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【27卒・28卒必見】大学1・2年からできる就活準備

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この記事で分かること

・大学3年生が具体的に行っていること
・大学1・2年からできる就活準備
・ZEINの長期インターンについて

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年々早期化・多様化している就職活動に、焦りを感じている大学1・2年生の方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回はそのような方々に向けて、大学1・2年生のうちにできる就活準備を紹介します!就職活動を控えている皆さんにとって、有益な情報になること間違いなしです!

なぜ就職活動の準備が必要なのか?

就職活動は年々早期化しています。就職みらい研究所の就職プロセス調査(2025年卒)「2024年3月1日時点 内定状況」によると、大学3年生の就職内定率が3月1日時点で40.3%となっていました。通常、大学3年生の3月1日が就職活動解禁日ですが、近年では解禁日の時点で内定を獲得している学生が半数近くまで及んでいるというのが現状です。

近年、夏期インターンシップから選考を始めている企業が増えてきています。したがって、大学3年春の時点でガクチカ や自己PRのネタになるような活動が必要となります。また、夏期インターンシップのWebテストの結果をそのまま選考に利用する企業も増えてきているので、Webテスト対策も必要になってきます。

※ガクチカ:「学生時代に力を入れたこと」の略称。就職活動において、エントリーシート(ES)や面接でよく聞かれる質問。
※自己PR:自分の強みや長所を企業にアピールして、採用担当者に「自社で活躍してくれる人材」であることを伝えること。   

※Webテスト:企業が採用選考の一環として実施するオンライン形式の適性検査や学力テストのことを指す。これらのテストは、応募者の基本的な能力や適性を判断するために用いられる。

以上より、志望する企業に入るためには、大学1・2年から早めの就活準備が必要になってきている状況です。大学1・2年生の方はまず、3年の夏期インターンシップの選考を突破することを目標に準備していきましょう。

大学3年生が具体的に行なっている就活準備

5月〜6月

この時期から夏期インターンシップの募集が始まり、就活生はそれに向けて準備を行います。選考前ギリギリに急いで準備することにならないよう、この時期からコツコツと、以下で紹介する対策を積み重ねることが大切です。

①ES対策

ESとはエントリーシートの略称で、応募企業に対して提出する書類のことです。主に、志望動機・自己PR・ガクチカなどが記載されており、企業が応募者の人柄やスキル、熱意などを判断するために利用されます。詳しいESの書き方は以下の記事で紹介しています。

②面接対策

皆さんが就職活動と聞いて最もイメージしやすいのは、面接をしている様子ではないでしょうか。面接は企業が就活生の適性や熱量を確かめるための非常に重要なプロセスになっているので、周到な準備が必要です。夏期インターンシップでも、ほとんどの企業が面接を行います。自分が応募する企業の面接が個別なのか集団なのか、あるいはケース面接を行う場合はそれに特化した対策をするなど、応募しようと考えている企業のリサーチは入念に行う必要があります。

※ケース面接:主にコンサルティング業界で採用されている面接形式の一つで、面接官が特定のビジネス課題や問題を示唆し、解決策を求めるプロセス。候補者は、提案された状況を分析し、論理的な方法で解決策を考える必要がある。

その上で、よく聞かれる質問に対する回答は、本番ですらすら言えるように練習をします。よく聞かれる質問は、「自己PR(自己紹介)」「ガクチカ」「サマーインターンに参加したい理由」「企業に興味を持った理由」などです。ESに書いたことを深掘りされることも多いため、深掘り質問に対する回答も考えておきましょう。

③グループディスカッション(GD)対策

グループディスカッション(以下GDと記載)は、複数の応募者が1つのグループとなり、特定のテーマに基づいて決断・結論を導く形式の選考です。企業側は、面接では見えにくい就活生のコミュニケーション能力、協調性、リーダーシップ、論理的思考力などを見ます。

このGDをインターンシップの選考フローに取り入れている企業も珍しくないです。GDには、司会者(ファシリテーター)、タイムキーパー、書記などの役割があり、各役割の特徴を踏まえ、どのように立ち回るべきかを研究する必要があります。また、ディベート型、課題解決型、抽象的テーマ型などの種類があるため、様々な形式のディスカッションに備えておくことが大切です。

