皆さんは情報収集をどのように行っていますか?本記事では、手段の一つである「IR資料の活用」について紹介します。
IR資料の見方が知りたい方、他の就活生と差をつけたい方はぜひご覧ください。
Chapter.1 IR資料とは
IRとは、「Investor Relations」のことで、企業が株主などの投資家に対して行う情報提供をはじめとする広報活動のことです。まず、起業と投資家の関係をわかりやすく下記の図で説明します。

企業である以上、事業を行うには元手となる資金が必要です。そのため、企業にとっては「資金をどうやって調達するか」という観点が重要です。一方で、投資家にとっては、投資による損を回避するために、「ここに投資して大丈夫なのか?」という観点が重要になります。
そのため、企業が売上や利益、今後の事業プランなどの情報を開示することで、投資家に伝え投資を促すために使われるのがIR資料です。また、既に投資してくれている投資家に対して、実績を報告をすることで、透明性を向上させる役割も兼ねています。
Chapter.2 就職活動でIR資料を活用するメリット
実際のIR資料を見てみましょう。

こちらは、広告業界の株式会社サイバーエージェントのIR資料です。IR資料はビジネスに詳しくない人が見てもわかりやすく作成されています。この資料からも、右肩上がりの成長が一目でわかります。
決算報告書と聞くと難しいイメージを抱く方もいるかもしれませんが、近年のIR資料は非常に分かりやすく、学生でも理解しやすい資料が非常に多いです。また、IR資料は投資家に向けて社外公開するものであるため、信ぴょう性の高い公式情報であるという特徴もあります。
様々な企業の決算資料に触れることで、「どの会社の業績がどのくらい伸びているのか」「今後はどんな事業構想を描いているのか」を把握することが可能になります。

続いて、コンサル企業の株式会社ベイカレントの決算資料です。この資料からは、
①本当に必要な情報だけに絞られて記載されている
②将来の情報も記載されているため、企業の将来の展望がわかりやすい
③信ぴょう性の高い情報が記載されている
ということが分かります。
このようにIR資料を読むことで、多くの情報を得ることが可能です。
企業選びの参考にするほか、他の学生との差別化を図るためにもIR資料を活用することができます。
売上などの数値実績や来年度以降の事業構想について調べている就活生はあまり多くいません。面接でこれらの内容に言及できたら、大きな差別化につながると言えます。これは、IR資料を活用する最大のメリットと言えます。
Chapter.3 IR資料の見るべき観点
IR資料には、莫大な情報が掲載されています。その中でも就職活動に生かせる情報をまとめました。ぜひ参考にしてください!
①数値実績
┗ 企業全体の売上と営業利益
┗ 事業ごとの売上と営業利益
②業績分析
┗ ここ数年の概要(例:好調 or 不調など)
┗ 要因(例:なぜ好調/不調なのか。何が好調/不調なのか、など)
③事業の方向性
┗ 来年度目標
┗ 注力していく事業
IR情報は企業の情報を知るうえでとてもよい情報源です。ぜひ、IR情報にも目を通して就活対策を行ってみてください!
【引用元】
株式会社サイバーエージェント 2024年度通期 決算説明資料
( 決算発表 | 株式会社サイバーエージェント )株式会社ベイカレント 2025年2月期通期 決算説明会資料
(IR情報 | ベイカレント | Baycurrent)
<執筆/撮影:濱岡 聖朗>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。











