インタビュイー紹介
プロフィール:大杉 桜樂(おおすぎ おうか)
大和大学政治経済学部政治行政学科を2020年3月に卒業。今年1月の結婚を機に徳島でフルリモート勤務している。最近の趣味は、運動不足解消の為に始めた水泳と様々な調味料を試すこと。
学生時代の「就活の軸」
学生時代の「就活の軸」は何でしたか?
3つありました。
1つ目は、企業の成長をサポートすることです。
以前、新卒インタビューでもお話したのですが、親が会社を経営しているため、経営者をサポートするコンサルタントの姿を間近で見てきたことから、to Bで企業の成長をサポートができる仕事に就きたいと考えていました。
2つ目は、個々に合ったサポートができる環境での仕事です。
1つ目の軸の「企業の成長をサポートすること」やお客様となる企業の方と社内の方々に寄り添える、そして寄り添ってくれる環境で働きたいと強く思っていました。
3つ目は、組織の立ち上げに参加することです。
高校で生徒会長として学校運営に携わったり、大学では政治経済学部1期生として学生団体を設立したり、一から学園祭の企画などを行っていました。これらの経験から、新しく組織を作り上げていくことに興味があったため、大手よりベンチャー、その中でも最近新卒採用を開始した会社に興味がありました。
2つ目の「個々に合ったサポートができる環境での仕事」という軸の決め手は何だったのでしょうか?
学生時代に複数の店舗で飲食店アルバイトをしていた際の経験です。
働いていたお店のなかには、マニュアル重視のお店もあれば、お客様の要望に合わせて柔軟に対応できるお店もありました。マニュアル通り接客することも大切ですが、接客した際のお客様のリアクションは後者の方が良く、お客様の時間を彩ることができました。この経験から、個々に合った対応やサポートの重要性を感じ、就活の軸にしていました。
入社の決め手は、個々に寄り添った環境
ZEINは、大杉さんの「就活の軸」とどのようにマッチしていたのでしょうか。
全ての軸がZEINに当てはまっていますが、決め手となったのは「個々に合ったサポートができる環境での仕事」と特にマッチしていたことです。そう感じたのは、ZEINのカジュアル面談をしたときのことです。
一般的な面接などの選考フローにおいては、企業側が聞きたいことを聞くことが多いです。しかし、ZEINのカジュアル面談では、面接官から「ZEINを受けている中で疑問や悩みはある?」と聞いてくださったことが印象に残っています。悩みに対して真摯に向き合ってくれる相互的なコミュニケーションを取ることができ、クライアントにも同様に寄り添っているのだろうなとイメージがつきました。
また、実際に自分がZEINで働き始めてからも、寄り添っていると確信することができ、ZEINがクライアントと社員に寄り添う姿勢が垣間見えました。
実際に入社してみて、ギャップはありましたか?
入社してからも変わらずに、寄り添う姿勢があることを強く感じています。
社内には、クライアントの課題や社員同士の悩みに対しても、自分事として一緒に考える人が多いです。クライアントの悩みに対して「コンサルタントの経験から良いと思ったこと」を提案するだけでなく、クライアントが置かれている状況をどう解決していきたいかを意識して提案する社風がZEINにはあります。それが、「社員全員が一丸となってクライアントと自社の成長にコミットする。」という、ZEINが掲げるミッションに表れていると思います。
また、一緒に働いているメンバーに対しても、それぞれの成長の形とは何かを一緒になって考え、見守ってくれる部分が魅力ですね。
就職活動中の「気づき」
就職活動中の「気づき」があれば教えてください。
自分の価値観を言語化したことで、自分が何を大切にしているか、逆に優先順位が低いことは何なのかに気付くことができました。
当時は意識していませんでしたが、就職活動中に様々な業界や企業の目指す未来を知ることができたのは良かったと感じています。もし志望する企業が決まっているのであれば、その企業のクライアントになりそうな業界を調べてみることをおすすめします。そうすることで、その企業や業界の目指す未来と、自分がその企業のために何をしたいのかがリンクし、就職活動の方向性が決めやすくなるかもしれません。
私の場合は、クライアントの求めていることや考えていることをイメージしやすくなりました。
コンサル就活で意識されたことやコツはありますか?
考え抜くことを意識しました。
自分の特徴やなりたい姿、どのような考えを持って人生を歩んできたのかを、表面的ではなく、背景にある思考プロセスをしっかり踏んで言語化することが大切です。どれだけ考えたかが、就職活動の結果に大きく影響すると感じました。
コンサル就活は、面接の場面などで、考えが浅はかなところを見透かされているなと感じることが多かったです。大変ではありましたが、後から振り返ると自分自身を見つめる良い機会になりました。社会人になってからも考える癖がつき、今にも活きています。
大切なことは失敗を恐れない姿勢
実際に入社してみて、コンサルタントとして何が求められていると感じますか?
入社してから3年目なのですが、失敗を恐れない姿勢が求められていると感じます。
私は慎重派で、失敗しないよう入念に準備をして実行に時間がかかるタイプです。しかし、新卒1年目の研修の際に「取り返しがつく範囲で失敗はした方が良い。失敗しても上のメンバーがサポートするから、果敢に挑戦していく姿勢を持って欲しい」と言ってもらった経験があります。失敗しないようにと石橋を叩いて渡らないままでいると、いつまでも成長できません。
まだまだ、慎重な部分はありますが失敗を恐れない姿勢を持って挑戦を続けていくことを意識しています。
ZEIN JOURNALをご覧の皆さまへ。
失敗を恐れない姿勢を意識してみて欲しいです。
学生だからこそ、まだ失敗が許される部分もあると思います。就職活動や学生生活などで色々とチャレンジすることが、後々の学びにつながると思います。
また、誰が読んでも同じ意味に捉えられる、正確な文章の書き方を学んでおくことが重要だと思います。
これは社会人になっても、必ず役に立つ力です。社会人となり感じたことは、本当に様々な人がいるということです。バックグランドや生き方、価値観などが違うため、同じ文章でも受け取られ方が異なることがあります。受け取った人全員に、同じように意味が伝わる文章を目指してみてください!
<執筆/撮影:巽 愛菜>
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