④Webテスト対策

インターン選考で用いられるWebテストは、オンライン上で行われる適性検査や学力テストのことで、応募者の基礎的な学力や適性、論理的思考力などを評価するために実施されます。SPIという名前のテストを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、それはこのWebテストの一種で、他にも玉手箱、CAB、GABなどの種類があります。

Webテストの難易度は中学〜高校レベルで決して高くありませんが、企業はESとこのWebテストの結果でスクリーニングを行います。参考書等を用いてしっかり対策をする必要があります。

6月〜7月

夏期インターンシップ選考

この時期から選考が始まりますが、1社だけ応募するというのは得策ではないかもしれません。なぜなら夏期インターンシップの倍率は10倍程度で、落ちる可能性の方が高いからです。5〜10社程度応募し、落ちても「仕方がない」という風に割り切って、前向きに考えることが重要です。

7月〜9月

夏期インターンシップ参加

選考を通過した企業のインターンシップに参加します。参加期間は1日〜2週間程度と企業によって差はありますが、基本的には短期間の参加になります。参加するからには必ず学びを得るという気持ちで過ごし、本選考に向けて経験を積みましょう。

10月〜1月

10月ごろから多くの企業が本選考を解禁し始めます。それと同時期に秋期インターンシップの開催も行われます。就活生にとってはこの時期が就職活動の集大成になるので、1番の頑張りどころです。

①本選考・随時内定出し

ES提出・書類選考→Webテスト受験→面接(GDがある場合もある)→内定
企業によって差はありますが、本選考は上記のように進んでいきます。ここまで夏期インターンシップに向けて対策を積み、選考フローを経験してきた人なら、本選考も同じように突破できると思います。

②秋期インターンシップ開催

夏期インターンシップに比べて知名度は低いですが、秋にもインターンシップが存在しています。基本的には夏期インターンシップと同じですが、成果を上げれば夏期より早期選考ルートに乗る可能性が高いです。早期選考ルートに乗れば、大学3年のうちに内定が出て、就職活動を終えるということもあり得ます。積極的な参加をおすすめします。

1月〜3月

引き続き本選考・随時内定出し

大学1・2年生ができる就活準備

ここまで大学3年生が具体的にどのように就職活動をしているのかを紹介しました。では、就職活動が本格化する前の大学1・2年生はどのような就活準備ができるのでしょうか?
以下に、
・自己分析
・業界研究/職種研究
・長期インターンシップへの参加

の3つを挙げたので、早めに就活準備をして周りと差をつけたい方はぜひ取り組んでみてください!

①自己分析

自己分析とは、その名の通り、自分自身の強みや弱み、価値観、興味・関心、過去の経験から学んだことなどを振り返り、理解することです。それらを分析することで、自分にどんな仕事が向いているかを知ることができます。自分に合った仕事や企業を選ぶ基準になりますので、就職活動において自己分析は大変重要です。就職活動の全てのプロセスはこの自己分析をベースに進んでいくため、自己分析は1番大切と言っても過言ではありません。

例えば、自己分析をせずに業界・職種を決めて面接に臨んでも、それが本当に自分のやりたいことなのかわからない状態では、思ったように話すことができないはずです。仮にその企業に合格したとしても、自分に合わない仕事をして過ごすことになりかねません。そうならないためにも、自己分析は非常に重要です。

自己分析の意味や目的については、以下の記事で詳しく解説しています。気になった方はぜひご覧ください。

②業界研究/職種研究

・業界研究

内定を得るためには志望会社を選択し、志望動機を作成しなければなりません。その第一歩となるのがこの業界研究です。業界とは、簡単に言えば、世の中にたくさんある仕事を似たもの同士でグループ化したものです。メーカー・サービス・小売・金融など、数多くの業界が存在しており、その中から自分が興味のある業界を絞ります。

ここで、メーカー業界を志望する人を例に考えてみましょう。「メーカー」と一口に言っても、その中でも細かくグループ分けされており、自動車・電気・食品・鉄鋼など、さらに種類は多くなっていきます。業界研究をする上で「メーカー志望」というレベルでは不十分で、更に細かい「メーカーの自動車志望」というレベルまで明確化しなければならないことを覚えておきましょう。

