自立と成長に繋がる、ZEINのメンター制度とは

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この記事で分かること

・メンター制度とは
・メンター制度の活用事例

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インタビュイー紹介

一関 由美子(いちのせき ゆみこ)
千葉大学出身。新卒で保険会社のユーザー系Slerへ入社し、資産運用システムの開発/保守やバッケージシステム導入のリーダーを担当。人材系企業へ転職後、エンジニア向けのキャリアアドバイザーを経験し、新卒のキャリア支援ベンチャーへの転職を経て、人事へ転向。大手人材派遣会社を経て2022年4月にZEINに1人目の人事として参画。双子のママとして子育てに奮闘中。

メンター制度とは?

一般的なメンター制度とは、先輩社員が後輩社員の会社生活全体を支援する制度です。業務やキャリア形成に関する相談から、社内の人間関係に関する相談など、支援の範囲はさまざまです。

ZEINでは、新卒社員を対象に実施しています。メンター制度によって、初めての社会人生活を安心して送ってもらい、集中して業務に携われるよう、先輩社員に気軽に相談できる環境を整えています
また、新卒社員が親近感を持って相談できるよう、相談役であるメンターは新卒入社3, 4年目の先輩社員が担当します。

メンター制度導入の目的を教えてください。

目的は以下の3つが挙げられます。

・コンサルタントとしての自立と成長
・カルチャー理解の促進
・精神面のケア

新卒社員が抱える「業務や会社生活全般における悩み」について、先輩社員の経験をベースにアドバイスを行ったり、解決策を一緒に考えることによって、不安解消の支援をしています。また、ZEINのカルチャーを理解することも目的の一つとしています。

 

メンター制度の活用事例

メンター制度の具体的な施策を教えてください。

ZEINでは、以下の3つの施策を行っています。

・個別面談
・懇親会
・クロスランチ

個別面談は、入社半年までは月に1度行っています。それ以降は、メンティー(新卒社員)の希望する頻度に合わせて実施しており、多くの社員が2,3ヶ月に1度行っています。メンターとの面談に期限はなく、半永久的に実施可能です。

懇親会とクロスランチは、メンターや新卒入社2,3年目の社員が主導となって行われる食事会です。メンター以外の先輩社員との交流の場として実施しています。

個別面談では何について話しますか?

個別面談では、プロジェクトワークや会社生活上で発生する悩み相談やZEINのカルチャーをベースに1ヶ月の振り返りを行っています。

メンターが変わることはありますか?

希望や状況に合わせ、メンターが変わることがあります。
メンターが変更されるのは、ペア同士が同じプロジェクトに配属された場合が多く、相談相手が直属の先輩となってしまうため、プロジェクト外の社員に変更するようにしています。
 

次の成長につながる制度

メンター制度を実施して良かったことはありますか?

新卒社員たちが、より早い段階で会社の雰囲気に馴染めるようになったことです。
また、メンター側にも効果があると感じています。その効果とは、先輩としての自覚と言語化能力の向上です。

前者に関しては、今までは教えてもらうことが多く、受動的になりやすい状況から、自分が教えてサポートする側になることで、先輩としての自覚が芽生えているように感じます。

後者に関しては、自分が相手に伝える立場になることで、今までの経験を整理し、自分が理解していることを言語化する力がつくため、その人自身の成長にもつながっていると思います。

今後のメンター制度の方針についてお聞かせください。

改善したい点は2つあります。
1つ目は、メンター制度の内容を整理することです。制度を通して会社をより強くするためには、カルチャー理解の促進が必要と考えています。そのため、今後は個人面談の内容にその要素を増やしたいと思っています。

2つ目は、メンティーの対象を新卒社員だけではなく、中途採用社員に広げることです。中途入社者が増えてきているため、本制度を適用することで、早期に会社に馴染み、パフォーマンスを上げることができると考えています。
社員全員が、最も自分の実力を発揮できるような職場環境を整えたいと思っています。

<執筆/撮影:大西 萌>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。