新卒採用

新卒でコンサルのリアルとは。コンサルタントに関する疑問まとめ

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この記事で分かること

Q1. 新卒で入社するメリットは?
Q2. 身につくスキルは?
Q3. やりがいを感じる瞬間は?
Q4. どのようなキャリアが多い?
Q5. 業務において何を大切にしている?

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皆さんの中には、「コンサルティングファームに新卒で入社すること」に漠然とした不安や疑問を抱えている方もいるかもしれません。確かに、情報が少ないと新卒でコンサルタントになることは不安ですよね。

そこで、コンサルタントに関する素朴な疑問を、ZEINの社員にインタビューしました。
様々な観点からコンサルタントに関する5つの疑問についてまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!

Q1. 新卒でコンサルティングファームに入社するメリットは?

A. 幅広い業界に携わることができる点と、自己成長に繋がりやすい点

新卒でコンサルティングファームに入社するメリットとして、若手から幅広い業界に携わることができる点が挙げられます。
コンサルタントは、多種多様な業界のプロジェクトに携わる機会に数多く恵まれています。そのため、様々な分野に興味を持つことができる人にとって、コンサルティング業界は最高の環境です。

また、年次に関わらずコンサルタントは高いレベルで業務を行うことが求められているため、自己成長に繋がりやすいと思います。優秀な人達とプロジェクトを共にする機会が多く、求められている業務のレベルも高くなるため、他の業界に在籍している同世代に比べて成長スピードが早くなると言えます。

つまり、多種多様な業界に携われることと、成長できる環境に身を置けることが、コンサルティングファームに新卒で入社するメリットと言えるでしょう。

Q2. コンサルティングファームに入社すると身につくスキルは?

A. 物事を構造化して整理するスキル

コンサルティングファームに入社すると、物事を構造化して整理するスキルを身につけることができます。

コンサルタントの役割は、クライアントの本質的な課題を解決することです。
本質的な課題を発見するために、コンサルタントはクライアントの業務を構造化して整理する必要があります。
例えば、クライアントが製造業種の場合なら、「部品の納入」→「製造」→「製造品の運送」など、業務を構造化して、業務を行う過程のどの部分に問題が存在するのかということを確認します。

クライアントが当たり前だと思っていることを構造化して整理することで、根本的な原因の発見に繋がります。また、問題を構造化して整理するスキルが必要なのは、コンサルタントだけではありません。このスキルを身につけることで、様々な業種で活躍することができると思います。

Q3. コンサルタントがやりがいを感じる瞬間は?

A. 自分の業務がクライアントにとって意味ある結果になった時と、成長を実感した時

自分の業務が、クライアントの成果に繋がった時にやりがいを感じます。

プロジェクト当初は、資料の作成やリサーチなど自分に与えられた作業をこなすことでいっぱいなため、プロジェクトの全体像をイメージすることが難しく、クライアントのサポートに貢献できているという実感は少ないかもしれません。しかし、プロジェクトが進むにつれてプロジェクト全体の姿が見えたり、自分たちの提案によってクライアントの手助けになったことが分かるとやりがいを感じます。

また、自分の成長を実感した時にもやりがいを感じます。

業務領域の幅が広くなると、プロジェクト内において上司から任せてもらえる業務の種類が増えます。自分の裁量が増え、任された業務に対して自由に取り組むことができると感じた時、成長を実感します。

Q4. コンサルタントはどのようなキャリアが多いの?

A. 同業他社に行くというキャリアが多い

コンサルタントには、同業他社に転職するというキャリアを選ぶ人が数多く存在します。

コンサルティングファームによって細かな違いや特色はありますが、「クライアントの課題を解決する」という主な役割はどのファームでも共通しています。そのため、「どんな環境で業務に取り組みたいか」ということをコンサルタントは大切にしています。具体的には、働く上での待遇や、ファームに在籍するメンバーといったことが挙げられます。これらの要素を考慮して、コンサルタントは同業他社に転職します。

また、同業他社に転職する場合には、自分の専門性に沿ったコンサルティング業務を行うことができるキャリアを目指します。
プロジェクトを数多くこなす中で、ITや会計、物流など自分が得意とする領域が分かってきます。自分の得意とする領域でコンサルティング業務に従事できるキャリアを選ぶようになるのです。

Q5. コンサルタントは、業務において何を大切にしているの?

A. クライアントに寄り添うこと

コンサルタントは、クライアントに寄り添うことを大切にしています。

クライアントの業務をサポートすることがコンサルタントの主な役割です。
そのため、「自分たちが何をやりたいか」ではなく、「クライアントが何をやりたいか」ということを本気になって考えます。

プロジェクトによっては、クライアントの理念や方向性などのしがらみが複雑に絡んで思うように動くことができない場合もあります。たとえそんな状況下でもコンサルタントは、クライアントに寄り添い、満足してもらえるような結果を出すことに全力を注いでいます。コンサルタントは、クライアントがやりたいことへのサポートを何よりも大切にしているのです。


いかがでしたでしょうか?
皆様のコンサルタントとして働く上での不安を解消する手助けになっていたら幸いです。

<執筆:白濱 恭太郎>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。