながら成長できる環境である点、③創業して間もない会社である点です。
3点目にフォーカスして言うと、中学生時代の経験が基となっています。私が通っていた中学校は創設2年目で、自分は2期生という位置づけでした。その環境で、伝統の無い環境から自分たちで文化を創り上げていく楽しさを知りました。
ZEINでも私は新卒として、中学生時代と同様に2期生という位置づけであるため、会社の未来を自分たちの手で創っていく経験が出来ると思い、そこに大きく惹かれました。
ZEINでの今後
現在行われている新卒研修の感想を教えてください。
私は、ITに関してもコンサルティングに関しても、ほとんど知識が無い状態でのスタートだったため、日々の研修は難しいと感じることが多いです。
特に難しさを感じるのは、アウトプットの面です。コンサルタントは、クライアントへのプレゼンテーションといった場面でアウトプットする力が強く求められます。そのため、ZEINの新卒社員研修では、インプットだけでなくアウトプットする機会が多く用意されています。そういった意味で、コンサルティング会社ならではの研修はやはり簡単なものでは無いと感じています。
研修を通してご自身の成長を感じる点はありますか?
自分の頭で考える習慣が身に付いてきたと感じています。
アウトプットが多い研修であることについて触れましたが、具体的にはプロジェクトを模した演習に対して、同期の新卒社員とチームを組んで成果物を出すトレーニングをしています。元々ある答えには頼らず、自分たちの頭で考え尽くして答えを絞り出す経験は今までに無く、思考力を鍛える上で有意義な時間を過ごせていると思います。
また、研修を通して同期と共に作業する機会が多く、同期仲が深まっているとも感じています。コンサルティングの研修に加え、ITのプログラミングの研修も行われているのですが、どちらも互いに助け合いながら日々頑張っています。
今年1年間の目標を教えてください。
「会社の戦力になる足掛かりを作りたい」と考えています。
今は知識量をはじめ、社会人としての土台となる能力が圧倒的に足りていません。まずは目の前の与えられた仕事を一生懸命こなすことで、自分の強み・弱みとなる部分が見えてくると思います。強みを伸ばし、弱みは克服し、1日1日を無駄にしないように仕事に取り組んでいきたいです。
ZEINで叶えたい理想について教えてください。
ITとコンサルティングの両方のスペシャリストになり、多くの企業課題を解決していきたいです。
またこの理想を目指していくなかで、自分のために仕事をこなすのではなく、クライアントがいてこそのコンサルタントであることを常に念頭に置き、仕事と向き合っていきたいです。クライアントに寄り添って企業の課題解決に当たれるコンサルタントでありたいという思いが強いですね。
<執筆/撮影:小池 雄太>
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