新卒採用

【情報収集の裏技】社員との交流による情報収集方法

  • 就活Tips
  • 就活情報の集め方

この記事で分かること

・情報収集とは
・社員との交流による情報収集方法
・社員と親しくなるきっかけの作り方

  • facebook
  • X
  • LinkedIn

「説明会に行ったりOB/OG訪問をしたりしないと、情報が全然手に入らない…!」

就活生の皆さんは、このような悩みを抱えたことはありませんか?
周りの就活生が「今日〇〇会社の説明会行ってきた」「OB訪問のついでにランチしてきた」などと会話したり、SNSに投稿しているのを見ると、ついつい焦りを抱いてしまいますね。

しかし、説明会に行くこととOB/OG訪問をすることだけが、就活における情報収集の全てではありません!

情報収集に苦戦する就活生に向けて、情報収集の裏技を届けします!

情報収集とは

Q.なぜ情報収集が必要なのか?

就活のゴールである、「納得感を持って働くことのできる企業に入社するため」です。
就活生にとって売り手市場のこの現代、選択肢は企業側にだけではなく、就活生側にもたくさん与えられます。その時に、自らの意志で選択をするためには「より客観的で」「根拠のある」情報を出来るだけ多く持っていないと、確実に不利になります。

Q.どんな情報を収集しないといけないのか?

具体的なカテゴリについては人によって異なりますが、全就活生に共通するのは「自分が就活で軸としているカテゴリの情報」です。
何故なら、前述の通り情報を集めて意思決定をすることが目的であり、情報を集めること自体は目的ではないからです。最低でも意思決定の判断材料になる情報を集める必要があります。

企業を構成する要素の一例

社員との交流による情報収集方法

Q.説明会とOB/OG訪問以外の他の方法とは?

色んな業界・職種の社員さんと親しくなって、直接裏側の話を聞くことです。

実際に私がインターン生時代に行っていたのは、長期インターン先の中途社員と親しくなり、いろんな業界の人とランチや飲みに行くことです。これだけで、情報は十分に集まります。

Q.飲み会での情報は信憑性がないのでは?

いえ、逆だと思います。むしろ説明会の方が台本があって話すことは決まっていますし、OB/OG訪問も営業時間中だから本音を話しづらいのではないでしょうか。
より普段に近いありのままの情報が知りたいのならば、飲み会での交流によって情報収集をすることをお勧めします。

Q.飲みの場にするメリットは何?

1つ目は「時間短縮」で、2つ目は「よりリアルを知れる」ということでしょうか。

何故「時間短縮」になるのか、それは調べても出てこない内容を知る最短ルートだからです。

2つ目の「よりリアルを知れる」とは、飲み会で親しく話をさせていただくと、緊張が緩んで何でも話しやすくなるからです。
説明会では聞きづらいような質問もお酒の場なら聞きやすくなります。そのため、説明会よりもリアルな話が聞けるというメリットがあります。

Q.まだ未成年だからお酒が飲めないけれど…

確かに未成年の方もいますよね。それでもソフトドリンクで参加するのがおすすめです。
難しければ、まずはランチに行くのはいかがでしょうか。

社員と親しくなるきっかけの作り方

Q.きっかけをどうやって作るか?

私は長期インターンが最初のきっかけでした。インターン先のいろんな中途社員と仲良くなり、前職の友人や後輩などを紹介してもらいました。
その人たちとも飲みに行き…を繰り返しているうちに、気づいたらいつの間にか色々な知り合いが増えました。

今では「この業界の話聞いてみたいな~」と思ったら、「この人に聞けばわかる!」「あの人ならだれか知り合い紹介してくれそうだ!」とすぐに思いつくほどになりました。

Q.長期インターンはやらないとだめか?

大学2〜3年生で、時間がたっぷりあるならやった方がいいと思いますが、短期インターンで仲良くなった社員としっかり交流を深めて、徐々に交流の輪を広げていくのもアリではないでしょうか。

Q.4年生に向けて、長期インターン以外に方法はないのか?

たくさんあります!各社が開催しているMeet Upは、まさにうってつけだと思います。
また、Facebookのイベント検索機能もおすすめです。
今では「学生×社会人」のイベントが増えているので、それを活かさない手はありません。

Q.イベントに行ったら何をすればいいのか?

社員と交流を持つために、忘れずに行うこと2つあります。
「この人と仲良くなりたい!」と思う社会人がいたら、

 ①FacebookやLINE、名刺でもなんでもいいから連絡先を交換しておくこと。
 ②その日のうちに必ずメッセージを添えて自己紹介しておくこと。

①はもちろんですが、②は意外と盲点です。連絡先を交換して終わり、では意味はほぼないです。

大事なのは「その日のうちに」「何のイベントで知り合った」「どこの誰なのか」をメッセージで送り、覚えてもらいやすいよう自己紹介することです。
記憶が薄れる前にちゃんと自己紹介をしておけば、後日メッセージを送ったときにリアクションをしてもらいやすくなります。

この2つは欠かさずにやりましょう。

名刺をもらって終わりにしている学生が多いですが、何のためにメールアドレスが書いてあるのかを考えたら、もらって終わりにするのがもったいないと気づくはずです。


このように説明会やOBOG訪問だけでなくさまざまな情報収集の方法があります。
情報収集の選択肢が説明会とOBOG訪問しかないという先入観はどんどん捨てて、色々な方法で情報を収集しに行きましょう!

<執筆:濱岡 聖朗>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。