「企業選びがうまくいかない…」
「私はどこの企業に行きたいの?」
「自分のやりたいことって何?」
これらは、就活生が最初の方にぶつかる悩みであり、最も多くの就活生が苦しんでいる悩みでもあるのではないでしょうか。
そこで今回は「就活を始めてみたけど、壁にぶつかっている就活生」に向けて、幸先の良いスタートダッシュを切れるように「就活の全体像と現状把握」についてお話していきます。
就活の全体像を知ろう
人によって差異はあれど、一般的な就活の全体像は下記の流れであるといえます。
====================用語説明====================
(1-a)「自己分析」:自分自身のやりたいことや価値観などを言語化する。
(1-b)「業界研究」:各業界の特徴や種類などに関する知識を入手する。
(2)「企業選び」:「自己分析」と「業界研究」を踏まえて、自身が「入りたい」と思う企業を選ぶ。
(3)「選考」:企業の選考フローに沿って、自身と企業のミスマッチがないか確認する。
(4)「内定」:企業から「入社する権利」をいただき、自身が「入りたい」と思ったら受諾する。
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全体像を掴んだら、そもそも「就活のゴール」とは何かについて考えてみましょう。
「有名な大企業に入ること?」
「超成長できそうなベンチャー企業に入ること?」
このように、人によって異なりますが、全ての就活生に共通するゴールは「自分自身が納得感を持って働くことのできる企業に入社すること」ではないでしょうか。
自分が納得できていなければ、その企業で働くイメージはつきにくくなってしまいかねません。
自分が納得感をもって働くことのできる企業に就職するために就活で最も大事なのは「自己分析」「業界研究」「企業選び」の3つであると言えます。
これらを行うことで、自分の入りたい企業、働きたい業界を知ることができます。
そのため、しっかりと「自己分析」を済ませ、「業界研究」をしたうえで「企業選び」に着手しましょう。
自分の現状を把握しよう
企業選びに悩んでる方は、まず自分自身の現状を把握することが大事です。
企業選びをするためには下記の2つができている必要があります。
①自分のやりたいことや価値観が明確になっていること
②企業や業界に関する必要な情報を入手できていること
これらができていないと、納得のいく意思決定はできません。
表にしてみましたので、自分がどこに属するのかを当てはめてみてください。
①タイプAに該当する就活生
これに該当した就活生は、すでに企業選びの準備ができています。
あなたに必要なのは、「決心」だけです。
自分の理想を100%叶えてくれる、完璧な企業はこの世にありません。
自分の中にある「これだけは譲れない」「これだけは絶対にやりたい」という芯を見つけ、それを一番実現できそうな企業を選びましょう。それでも悩んだら、自分が抱えている悩みを友人や先輩、両親などに共有し、思考を整理するのを手伝ってもらいましょう。
②タイプBに該当する就活生
これに該当した就活生は、企業選びまであと一歩です。
あなたに必要なのは「自己分析」です。
すでにいろいろな業界知識や企業情報を入手している以上、その過程でなんとなく「自分がどこに喜びを感じるのか」「何に対して楽しいと思ったのか」「何に対して不安を感じるのか」などの気づきがあるはずです。
それらをもう少し具体化に言語化してみましょう。
▼自己分析についての詳しい記事はこちら
自己分析の意味や目的とは?
https://recruit.zein.jp/newgrad/consulshukatsu/20191024-self-analysis/
③タイプCに該当する就活生
これに該当した就活生は、企業選びまであと一歩です。
あなたに必要なのは「情報」です。
自分の中のやりたいことや価値観はすでに明確になっているので、あとは必要な情報を入手し、じっくりと検討する時間を設けましょう。
▼情報収集についての詳しい記事はこちら
【情報収集の裏技】社員との交流による情報収集方法
https://recruit.zein.jp/newgrad/consulshukatsu/20191024-information-gathering/
④タイプDに該当する就活生
これに該当した就活生は、まだ企業選びのフェーズに入らず、しっかりと自己分析と情報入手を行いましょう。
今の状態のまま、いきなり「ここに入りたい!」と絞ってしまっても、選考を受けてる過程で違和感をおぼえたり、最悪の場合は入社してから「ここじゃなかった…」と感じるケースになったりする可能性があります。
冒頭に記載してある通り、
①自分のやりたいことや価値観が明確になっていること
②企業や業界に関する必要な情報を入手できていること
これら2つと真摯に向き合いましょう。
以上、今回は「就活の全体像と現状把握」についてまとめてみました。
ご覧いただきありがとうございました!