サマーインターンは、多くの就活生にとって就職活動の開始点であり、初めて社会人と密に接し、仕事を体験できる大変貴重な機会です。そのため、今後の就職活動に繋げていくためにも、目的意識を持って臨み、しっかりと振り返りをすることが大切です。
本記事では、「サマーインターンの振り返りをする意義とその具体的な方法」をご紹介します!
Chapter.1 振り返りの意義
サマーインターンの振り返りをする意義は主に2つあります。
1.自分の強み/弱みを把握する
サマーインターンを通して社会人の仕事を疑似体験することで、仕事をする上での自分の強み/弱みが見えてくるはずです。自身の部活やサークル、バイトなどの学生生活の経験が、どう仕事に活かされるかを漏れなく捉えましょう。
2.働くことへの理解を深める
働く上で、大事にしたい価値観は人それぞれです。成長環境やワークライフバランス、企業風土など、サマーインターンの振り返りを通して、自分が何にこだわりを持って働きたいのかを考えるきっかけを掴みましょう。
ここで1つ留意点として挙げるとすれば、どちらも、自身が成長していくにつれて変化していくものであるということです。しかし、「自分にはこんな強みがあるのではないか?」「こんな働き方が自分に合っているかも」と仮説を持ってサマーインターン以降の就職活動に臨めるようになれば、それだけでも大きな成果を得ることができたと言えるでしょう。
Chapter.2 ワークシートを活用する
まずは、サマーインターンの振り返りを行う方法の1つである「ワークシートの活用」を紹介いたします。
ワークシートを使用する主なメリットは、自分の考えを構造的に言語化できることです。
自分のなかでは感覚的に分かっているつもりのことでも、いざ他人に話してみたり、文章に起こしてみたりすると、実際には考えが整理できておらず、上手く言語化できないことがあります。
つまり、自分の気持ちの理解を深めるためには、サマーインターンの振り返りもしっかりと言語化していくことが大事であると言えるでしょう。
ワークシートの形式は、Excelで作成しても良し、手書きでノートにまとめても良しです。ご自身がやりやすい形式を是非採用してみてください!

それでは、以下の3つの項目をメインに振り返りを進めていきましょう!
1.自分自身の振り返り
まずは、インターン内での自分自身のパフォーマンスに焦点を当てて振り返りを行います。
自分に何ができて、何ができなかったのかを整理し、自分の長所と短所の理解に繋げましょう。
そのために、経済産業省が発表している「社会人基礎力」のコンピテンシー(行動特性)がよく用いられます。
①主体性:物事に進んで取り組む力
②働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
③実行力:目的を設定し確実に行動する力
④課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
⑤計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
⑥創造力:新しい価値を生み出す力
⑦発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
⑧傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
⑨柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
⑩情況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
これら10の項目に対して、それぞれ自身のインターンでのパフォーマンスを元に1~5の評価をつけていきましょう。
例えば、①主体性は、リーダーのような立ち回りでなくとも、チーム内で自分自身の役割を全うすることができたと判断したならば、「5」を付けてあげましょう。
その上で、各項目を複合的に考慮することで、自身の強みと弱みを見出していけるはずです。
2.企業の振り返り
次に、サマーインターンに参加した企業の振り返りをすることで、自分自身の合う合わないへの判断に繋げていきましょう。
振り返りを行うべき項目としては以下が挙げられます。
・事業内容
・仕事内容
・職場の雰囲気
これらの項目に対して、働く上で魅力的に感じた点と逆に避けたいと思った点をそれぞれ理由と合わせて挙げていきましょう。同様のプロセスを、さまざまな会社のインターンに参加し、実施していくことで、それらの中から共通項を見出し、企業選びの軸が自然と定まってきます。
3.社員の振り返り
最後に、インターンで実際に接点を持った社員の方々に対して、自身が抱いた印象を振り返りましょう。
その企業で働く社員の方の特徴や志向性は、インターンに参加しなければ得ることのできない貴重な情報であることが多いです。
具体的には、
・尊敬できる社員はいたか、そしてそれは何故か
・心に残った言動とその理由
などを言葉に残し、現在働かれている社員の方と数年後の自分を重ね合わせてみてください。自分がどのような人と一緒に働きたいかだけでなく、そう思えた社員と現在の自分との間に、どれ程の差があるのかを確かめる良い機会となるはずです。

Chapter.3 サマーインターンは通過点
冒頭でも述べた通り、サマーインターンは多くの人にとって就職活動における開始時点、あるいは通過点の一つでしかありません。更に言えば、就職活動自体のゴールも社会人として世の門を叩く権利を獲得することに過ぎず、皆さんの本番はそれ以降の話です。
そのため、今回紹介した振り返りを実践し、自己分析に繋げていくなかでも、中長期的な視点を決してぶれさせることなく、今後の就職活動に臨んでいただければ幸いです。
コンサル志望就活生の、リアルな”サマーインターン振り返り”を紹介した記事も、ぜひ参考にしてみてください。
▼サマーインターン振り返りエピソードについての詳しい記事はこちら
”サマーインターン振り返り”コンサル志望就活生2名のリアルエピソード
https://recruit.zein.jp/newgrad/consulshukatsu/20211001-internship-episode/
いかがでしたか?
何事も、PDCA※のサイクルを回していくことで、自分自身のパフォーマンスが向上していくものです。サマーインターンに参加した時間をより有意義なものにするためにも、ぜひ今回紹介した振り返りの実践を行ってみてください!
※PDCAサイクル:Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の仮説・検証型プロセスを循環させ、品質管理など業務管理における継続的な改善方法。
<執筆/撮影:渡辺 藍>
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