【プロジェクト紹介】ローカル5Gを活用した風力発電の設備利用率向上によるカーボンニュートラル社会の実現。総務省「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」に採択

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この度、ZEIN株式会社が参画するプロジェクト『ローカル5Gを活用した風力発電の設備利用率向上によるカーボンニュートラル社会の実現』が、令和4年度・総務省「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」に採択されました。

総務省報道資料
「令和4年度 課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」実証事業企画概要(開06)

プロジェクト概要

株式会社秋田ケーブルテレビ(秋田県秋田市八橋南1-1-3)、NECネッツエスアイ株式会社(東京都文京区後楽2-6-1 飯田橋ファーストタワー)、株式会社Dshift(大阪府大阪市西区京町堀1-7-9 東洋ビル8F)、関西電力株式会社(大阪府大阪市北区中之島3-6-16)、ZEIN株式会社(東京都港区芝5-3-2 +SHIFT MITA 2F)、国立大学法人東京大学(東京都文京区本郷7-3-1)、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(東京都中央区京橋1-12-5 京橋YSビル4F)、秋田県(秋田県秋田市山王4-1-1)は、株式会社秋田ケーブルテレビを代表機関とするコンソーシアムを形成し、令和4年度・総務省「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」において、『ローカル5Gを活用した風力発電の設備利用率向上によるカーボンニュートラル社会の実現』を提案し、採択されました。

日本においては、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けて、洋上風力発電の主力電源化が期待されていますが、ライフサイクルコストの約35%を占める運転保守のコスト低減が大きな課題となっています。

本事業では、ローカル5Gを活用してドローンが撮影した風車ブレードの保守点検画像をリアルタイムで伝送し、即時確認・解析するシステムの確立を目指します。これにより、保守点検のための発電停止時間(ダウンタイム)を最小化し、発電設備の利用率向上を実現します。

今後、風力発電の急速な導入拡大によってメンテナンス需要も急増すると考えられるため、本事業で実現したシステムを地域の産業創成や持続的な雇用機会の確保に繋げてまいります。

引用元:https://pubpjt.mri.co.jp/publicoffer/hprldu00000002l1-att/20220725_R4local5g-kaihatu_gaiyou1104.pdf


【コンソーシアム構成メンバーの役割について】

写真左:Y.K.
慶應義塾大学法学部出身の現在35歳。新卒で大手ISPに就職し、金融システムの開発から運用まで、プロジェクトマネージャーとして従事。三年目に外資系生命保険会社へ転職し、後に国内戦略系コンサルティングファームへ転職。その後、スタートアップにて飲食店向けのBPO事業の立ち上げに参画した後、ZEINに入社。美味しいお酒と食べ物、子供たちと遊ぶことが大好きな二児の父。

写真右:A.H.
中央大学文学部人文社会学科日本史学専攻を2022年3月に卒業。大学時代は家電量販店のアルバイトに励み、趣味である旅行を楽しんだ。今一番行きたい場所は香川県にある豊島。日本や海外の美術館を訪ねたい。

Y.K.:
本案件における「ローカル5G」、「洋上風力発電」の2つのキーワードは、今後の日本の在り様を左右する重要なテーマの一つです。
特に、本実証は洋上風力発電事業の成功を左右する重要なファクターの一つとなる可能性が高く、社会的意義の大きい、やりがいのある仕事です。その分、負担も大きくプレッシャーもありますが、やり切った時には、ZEINとして大きな実績となり、個人としても人に自慢できる仕事にもなると思うので、熱量高く取り組んでいます。

A.H.:
新卒一年目から規模の大きい案件に携わることができ、日々多くの学びとやりがいを感じています。まだまだできることは少ないですが、それでもプロジェクトの一員として目の前の業務を精一杯取り組み、貢献していければと思っています。

<執筆/撮影:向井 達哉>
※本記事掲載の情報は、公開時点のものです。