なお、志望業界は3つに絞るのがセオリーだと言われています。少なすぎても視野が狭まってしまい、多すぎても業界に対する理解が浅くなってしまうので、3つがベストということです。志望順位は研究を進める中で変わることも多いです。後から志望順位が変わっても構いませんので、仮の志望順位を付けながら志望業界を絞っていきましょう

・職種研究

業界研究が終わったら、次は職種研究です。職種とは企業に入社して実際に担当する仕事を、その性質や内容によって分類したものです。総務・広報・営業・企画など、数多くの職種が存在しており、将来やりたい仕事内容をイメージして職種を決定します。

職種によって決まる仕事内容は、皆さんの将来の仕事内容の1分1秒に直結すると言っても過言ではありません。それだけに、自分の個性や特徴を発揮できる職種を選ぶことが大切です。どのような仕事内容が自分に合っているのかを見極め、それには何の知識やスキルが必要とされ、日々どのような業務を行なっているのかをしっかりと把握しておきましょう。

③長期インターンシップへの参加

ESや面接では必ずと言って良いほどガクチカについて聞かれます。多くの人は大学のサークル活動やアルバイト経験を挙げますが、周りの人と差別化を図りたい場合は、長期インターンシップに参加することをおすすめします長期インターンシップとは、通常半年以上企業で働きながら実務経験を行うインターンシップのことです。おすすめする理由は2つあります。

1つ目は、基礎的な社会人スキルを習得できるからです。長期間実際に企業で実務経験を積むため、プレゼンを通して言語化能力を身につけたり、立場の違う社員や役員との活動を通してコミュニケーション力を身につけたりすることができます。また、「どうすれば今よりもっと良くなるのか?」と考えながら仕事をすることで、自分の頭で考えて行動するという癖がつき、大学生のうちから社会人の思考に慣れることができます。

2つ目は、成長環境が整っているからです。インターン生として企業に入れば、社員や役員たちの働きぶりを生で見ることができます。それを見て、良いところを取り入れたり真似したりすることで成長することができます。また、社員や役員からフィードバックをもらうことができる場合もあります。そのため、今悩んでいることや改善したいことを相談し、アドバイスをもらうことで、自分に足りないところを客観的に知ることができ、自己成長に繋げられます。

ZEINの長期インターンシップについて

大学1・2年生ができる就活準備として、最後に長期インターンシップを紹介しました。現在ZEINでも長期インターンシップを募集しており、大学1・2年生を積極採用しているので紹介します!

ZEIN株式会社とは、ビジネス戦略とテクノロジーの融合によりあらゆる企業の変革を支援する、総合系コンサルティングファームです。社名は「全員(ZEIN)で一丸となる」から取っていて、個の力を伸ばしつつ、チーム全員で一丸となって業務に取り組むことでより高く、より早く成長できる環境になっています。

インターンシップ制度は、「就活生の目線に立った採用を進めてほしい」という代表の強い思いから始まりました。インターン生は「役員と共に、ZEINの新卒採用目標を達成する」ために、新卒採用戦略の策定から実行までを行っています。インターン生の業務は大きく分けて「採用企画・広報」「社内コミュニケーション施策」の2つに分かれます。
「採用企画・広報」では「新卒採用」と「インターン採用」の双方に携わり、広報活動や応募者対応、インターン生の選考などを行います。「社内コミュニケーション施策」では、社内広報の執筆や表彰制度の運営などを行います。この他にも新しくできることがあれば随時実施していきます。

以上の業務を通して、言語化能力やロジカルシンキングを磨くことができます。また、出社の際には、社員や役員と直接接することが多いため、基本的なビジネスマナーを身に付けることができます。ZEINの長期インターンシップでは、基礎的な社会人スキルを習得し、成長できる環境が整っています。今大学1・2年生で、「成長したい」という意欲のある方は、ぜひ以下のURLからZEINのインターンシップをチェックしてみてください!皆様の応募お待ちしております。

<執筆/撮影:星野 光輝>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。